
バイカーズパラダイス南箱根をジャックして開催されたHusqvarna Motorcycles BRAND MEETING 2023。当日は200台近くのハスクバーナ・モーターサイクルズオーナーがエントリーした。特徴的なスタイリングで纏められたデザインは、一台で見てもインパクトがある物だが、これほどの数が集まると圧巻である。
イベント参加費は無料。特設サイトを通じて事前参加申請を行った方には、全員にイベントオリジナルステッカーとハスクバーナ・モーターサイクルズの120周年記念ステッカーがプレゼントされた。
自身もライダーでありAKB48の元メンバーで現在はタレントとして幅広く活躍されている平嶋夏海さんがゲスト参加。トークショーのほかライディングチャレンジなども率先して参加し、イベントを盛り上げてくれた。
2023年4月22日(土)、バイカーズパラダイス南箱根にて『Husqvarna Motorcycles BRAND MEETING 2023』が開催された。
関東近郊からはもちろん、関西や遠くは北海道からなど、全国各地から集まったハスキーたち。普段はSNSやブログ、ユーチューブなど、オンラインでの繋がりはあるものの、リアルコミュニケーションはこの場所が初めてという方も多く、用意された様々な催し物を楽しむことはもちろんハスクバーナ・モーターサイクルズオーナー同士の親睦を深めるための場としても最適なイベントとなった。
イベント開始時刻の9時前から続々と集まってくるハスキーたち。125/250/401/701と各排気量が勢ぞろいしたスヴァルトピレンとヴィットピレン、ハスクバーナ・モーターサイクルズ初のアドベンチャーモデルとして新たな世界を切り拓いたノーデン901などをはじめとした、ニュージェネレーションズだけでなく、旧モデルなども集まってきた。
受付を済ませたらいよいよミーティングのスタートだ!
イベント当日はハスクバーナ・モーターサイクルズがバイカーズパラダイス南箱根をワンデイジャック! ドリンクカップをはじめ、各所にハスクバーナ・モーターサイクルズのロゴが溢れかえっていた。
バイカーズパラダイス南箱根の中にはハスクバーナ・モータサイクルズの2023最新モデルラインナップが用意された。実際に跨り足つき性やライディングポジションを確認する参加者も多かった。
イベントの司会進行役を務めていた竹内さくらさんがデザインされたイベントオリジナルTシャツが販売された。購入してすぐに着用するハスキーも多く、熱いブランド愛が伝わってきた。
ミーティングではハスクバーナ・モーターサイクルズ正規ディーラーやメーカー推奨オイルであるモトレックスを取り扱うデイトナのブース設置、カスタムコンテスト、幅広い分野で活躍中のタレント平嶋夏海さんのトークショー、スヴァルトピレンを使いパイロン区間を定められた時間に揃えて通過するライディングチャレンジ、じゃんけん大会などなど、様々な催しが用意された。
中でもライディングチャレンジは規定タイムの15秒に、100分の2秒差という驚愕のタイムをたたき出した方が2名おり、頂上決戦が行われるなど白熱した盛り上がりを見せた。
カスタムコンテストは平嶋夏海さんやハスクバーナ・モーターサイクルズのスタッフが、会場内のバイクを一台ずつチェックして回り5台を選出。さらにその中から最優秀賞が選ばれた。今回実際に参加して思ったのは、どの車両もカスタマイズを楽しんでいる、ということ。ただでさえノーマルでオリジナリティのあるデザインであるにも関わらず、工夫してそれをさらに引き立てており、それぞれの個性的なモディファイを見て回るだけでも楽しめた。
イベントを締めくくったのはじゃんけん大会だ。ハスクバーナ・モーターサイクルズ純正エクイップメントや、デイトナが協賛したインカムやヘルメット消臭器など豪華な景品が多数用意されていたぞ。
実はイベント当日は時折雨が降るものだった。会場が標高の高いバイカーズパラダイス南箱根ということもあり、天候は常に変わり気温も低かったのだが、それにも関わらず参加者は終始笑顔がこぼれていたことが印象に残っている。幸せな時間が伝わってくる素敵なイベントであり、きっと来年もこの地に集うことだろう。
それでは写真を交えながら、ミーティングの様子を紹介していこう。
ミーティングの会場には、ハスクバーナ・モーターサイクルズ川崎中央、ハスクバーナ・モーターサイクルズ世田谷、ハスクバーナ・モーターサイクルズ柏、モトワークスヤマモト、モトレックス(デイトナ)のブースが建ち並んだ。どのブースも特色が持たされていた。
ハスクバーナ・モーターサイクルズの純正エクイップメントは、どれもスタイリッシュで物欲を刺激するアイテムが多い。イベントに出店していたブースではアウトレット価格で提供されており、試着や購入する参加者の姿が多く見られた。
ソロライドやグループで、またはカップルで参加という方がほとんどだったが、中にはお子さんとタンデムで来場された方も。最初は緊張気味だったお子さんも、徐々にイベントの雰囲気に慣れ楽しんでいた。
ハスクバーナ・モーターサイクルズ川崎中央のブースでは、ローダウン仕様のスヴァルトピレンが用意されていた。足つき性の問題でハスクバーナ・モーターサイクルズを諦めている人もいると考えられ、こういった試みをしてくれることは心強い。
北海道からの参加車両を発見! 今回のミーティングでの遠来賞(のはず)。このほかも関西、中部エリアからのナンバーなど、全国各地からイベントを目指してきたハスキーは多かった。
カスタムコンテストは平嶋夏海さんがイベント会場をまわり、参加者が乗ってきたバイクのカスタムを一台ずつ確認。その中から選ばれた5台が最終選考に進んだ。
カスタムコンテストで選考されたファイナリスト5車には、ハスクバーナ・モーターサイクルズのランヤードがハンドルに着けられていた。自分の車両に戻り驚いた方もいたことだろう。
用意されたスヴァルトピレンを使い、パイロンが並べられた区間を15秒になるべく近いタイムで通過するというルールが設定されたライディングチャレンジ。平嶋夏海さんがトップバッターで挑戦し約14秒、お見事!!
ライディングチャレンジへの参加者にはもれなくハスクバーナ・モーターサイクルズのステッカーシートが配られた。挑戦する気持ち、それだけでも大切。ミーティングに参加したよい思い出になるだろう。
15秒という規定タイムから100分の2秒差でゴールしたツワモノが2名! その2人が頂上決戦を行うことになり、勝者にはハスクバーナ・モーターサイクルズキャップが贈られた。
カスタムコンテストのファイナル選考には漏れてしまったものの、オリジナリティのあるカスタムを楽しんでいる車両には、マグカップなどのノベルティがハスクバーナ・モーターサイクルズのスタッフから配られた。
カスタムコンテストのファイナルにて特別賞に選ばれた2台。フロントカウルが装着された八島颯也さんのヴィットピレン401と、ニワトリの衣装を着用していたことから、平嶋夏海さんに”からあげくん”と呼ばれていたHN黒猫きゅういちさんのスヴァルトピレン401。
カスタムコンテストにおいて優秀賞として選ばれたのは、グリーンのオリジナルペイントやマフラーなどスタイリッシュに纏められたHN底が抜けたゴミ箱さんのヴィットピレン701と、マップホルダーなどが装着されラリーへの参戦体制が整っている鈴木幹さんの701エンデューロの2台。
カスタムコンテストファイナリスト、栄えある最優秀賞に選ばれたのは、エイトボールをモチーフに纏められた岩松俊美さんのヴィットピレン401。ちなみに平嶋夏海さんファミリーのラッキーナンバーが”8”だから選ばれたというのは都市伝説。