ロイヤルエンフィールド千葉(バイクショップBEAT!)がオープンしたのは、今から1年程前の2022年3月のこと。千葉県に誕生したロイヤルエンフィールド正規ディーラーとして、既存ファンのみならず、新たなユーザーからも親しまれているのだが、インターネットなどを通じて同店を利用した人たちの口コミコメントを見ると、どれも高い評価をつけていることが分かった。普段あまり口コミサイトのコメントなどを信用しない私は、実際にどのようなショップなのかが気になり、ロイヤルエンフィールド千葉へ行き、実際の様子を伺い知ることにした。
都心部から高速道路を使い千葉県へ。最寄りとなるインターチェンジで下り、クルマを走らせること15分でロイヤルエンフィールド千葉へと辿り着いた。ショップの前には数台のロイヤルエンフィールドが置かれており、見たところどれも試乗車のようである。店内に足を踏み入れると、現行モデルのロイヤルエンフィールドが数多く並べられていた。今年の入荷便が入ってきたところだと言っても結構な台数である。私は店長を務める飯島さんから、ロイヤルエンフィールド千葉がオープンに至ったいきさつから話を伺うことにした。
「ロイヤルエンフィールド千葉(バイクショップBEAT!)は、これまでバイク業界での仕事を経験した人間が集まって開店しました。私自身もそもそも大手バイク販売店に身を置いていたのですが、当時からロイヤルエンフィールドの車両を好み、多くの車両を扱ってきました。ロイヤルエンフィールドの魅力はまずレトロな雰囲気にあると思います。そして走らせてみると見た目だけではなく、乗り味にも古き良きモーターサイクルを今に伝える心地よさがあります。例えばエンジンの回転を引き上げなくてもしっかりと走り、それが気持ち良いのです。さらには素直なハンドリングなのでワインディングなどを走らせるのも楽しめます。現代のバイクでありながら、懐かしさを感じられる。これはロイヤルエンフィールドの大きなポイントです」と飯島さんは話してくれた。
飯島店長の話は、その言葉一つひとつから、ロイヤルエンフィールドのこと自分自身が本当に好きであり、それがユーザーから共感を得ているのだと伝わってくる。そして飯島さんは続ける。
「何かでロイヤルエンフィールドのことを知り興味を持っても、実車を見ることができるところはまだまだ少ないです。それにカタログで掲載されているカラーリングと実車との色の差は結構あるのです。だからこそロイヤルエンフィールド千葉ではできるだけ多くの車両を在庫しており、さらには見るだけではなく乗れる試乗車を用意しています。これまで海外のバイクが好きで多数触ってきました。その経験からも“外車はコストと手間がかかる”と皆さんが考えていることも重々承知しています。ただし、現在のロイヤルエンフィールドは本当にトラブルが少ないのです。1年で50台以上、新車のロイヤルエンフィールドを販売してきましたが、大きな問題は一つもありませんでした。ロイヤルエンフィールドはバイクのある生活を豊かな気持ちにしてくれる道具です。不安なく心から楽しんでもらうことができるためのサポートをお任せください」。
店の雰囲気も良く、スタッフの対応も素晴らしい、メンテナンスの技術も高くアフターサービスも安心できる。これは良い口コミが広がるはずである。提灯記事にする気持ちはないが、ロイヤルエンフィールドライフを楽しむためにお勧めできるショップだと思えた。