バイクライフを満喫できる絶好のロケーションに建つ
ロイヤルエンフィールド岡山

掲載日/2022年3月18日
取材協力/ロイヤルエンフィールド岡山(PADDOCK)
取材、文、写真/小松男
構成/バイクブロス・マガジンズ

ロイヤルエンフィールド岡山は、アイアンとウッドを組み合わせて作られたモダンなバイクショップだ。在庫車も多数取り揃えられているぞ。

レーサー仲間が集まるカフェをルーツにもつバイクショップパドックが運営する『ロイヤルエンフィールド岡山』。これまで様々なバイクブランドを取り扱ってきただけでなく、自社開発する3輪モビリティなども手掛けているマルチなショップだ。現在はロイヤルエンフィールドを主軸として、岡山エリアのロイヤルエンフィールドライフを支えている。

ロイヤルエンフィールド岡山のスタッフ岡本篤さん。現行ロイヤルエンフィールドはどれも完成度が高く、コストパフォーマンスに優れているが中でもコンチネンタルGTがお気に入り。

ユーロ5をクリアした最新ヒマラヤ。メーターの右側にはロイヤルエンフィールド独自のナビゲーションシステム、トリッパーが備わっている。後付けのナビを付ける必要がなく、コックピット周りがスッキリできるのもトリッパーの魅力。

ロイヤルエンフィールドを使い、幅広く楽しめるバイクライフを提案

世界最古のモーターサイクルブランドとして知られているロイヤルエンフィールド。そもそもロイヤルエンフィールドは1800年代終盤にイギリスで誕生したブランドであった。1900年代に入ると、バイクの性能は進化してゆき様々なモデルを輩出、レースなどでも活躍するようになる。その後もさらに性能を向上させながら現在に続いており、日本にも多くのファンを持つようになった。そのような長い歴史を持つロイヤルエンフィールドを取り扱うロイヤルエンフィールド岡山は、どのようなショップなのだろうか。

ロイヤルエンフィールド岡山を運営するパドックは、岡山県津山市にある。ショップから少し走ると爽快なワインディングロードを満喫することができ、この地がバイクライフを楽しむのにも最適だと分かる。モダンな外観を持つ店舗はおのずとプレミアムな雰囲気を感じさせてくれ、ロイヤルエンフィールドというブランドにも非常にマッチしている。店内に足を踏み入れると、INT650、コンチネンタルGT650、メテオ350、ヒマラヤなど、現在のロイヤルエンフィールドの主要モデルがずらりと並べられていた。

「パドックは40年以上の歴史を持つバイクショップで、長くお付き合いいただいているお客様も多いのです。その方々からもロイヤルエンフィールドは支持されており、大型クルーザーからの買い替えや、日頃の足として増車される方などもいらっしゃいます。以前はマニアックな印象があったロイヤルエンフィールドですが、扱いやすいツインエンジンを搭載したモデルが登場したことで万人受けし、これまでロイヤルエンフィールドに興味がなかったライダーや若いライダーなどもパドックに訪れるようになりました」と話してくれたのは、パドックの岡本篤さんだ。自身もロイヤルエンフィールドが好きで、中でもコンチネンタルが気に入っていると言う。

ロイヤルエンフィールド岡山の店内に飾られたビンテージプレート。創業から約130年もの長い歴史を持つロイヤルエンフィールド。その間には世界中で様々なことが起こり、同社もロゴや資本が変わった。

カフェレーサー、スポーツネイキッド、アドベンチャーモデル、クルーザーなど幅広いスタイルをラインナップするロイヤルエンフィールド。クラシック350の登場も控えており、今後も目が離せない。

ロイヤルエンフィールド岡山は、バイクショップと言うよりも、オシャレなカフェのような雰囲気だ。ゆったりとくつろぎながら、ロイヤルエンフィールドを選べる贅沢な空間となっている。

今後はレンタルバイクも用意し気軽に触れてもらいたい

「メテオ350が登場したことも、最近のロイヤルエンフィールドのトピックスでした。普通自動二輪免許で乗れることや、リラックスしたライディングポジションをとれるクルーザースタイルということで注目され、エントリーライダーやリターンライダーにも人気のモデルです。新生ブリットとも捉えることができるクラシック350も、もうすぐデリバリーが開始されます。これもヒットすることと思います。ユーロ5規制をクリアした現行ヒマラヤとメテオ350にはロイヤルエンフィールド独自のナビゲーションシステム、トリッパーが装備されています。これも他のメーカーには無い便利装備となっており、是非とも体感して欲しいです。

ロイヤルエンフィールドはまだまだ日本でマイナーなブランドです。だからこそ実際にロイヤルエンフィールドのバイクにじっくり触れていただきたいと考え、今後ロイヤルエンフィールドのレンタルバイクも用意したいと考えています。1日でも2日でも、ロイヤルエンフィールドと過ごしていただければ、心底気に入ってもらえると思います」と岡本さん。

ロイヤルエンフィールド岡山は、オプションカスタマイズパーツの取り付けやアフターサービスもしっかりと対応してくれる。それだけではなくツーリングや、広々とした店舗を使ったイベントも盛りだくさん。ロイヤルエンフィールドのオーナーとなってからも長い付き合いができるショップなのだ。

新たなロイヤルエンフィールドファンを増やしているメテオ350。普通自動二輪免許で乗れるクルーザーモデルであり、丸みを帯びたクラシカルなタンクや、高級感のあるカラーリング、エンブレムなど魅力的な要素が凝縮されている。

滑らかなフィーリングを持つ並列2気筒エンジンを採用したカフェレーサーモデル、コンチネンタルGT650。以前のシングルエンジンモデルと比べ、扱いやすく、振動も少ないので、ツーリングにも適している。

現在納車待ちという現行ヒマラヤ。大型クルーザーオーナーが、普段使いやちょっとしたオフロード遊びのために増車するのだということ。オプションも多数装着されており、すぐさま楽しめる。

1976年にレーサー仲間が集まるカフェとしてスタートしたパドック。多くのライダーが訪れるようになった同店は、バイク用品や車両を取り扱うようになっていった。現在はロイヤルエンフィールドを中心に、オリジナル電動モビリティなどを手掛けている。

SHOP INFORMATION

住所/岡山県津山市下田邑2232-20
電話/082-836-7682
営業時間/10:00〜18:00
定休日/毎週火曜日・第1・3水曜日