
「ロイヤルエンフィールドのバイクはクラシックモデルが主流で、置いてあるだけでもすごく存在感があるため、所有満足度が高いですよね。アメリカやインドなどロイヤルエンフィールドが大きなシェアを持つ国のショップ作りを参考にして、マットや壁の色、照明の明るさまでこだわって作りました。イギリスで生まれた歴史あるロイヤルエンフィールドの世界観をしっかり反映した、素晴らしいショールームができたと思います。
現在はINT650とヒマラヤを試乗車として置いていますが、近々新車種も入荷したら、展示車・試乗車ともに用意する予定です。ロイヤルエンフィールドをいつでも見られて、いつでも乗れる、そんなお店を目指しています」
そう言ってショールームを案内してくれたのは店長の小寺さん。
実は神戸という街と、ロイヤルエンフィールドが生まれたイギリスは古くから深い関わりを持っている。神戸港が開港した1867年以降、神戸には外国人居留地が設けられ、その設計はイギリス人が行った。さらに神戸のシンボルとも言える六甲山はイギリスの実業家によって開発が行われた。そのため、神戸の街並みにはイギリスを意識した公園や街灯、街路樹などが多く、1995年の震災で失われたものの、復元され、現在もその美しい街並みはイギリスを基調としているのだ。
「お店の前は工場地帯であまり海は見えないのですが、ポートタワーの方に行くと気持ちいいですよ。ポートアイランドの夜景をバックにロイヤルエンフィールドの写真を撮ったら、すごく映えます」
小寺さんの言う通り、神戸の美しい街並みにイギリス生まれのロイヤルエンフィールドが似合うのは当然の話と言える。
現行モデルのコンチネンタルGT、INT650、ヒマラヤはもちろん、生産終了のクラシック500も美しく展示されていた。
ロイヤルエンフィールドが生まれた1901年から、その歴史を改めて見ることができる展示も秀逸だ。
ショールームの一角にはアパレルの展示販売ブースも。Tシャツをメインに、キャップやグローブなど、他店舗ではなかなかお目にかかれない公式アパレルを見ることができる。
入り口横に設置された棚にもたくさんのグッズが並べられている。
「バイクに乗るときだけでなく、私生活でもロイヤルエンフィールドを身に纏って欲しい」と小寺さんは言う。
ロイヤルエンフィールドは乗って楽しいだけでなく、見て美しいバイクだ。そんな美しいバイクに乗る時には、それに似合う装備を用意すると、さらにバイクライフを楽しむことができるはず。
街ゆく人にもロイヤルエンフィールドの美しさを知ってほしいという願いから、ショーウインドウに展示されたINT650。
ロイヤルエンフィールド神戸は、神戸駅から徒歩10分圏内という好立地。並びにはオシャレなカフェや飲食店が軒を連ねる。
ショールームの中に作られた休憩スペースも、高級感に溢れている。店内にはジャズやラウンジミュージックが流れており、まるでカフェのように居心地が良い。
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