
今回お話を聞かせてくれたのはバイクハウスZEROマネージャーである須賀愼一郎さん。須賀さんはレプリカ全盛時代のバイク乗り。「バイクは速くてなんぼ」だったという若い頃を振り返りつつも、歳を重ねた今だからこそわかるロイヤルエンフィールドの魅力を語ってくれた。
「当社がロイヤルエンフィールドの取り扱いを始めたのは2020年の10月からなのですが、以前よりイギリスブランドのMUTTモーターサイクルズやトライアンフを扱っていますので、クラシックタイプのバイクを好きなお客様も多いですし、同じイギリスブランドのロイヤルエンフィールドを導入するのは自然な流れでした。僕なんかですとロイヤルエンフィールドと言えば旧型のクラシック500のイメージが強いのですが、現行モデルを試乗してクオリティの高さに驚きました。アフターフォローやパーツの供給などの体制もしっかりしているので、これから日本でのシェアもどんどん拡大していくと思います。
実際に乗るとすごくいいバイクなんですよ。新開発のツインエンジンは流して走る面白さだけでなく、スロットルを開けた時の加速も十分で、ツーリング中に物足りなさを感じることはほとんどないと思います。最近は電子制御機能を搭載したモデルが多くのメーカーから発売され、価格も上がってきていますが、ロイヤルエンフィールドは最低限の機能だけがついたとてもシンプルなバイクで、価格もお求めやすく抑えられていると思います。
あとロイヤルエンフィールドはイギリスのブランドですから、やっぱりオシャレなんですよね。クラシックモデルのINTやコンチネンタルGTはライダースジャケットじゃなくて、カジュアルな格好で乗ってもかっこいいと思います。長く乗っていても飽きが来ないデザインはきっと良い相棒になってくれます。速いバイクに疲れたライダーの方や、久しぶりにバイクに復帰する方、幅広いライダーに楽しんで頂けるロイヤルエンフィールドは今お勧めのブランドです」
やはりスポーツタイプの前傾で乗るバイクが好きな須賀さんは、コンチネンタルGTが一番のお気に入りとのこと。
また、オフロードタイプのヒマラヤも「排気量が411ccで、大型免許が無いと乗れないのがとても残念なのですが、乗ってみると本当に面白いバイク」と評価する。
ヒマラヤに装着されていたパニアケースは純正オプションでロイヤルエンフィールドのロゴ入り。
今年で創業42年を迎えたというバイクハウスZEROは、9つのメーカーを取り扱っている。「多くのメーカーからお客様に合った1台を選んで頂きたいですし、乗るバイクのメーカーで販売店を変えるのでなく、選択肢をご用意することで、お客様と長くお付き合いしたいと考えています」と須賀さん。ロイヤルエンフィールドも、大事な選択肢の一つだ。
作業待ち時間などを過ごすコミュニティスペースには雑誌やコミックスが充実。店舗の目の前にコンビニがあるのも、大きな利点と言える。
バイクハウスZEROでは頻繁にイベントも開催している。グループ全体で開催する総勢100台規模のツーリングや、桶川スポーツランドを貸し切ってツナギなしで走れる初心者走行枠なども設けるサーキット走行会、全日本モトクロスのコースを使ったオフロード走行会など、バイクを長く安全に楽しんでもらうための工夫と言えるだろう。
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