
昨年9月に発売された「TECH-AIR®5」は、免許取り立てのビギナーや、ツーリングに頻繁に行くライダーを中心に支持を広げている。その人気のポイントは、なんといっても着るだけでOKという点。
初期のバイク用エアバッグは、ジャケットに装着されているピンをバイクに繋げる必要があった。事故の際にライダーが放り出され、ピンがジャケットから抜けることでエアバッグが広がるという仕組みだ。また、専用ジャケットが必要なモデルもあった。
対して、「TECH-AIR®5」は完全ワイヤレスを実現。アクセルレーター(加速度)とジャイロ(傾き)を検出する6個のセンサーによって、衝突前にエアバッグが展開するという構造になっている。つまり、バイクに繋げる必要がなく、専用ジャケットも不要。本当に“ただ着るだけ”でエアバッグを装備できるのだ。
サイズはXS~4XLを展開。ユニセックスタイプで、XSやSサイズは女性ライダーが着やすいサイズとなっている。
最近では多くのライダーがヘルメット(頭部)だけでなく、脊髄パッドや胸部プロテクターなど、体を守るためのプロテクターを装備しているのを見かけるが、反面、いまだに半袖Tシャツなどでバイクに乗っているライダーも多く見る。そうした人たちからは「自分は安全運転なので、事故はしない」、「買い物や通勤など、近いところに行くだけだから大丈夫」といった声を聞く。
しかし、本当に「事故には合わない」、「近場だったら大丈夫」といえるのだろうか? 答えは当然、NOである。
残念ながら、毎日たくさんの事故が起きている。それらの当事者は「自分は今日、事故に遭うかもしれない」と思いながらクルマやバイクを運転していただろうか? 当然、そんなはずはなく、誰もが「自分は事故には遭わない」と思っていただろう。また、目的地が近かろうが、遠かろうが、道路に出ればクルマがいるし、交差点もある。近くだから事故に合わないという理屈も当てはまらないはずだ。
そう、事故はいつ、どこで遭うか誰にも分からないものなのだ。
また、自分は安全運転をしていても、もらい事故に遭うことも考えられる。それに、いくら短距離といえども、たとえば通勤や買い物など、毎日25kmの距離を走っていれば1週間で175km……週1回の日帰りツーリングに匹敵する距離になる。
残念ながら、バイクに乗る以上「自分だけは大丈夫」という状況はあり得ないことなのだ。
そうして安全に気遣うのであれば、最高レベルのものを装備してほしい。そう、それが「TECH-AIR®5」……気軽なのに安全性は非常に高い。まさに新時代をリードするプロテクターといえるだろう。
「TECH-AIR®5」はストリートやちょっとしたオフロードでの使用のみを目的として設計されている。しかし、投入されている技術はアルパインスターズがレースで培ったものだ。
MotoGPをはじめ、ダカール・ラリーや全日本ロードレースなど、世界中のトップライダーが使用するシステムを、ストリート用として落とし込んでいる。その信頼性の高さは、言わずもがなである。
2本のボンベによってエアバッグが素早く展開し、ライダーの体を守ってくれる。1度展開したジャケットでもガスポンべの交換で再度使用可能。ジャケットはメッシュ素材となっていて、高い通気性を誇る。
また、メイン素材にメッシュを使用することで、高い通気性を確保しているのも見逃せないポイント。真夏でも快適に着用できる。
他にも4時間の充電で30時間稼働する高効率バッテリー、専用スマートフォンアプリなど、機能性と利便性に優れた装備が充実している。
安全性だけではなく、便利で快適なのもまた、多くのライダーに支持されている理由といえよう。
専用ジャケットやバイクとの接続が不要な完全独立タイプ。フロントジッパーを締め、胸元のマグネット式フラップを閉じれば電源ON。初期設定など、面倒な作業も一切不要だ。下部にはバッテリー残量がひと目でわかるLEDディスプレイを装備している。
背中には脊髄パットを装着。これはシステムの電子機器の保護機能も兼用している。オープンセル機能は優れたベンチレーション機能も発揮する。
エアバッグは胸部、背中、上腕部や脇腹、肩をカバー。事故に繋がる動きを検出すると、約20~40/1000秒の速度で展開する。
alpinestars
TECH-AIR®5
¥89,900(税抜)
サイズ:XS〜4XL
専用アプリ「TECH-AIR® App」と接続することで、エアバッグの状況やバッテリー残量、走行記録などを見ることが可能。クラッシュ検出アルゴリズムが更新された際には、アプリを通じて簡単にアップデートできる。
TECH-AIR®はバイク専用エアバッグです。使用中にシステムが検出および/または受信した衝撃、動きにより、可能性は低いものの、クラッシュ事象がなくてもシステムが展開する場合があります。
これは商品の不具合ではございません。
TECH-AIRエアバッグシステムの目的は、起こりうるあらゆる危険な状況からライダーを護ることであり、 搭載するアルゴリズムが複雑で繊細なものであること、またそれが監視し続ける状況が多様であるため「ライディング(バイクに乗る)」以外の行動(歩行を含む) の中でのエアバッグ展開は完全に取り除くことはできません。
無用な発動を抑制するためにも、歩行中などオートバイに乗っていないときは必ずフロントフラップを開いてシステムをオフにしてください。(電源を切ってください)
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