
チャンピオン76を経営するグッドスピードは愛知県名古屋市に本社を置き、2019年4月にマザース上場、2021年6月現在東海エリアを中心に36拠点を展開している会社だ。2020年5月よりバイク部門がスタートし、1年で3拠点に拡大、直営店にBMWモトラッド岐阜、グループ傘下にはハーレーダビッドソン名古屋やベスパ名古屋など正規ディーラーを複数抱えている。
グループディーラーでの下取り車とオンライン買取のみの車両を展示販売しており、8枚ほどの写真を送るだけで査定をしてくれる非接触型の買取サービス「オンライン買取」は、忙しくてなかなか店舗に行けない人でもスムーズかつ迅速に買取手続きができる人気のサービスだ。
今回紹介する神戸大蔵谷店は今年4月にオープンしたばかりの新店で、神戸市西区、第二神明道路の大蔵谷インターを降りてすぐの県道21号沿いに位置する。輸入バイクの中でもトライアンフやドゥカティを中心に、その他海外メーカーや国産メーカーの在庫を多数保有しており、ハーレーをメインに取り扱う東海名和店とは少し違ったカラーを打ち出している。
輸入車モデルの良いところは、少しくらいの年式の古さは全く見劣りするに値せず、むしろ新車では手に入らないプレミア感、付加価値があるようにすら感じられるところだ。本来それは国産でも同じはずなのだが、国産の場合は旧車ででもない限り不思議とそうはなりにくい。
海外メーカーのバイクの中古購入を検討している方や、乗り換え検討中の方、さらには今お手持ちのバイクを事情により手離さなくてはいけなくなった方も、一度立ち寄ってみてはいかがだろうか。
イギリスの老舗メーカー、トライアンフ売り場ではストリートスクランブラーシリーズやボンネビルといった人気車種がズラリと展示されていた。
イタリアを代表するスポーツバイクメーカー、ドゥカティ売り場では若者に人気のパニガーレやスクランブラー、ディアベルらが展示。パニガーレの中には前後オーリンズサスを装備した高級モデル「コルセ」の姿も。
もちろんBMWやハーレー、その他海外メーカーや国産の在庫も取り揃えている。メーカーや排気量問わず様々なライダーを受け入れることができる体制が整っている。
展示コーナーの一部にはこのようにネット販売などの撮影用スペースが作られており、納車の時などにはここでカッコ良い記念写真を撮らせてもらうのも良い記念になるだろう。
駐車場からお店の正面入口をくぐると、バイク屋さんというよりはまるで車のディーラーのような美麗な内装と、スーツに身を包んだスタッフが出迎えてくれる。SUVを扱うグッドスピードと店舗が併設されているため、そんなVIP気分を味わうことができるのだ。
まだオープン間もないため、廊下やロビーには祝花が所狭しと飾られており、お店に期待する関係者や取引先の数を思わせる。
商談室には外の道路からもよく見えるようにハーレーダビッドソンのトライクが展示されていて、これではSUVを見にきた人も思わず1台、なんて言ってしまいそう。
こちらが商談スペース。ゆっくりくつろいで話をすることができ、雑誌なども豊富に取り揃えられている。
東海名和店の1Fフロアには、ハーレーダビッドソンのみ常時60台程を展示。パンヘッドからミルウォーキーエイトまで、各種ラインナップが充実。
2020年11月よりチャンピオン76東海名和店にて、東海3県(愛知県・岐阜県・三重県)で唯一のMUTT正規ディーラーとしてその取扱いを開始。以降、大変好評となり多くのユーザーに足を運んでいただけたこともあり、入庫可能なタイミングの都度、展示車両を拡充。結果、日本国内の全MUTTディーラー中、同店が2021年5月末時点で在庫台数最多、売り場面積が最大の販売店なっている。
店長の難波さんが胸に抱くのはグッドスピードのマスコットキャラクターの「パグッピー」。
店長を務める難波賢鷹さんは「まだまだ新しいお店ではありますが、4輪のSUVの方で培った充実の保証制度など、ただ販売するだけではなく、オーナー様に安心して乗っていただけるように、アフターサービスも含めてお任せいただきたいと思います。
車検からカスタムまで幅広く対応でき、これからキャンペーンやツーリングイベントなども積極的に行っていきたいですね。既存のお店と違い、常連さんの繋がりなどもこれから出来ていくお店です。チャンピオン76東海名和店はハーレーがメインとなっていますが、神戸大蔵谷店ではドゥカティやトライアンフなどお若い方に人気のメーカーも多く取り扱っていきたいと考えています。
また、買取をしている中で、長年寄り添った大切な1台を売っていただく際には、しっかりとお預かりをさせていただき、次のオーナーさんには前のオーナーさんの思いまで含めてお渡しし、愛車のバトンタッチのお手伝いをしたいです。
僕個人はSUZUKIのブルバードに乗っていまして、B-KING(GSX1300BK)とかYAMAHAのV-MAX1700とか、トライアンフのロケット3とか、輸入車にこだわらず人があまり乗っていないちょっと変わったバイクが好きなんですよ。中古バイクを取り扱うお店はたくさんありますが、輸入バイクといえばチャンピオン76だ、と思っていただけるように頑張っています!」と、好きなバイクを語らせると目の色が変わるあたり、生粋のバイク乗りであることを伺わせる。そんな様々なバイクを愛する難波店長だからこそ、自分の子供のような大切なバイクを安心して預けることができるだろう。