
自身も昔からバイクライフを楽しんできたつるの剛士さん。最近ではオフロード遊びに夢中になっており、車両やギアを揃えてオフロードコース走行などにも通っている。
バイク王のCMが制作されると聞いて向かったのは、東京郊外にある大型店舗。現場での受付時にもらった香盤表(撮影の流れが書いてあるスケジュール表)を確認したところ、夜も明けないくらいの時間からはじまり、陽が沈んだ後まで撮影されることが記述されていたことや、持ち込まれた機材や撮影を行うスタッフの人数の多さなどを拝見し、さすがに大手企業のCM制作だけあり、かなり大掛かりなものだと感心させられた。
撮影現場に入る際に、まず検温や健康状況のチェックシートを記入して受付を済ませる。店舗内、外の撮影が行われていたが、室内に大人数が入ることを極力避けるということもあってか、店舗外での撮影シーンのみの取材可ということになった。もちろん、つるの剛士さん及び一部の演者を除きスタッフは皆マスクの着用が義務付けられている。撮影自体は2020年末に行われており、緊急事態宣言下ではなかったものの、コロナ対策がしっかりと行われていた。
バイク王の実店舗を使用し撮影が行われた。バイク王から配属されたサポートスタッフと、ディレクターやカメラマン、照明などのスタッフを合わせるとかなりの人数であり、大規模な撮影ということが分かる。
早くからバイクの買取りという分野に着眼し、ビジネスケースを築いてきたバイク王。全国展開をしていることもあり認知度はかなり高いブランドだ。そのバイク王が、今後注力していくというのは『バイクの買い替え』だ。買取り店として知られているバイク王だが、車両の販売も行っている。通常の中古流通を考えると、バイク買取り業者やバイクショップは、ユーザーの手から渡ってきたバイクを、業者オークションへと回すのが一般的だ。販売する側としても業者オークションで仕入れてきたものを店頭に並べるという場合がほとんどである。それがバイク王の場合は、そもそも買取りに強く、様々な車種に強いということもあり、幅広い在庫を持ち合わせている。さらに買取りから販売までオークションを通さずに進めることで、中間コストを抑えることができ、その結果販売価格を下げることもできるのだ。
さらに買い替えキャンペーンとして、『3万円の購入費用サポートやバイク用品のプレゼント』を行っているので、この機会を逃す手はない。
現在我々の生活に大きな影響を与えている新型コロナウイルスだが、他人と接することなく移動できる手段として、バイクの販売台数は増加傾向にある。買い替え層の需要も増えてきている中、その部分をより拡充してゆくというのが、バイク王の狙いのようだ。
まずは、地上波放送でスタートしたCMを見て、バイク王の利用をイメージして欲しい。
2年前からバイク王CMのイメージキャラクターを務めるつるの剛士さんだが、手に持つミニチュアつるの剛士は、これまでYouTubeCMにのみ登場しており、地上波CMでは今回が初共演となる。
バイク王CM作成現場にて、色々なお話を聞かせてくれた菊田マネージャー。現在CMキャラクターとして起用しているつるの剛士さんは、特有の優しいキャラクターによる魅力で、バイクエントリー層にも親しみやすさを持ってもらえるとのことだ。