
CR-X DRYSTAR® RIDING SHOE
2万1800円(税別)
サイズ:全8サイズ(US7~11/25.5~28.5cm)
※写真のカラーはBLACK YELLOW FLUO/RED FLUO
ツーリングはもちろん、たとえ街乗りでも、足もとの装備は重要。転倒時に怪我をしやすく、しかも足首などの関節なら怪我の長期化や、最悪の場合は後遺症が残ることもあり得るからだ。
そうならないためにも、しっかりしたプロテクターを装備したライディングブーツやシューズが多数発売されているのだが……。
CR-X DRYSTAR® RIDING SHOEは全部で5色展開。上で紹介したカラー以外に、
(左上)BLACK COOL GRAY
(右上)RED BLACK
(左下)BLACK CAMO RED
(右下)BLACK BLACK が用意される。
それらの多くはライディングのしやすさや保護性能を最大限に考慮したもの。逆にいえば、バイクを降りたあとのこと……つまり、歩くことを重視したものは意外なほど少ない。
そこで、AlpinestarsのCR-X DRYSTAR® RIDING SHOEである。
見た目はランニングシューズのようなスニーカータイプ。世の中にはスニーカータイプのライディングシューズは数多くあるが、それらはあくまでも「スニーカーのようなルックスを持つライディングシューズ」。もちろん、それだけにバイクに乗っている際の機能性は抜群なのだが、いわゆるスニーカーとは、履き心地が明らかに異なる。
対してCR-X DRYSTAR® RIDING SHOEの開発コンセプトはまったく逆。そのベースとなったのはランニングシューズである。
多層EVA構造ソールは指で押して分かるくらいの柔らかさ。歩くのが楽しくなる履き心地だ。
CR-X DRYSTAR® RIDING SHOEは、ランニングシューズが持つ柔軟性や軽さ、さらにホールド感やクッション性を実現。つまり、普通のスニーカーを履いているような感覚で歩くことや走ることができる。
なかでも、新開発の「多層EVA構造ソール」による高い可動性とクッション性は特筆すべきポイント。3層から成るソールはランニングシューズから着想を得たもので、適所に硬軟織り交ぜたスポンジやプラスチック素材を配置することで、心地よい履き心地と歩きやすさを実現しているのだ。
また、カジュアルに履きこなせるデザインも、バイクを降りたあとのことを十分に考慮したものだといえるだろう。
くるぶしにはTPR製プロテクターを装備。つま先にはTPUインナープロテクションを配するなど、ライディングシューズとしても高い性能を持っている。
しかし当然ながら、CR-X DRYSTAR® RIDING SHOEはライディングシューズである。
決して操作性やプロテクションをおろそかにしているわけではなく、むしろ十分な装備を誇る。たとえばつま先にはTPUインナープロテクション、くるぶしにはTPR素材で補強が施されているといった具合だ。
ちなみにTPUとは「サーモ・プラスチック・ウレタン」の略で、簡単にいえば強化プラスチックのこと。ライディングシューズのプロテクターとしておなじみの素材だ。
TPRは「サーモ・プラスチック・ラバー」で、こちらは強化プラスチックゴム。プロテクション効果を保ちながらも、柔軟性も併せ持つ素材で、くるぶしには最適なプロテクター素材といえる。
防水透湿素材「DRYSTAR®」を採用することで、街乗りだけでなく、ツーリングでも大活躍!
さらに防水透湿素材「DRYSTAR®」を採用することで、突然の雨にも対応。このように、ライディングシューズとしての機能はしっかり有しているのだ。
他にも、素早く靴紐を締めることができる「スピードレースシステム」や、包み込むようなホールド感は、ツーリングでも町歩きでも嬉しいポイント。
バイクに乗るときだけでなく、日常使いもしたくなる……そんな新感覚シューズがCR-X DRYSTAR® RIDING SHOE。バイクライフを大きく変えてくれる一足となるに違いない。