掲載日:2013年07月24日 フォトTOPICS
文/スクーターライド編集部 写真/徳永 茂 取材協力/スズキ株式会社
スクーターに求められる取り回しのしやすさと快適な走りに加え、使い勝手に優れた装備を徹底的に追求した結果生まれたスタイリング。引き締まったスリムなボディーは見応え充分。
ホンダからスリムでスタイリッシュな新設計ボディーに、力強い出力特性と優れた燃費性能を両立した新開発エンジンを搭載した軽二輪スクーター「フォルツァ Si」が7月19日(金)に発売されました。
フォルツァ Siは「ジャスト フィット! ダイナミック オールマイティー コミューター」を開発のキーワードに定め、実用性と快適性の融合を徹底的に追求。スタイリングは歴代の「フォルツァ」のDNAを継承しながらも、引き締まったスポーティーなデザインとしています。取り回しやすい車体サイズと、使い勝手に優れた大容量53L(ホンダ測定値)のラゲージボックスをシート下に確保するために、シンプルでコンパクトな構成の新設計フレームを採用しています。
エンジンは、新開発の軽量・コンパクトな設計で、低フリクション技術を多岐にわたって採用したことなどで、41.0km/L(60km/h定地走行テスト値)という優れた燃費性能を実現。また、低・中回転域から高回転域まで力強くスムーズな出力特性を実現しています。前・後ホイールには、軽快感と剛性感を兼ね備えた新デザインのアルミキャストホイールを採用。フロント14インチ、リアは13インチの大径サイズとしながら、シート高を715mm(ホンダ測定値)に低く抑えることで、余裕のある走りと取り回しやすさを両立しています。
車両の詳細は後日【試乗インプレッション・レビュー】でお伝えしますが、まずここではモデル概要を写真でお届けしましょう。
01スリムなフロントカウル形状と絞り込んだボディーにより車幅やフロント周辺の感覚が掴みやすく、取り回ししやすいスタイリングをフォルツァSiは実現しています。
02フレーム部ブルーの「剛」の部分とオレンジの「柔」の部分の調和でしなやかな走りを実現した新発想のフレーム。エンジンの懸架にはグリーンのオレオリンクを介し車体振動を軽減。
03低フリクション技術として、オフセットシリンダーやローラーロッカーアーム、一体式クランク、メタル軸受けと密封式クランクケースなどを採用した排気量248ccの新開発エンジン。
04フロントビューは、スポーティーなイメージのデュアルヘッドライトとウインカーをV字状に配置した特徴的なデザインを採用しています。
05ブレーキには、前・後輪連動のコンビブレーキシステムを採用。ブレーキのかけ過ぎによるタイヤのロックを回避するABS機能を組み合わせたコンバインドABSをタイプ設定しています。
06コクピットにはスポーティーな5連メーターを採用。左から燃料計、スピードメーター、タコメーター、水温計を見やすく機能的にレイアウト。中央にはマルチインフォメーションディスプレイを配置。
07シートはホールド性に優れた形状とし、余裕のあるフットスペースやハンドル位置の設定などによって余裕のあるライディングポジションを実現しています。
08フルフェイスヘルメット2個が収納可能な、容量53Lのシート下ラゲージスペースの使い勝手はすこぶる良好。
09先代フォルツァのイメージを踏襲したデュアルテールライト。シンプルなレンズカットを採用し、視認性が高く実用性を兼ね備えたテールライトに仕上げられています。
10新デザインのアルミキャストホイールに大径ディスクブレーキ、リアサスペンションはアクスルストローク98mmを確保し、快適な乗り味を実現しています。
11フォルツァ Siの開発、及び販売に携わるホンダのメンバーで記念撮影を行いました。時代の変化やユーザーニーズに対応することで、常に時代の先を読みユーザーの感性に応えて満足いただける商品開発に余念がない選りすぐりのメンバーです。
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