掲載日:2026年01月27日 プロが造るカスタム
取材協力/PRO SHOP WAVE
取材・写真・文/ガスグラフィックス

このホンダ・フォルツァには、今となっては貴重なエアロパーツがたくさん散りばめられている。フロントがバイト、サイドはapr、アンダーカウルはジェッツ。そして、リアスポイラーはVIPオキナワ。全てのパーツが現在では入手困難。しかもあの当時に、バラバラなブランドを使って違和感なくまとめあげたそのセンスに、今さらながら脱帽してしまう。

製作したのは、神奈川県湘南エリアで活動するプロショップウェーブで、ビッグスクーターブーム創成期に、様々なワンオフカスタムを駆使してユーザーを魅了してきたショップだ。
真横からの車両全体の写真を見ても分かると思うが、フロントとリアスポイラーのボリューム感。ワンオフによるロングホイールベースの長さ。そして、フレーム着地加工を施したことでより強調されたロー&ロングのバランス。それに加えて、ゴーストフレアと名付けられたさりげない炎のグラフィックと、インナー、シート、各メッキパーツとの2色使いによる統一感など。違和感なく、誰が見ても納得する完成度で仕上げたこのセンスと技術力に、ウェーブが古くから湘南エリアのユーザーに支持された理由が秘められている。

バイトのフェイスは鼻筋のボリューム感に特徴あり。フロントにダクトが設けられたサイドはapr。現在でもスーパーGTで活躍するトップコンストラクターが手掛けたパーツだけに、スポーティさが際立っている。うっすらと見えるフレア(炎)は、外装色と同系色をベースにラメを混ぜて仕上げたゴーストフレアと呼ばれる技法だ。

サイレンサーはカスタムショップエタニティ製の通称“エタ管”を2本出しで装着。停車時にカチ上がるこの角度とそれぞれのサイレンサーの配置にこだわりあり。

テールランプにはスモークフィルムを張り付けて、ブラック&シルバーで統一された外装に統一感をもたらした。リアスポイラーは後部への張り出しが大きいVIPオキナワ製。リアシートから繋がるラインが美しい製品だった。

ハンドルポスト下部にはエアサス用のメーターを増設。こういった細かい造り込みもプロショップウェーブが支持された理由のひとつ。

インナーの右側下部にも電圧などのメーターを増設。こういったボディ造形は、ドリフトシーンで鍛えた技術力やセンスが活かされている。

シートも外装色に合わせて、ブラック&シルバーの表皮で張り替え。この角度から見るとリアスポイラーの幅や長さ、高さなどが絶妙であることが理解できるだろう。

プーリーカバーは、豊富なパーツラインナップで人気だったブラストマニア製をチョイス。ブラック&シルバーの2色使いを徹底することで、車両全体に極上の統一感をもたらしている。
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