【カスタムアーカイブ】目立つが勝ちのスーパーグリッター系マジェスティCカスタム

掲載日:2025年05月26日 プロが造るカスタム    

取材協力/SECOND HOUSE
取材・写真・文/ガスグラフィックス

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ヤマハ マジェスティC(セカンドハウス)

派手系エアロがユーザー心を刺激する
老舗バニングメーカーの真骨頂

バッドボーイを想像するような勇ましいデザインのエアロをまとったジャンルを、ビッグスクーターの世界では「glitter(グリッター)」と表現している。ファッションの世界でも、有名スーパーセレブ達がギラギラ系アイテムなどでド派手に着飾ったスタイル。それに敬意を表し、派手系カスタムをこのように呼んだのだった。

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このスパイキーでエッジが効いたエアロは、福岡県で活動しているエアロメーカー、セカンドハウスが手がけた商品だ。同社は、ワンボックスを改造するいわゆる「バニング」のジャンルで一躍有名となったトップメーカーのひとつ。現在はハイエース系を得意としており、このスタイルを好むユーザーからは絶大な支持を集める老舗メーカーなのだ。

そのセカンドハウスが、持ち前のセンスを引っさげてビッグスクーターの世界に参入。その時に立ち上げた同社のスクーター用ブランドが「ZOOM(ズーム)」だった。特徴は、潔く研ぎ澄ませたシャープなデザインにある。しかも、サイドやリアアンダーカウルは、他に類を見ないほど大柄なパーツとなっており、リアウイングも含めて全てを装着した雰囲気は、ボディパーツをまとった勇者のような存在感を醸し出しているのだ。しかも、ブームが過ぎ去った後も商品の販売は継続されていて、2022年7月まで新品購入が可能だったというこの事実にも驚愕である。

メーカーホームページにも明記されているが、各エアロはすでに販売終了品となっている。しかし、少ないながらも、在庫がある商品が残されている可能性があるそうだ。当時流行ったグリッターの究極系、スーパーグリッターを極めたいユーザーはぜひお問い合わせを。

詳細写真

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二眼風デザインが特徴のフロントフェイス。ライト下のエアロがアンダーマスクで、顔つきをよりシャープに変えてくれる。バニングを思わせるサイドカウルも、セカンドハウスならでは。これだけ派手なスタイルでもウインカー移設不要なので、初心者にも優しい。

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リアアンダーカウルは、ロングホイールベース化したことで間延びしてしまうこのリア部分を、効果的に装飾してくれるアイデア品だ。後端は矢のようなデザインだがダクトを設けつつ、ワイドに張り出すフィンデザインとの融合がお見事。

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左右の張り出しがバニングらしさを演出したリアスポイラーT-2。これは二作品目であり、よりグリッター感が増したデザインが採用されていた。

カスタムポイント
  • ●フロントフェイス…SECOND HOUSE ZOOM ●サイドエアロ…SECOND HOUSE ZOOM ●リアアンダー…SECOND HOUSE ZOOM ●リアウイング…SECOND HOUSE ZOOM T-2 ●ライトマスク…SECOND HOUSE ZOOM ●マフラー…D.N.K.divisionオリジナル ●エアクリーナー…KIJIMAエアファンネル ●ハンドル…OVALリクライドバー ●グリップ…DAYTONAプログリップ ●ミラー…TANAXバレンクラシックミラー ●サスペンション…apr DC-AIRエアサスペンション ●リアホイール…apr ビッグフットキット ●その他…純正加工フェンダーレス

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