掲載日:2021年01月20日 プロが造るカスタム
取材協力/INTERCEPT 取材・写真・文/ガスグラフィックス
ピンクローズと呼ばれる独特の優しい色合いと、シートからリアカウルにかけて採用されたライトパープルの縞模様。ビッグスクーターのカスタムではとても珍しいデザインを取り入れており、撮影時も非常に印象的だったこのピンクフォルツァ。このビジュアルのモチーフは、「不思議の国のアリス」に登場するチェシャ猫で、主人公アリスに対して助言をしたり、時に悪ふざけをしたりと、いたずら好きな猫として、決して主役ではないものの人気のディズニーキャラクターの一人だ。女性オーナーならではの思いが表現されているのは、言うまでもない。
この可愛らしいビジュアルとは対照的に、フロント&サイドカウルはS.Cファクトリー、リアカウルとシートはクローバーと、ビッグスクーターブームで名をはせた懐かしのブランドがチョイスされているのもポイント。しかも、4輪化はしないロングホイールベースといい、車両を製作したインターセプトの得意なスタイルが強く滲み出ている。
エアロをはじめとしたボルトオンパーツ。そして、ユーザーの思いをしっかりと形にしてくれるワンオフ加工など、ビッグスクーターカスタムはオーナーの脳内イメージを具体的な形にしてくれる老舗ショップが多数あるのが魅力なのだ。
ボリューム感があるが、目元はシャープというのがS.Cファクトリー製エアロの特徴。サイドカウルのスタイルと共に、このデザインが多くのフォルツァユーザーに支持された。
ロングホイールベース加工に合わせたかのような長さがポイントのリアカウル。製作は沖縄で古くからこの文化を支えてきたクローバーによるもの。シートカウルも同ブランド製で、FRPシートを使った広大なキャンパスとして楽しめることも重要。
ショートサイレンサーながらも、絶妙なテーパー形状デザインで人気を得ているインターセプト製オリジナルマフラー。こういったショートタイプでも、ロンホイにマッチすることは言うまでもない。そのバランス感にこだわって作られた。
リアカウルを後ろからのぞくと、ご覧のように非常に薄いデザインが採用されているのが分かる。テールランプ、ウインカーなどは全てワンオフによるもの。ナンバーボルトの肉球がとても愛らしい。
ハンドルは絞りハンドルのナンバー1セールスを誇るロータス製。グリップやレバー類をはじめ、各部に車体と合わせたピンクを採用している。こういったワンポイントドレスアップが楽しめるのも、ビッグスクーターならでは。
愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!