掲載日:2018年12月05日 プロが造るカスタム
取材協力/カスタムショップエタニティ
取材・写真・文/ガスグラフィックス
スポーティーなルックスは、基本的にノーマルを踏襲したもの。セパレートハンドルに変更し、ヘッドライトとウインカーをスモークレンズ化した。エアロ未装着にも関わらず、印象を大幅に変えることに成功した。
フロントホイールはY's GEAR製13インチをセレクト。それに伴い、250ccスクーター用として人気の高いZOOM製298φビッグローターとブレンボレーシングキャリパーを装着。エンジンスワップに伴いストッピングパワーもパワーアップさせるだけではなく、13インチ化で車両全体のバランスを向上させていることもポイント。
エンジンをマジェスティに変更したことで、スイングアームなどを含めて、リアまわりはそのままマジェスティとなる。サスペンションがオーリンズ、マフラーはヨシムラ、そしてブレーキローターはブレーキング製を装着。実際の速さだけではなく、ルックスでもマッシブでスポーティーなスタイルを手に入れた。
装着したセパレートハンドルは、イタリア製のリゾマによるもの。肉抜きされたブリッジ部や各質感は、スクーターが人気のイタリアならでは。それに伴い、ブレンボのマスターやカムストック製ステルスミラーを採用し、シンプルかつスポーティーなハンドルまわりが完成した。
キャブレター化しFCRを装着。シグナスのコンパクトなボディサイズと、マジェスティエンジンによるパワフルなフィーリングを、このFCRでさらなる速さを追求。こういった楽しみができることも、マジェエンジンスワップの魅力のひとつでもある。
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