掲載日:2018年06月13日 プロが造るカスタム
取材協力/バイクショップ導楽(TEL 099-204-7744)
取材・写真・文/ガスグラフィックス
キャンディグリーンを基調に、ローライダーイメージのグラフィックを外装全てに施している。光の陰影により、グリーンの鮮やかさが変化するのがキャンディペイントの魅力。このグラフィックの有無が、完成後のイメージを大きく左右する重要ポイントである。
マグザムは着地スタイルにするとリアホイールが隠れてしまうため、フロントホイールのチョイスには気を使いたいところ。スポーク本数が多いデザインだと、ワイヤーホイールのゴージャス感が強調され、ビッグスクーターとの相性も抜群。この車両はフロントフォークもボディ同色に彩られているが、統一感を向上させるためにはこういった小技が必要なのだ。
ノーマルのラインを尊重しながら、視覚的なローダウン効果をもたらす505バンパー。ナンバーを左にオフセットするデザインも含めて、マグザム乗りに強く支持される製品だ。なお、テールランプ、ウインカー共にグリーンで統一しているが、点灯すれば適正な色に発色するよう調整がされている。
同店が得意とするカスタムポイントのひとつが、このハンドル周りだ。ハンドルバーは捻りが加えられたツイストタイプを採用。ローライダーイメージを追求するには、重要な要素である。また、真鍮製ブレーキレバーなどが印象的だが、こちらはK&W Kustom製であり、ハーレー系のカスタムパーツをビッグスクーターに流用する新しいアイデアを積極的に取り入れている。
エアサスの調整スイッチはボックス内に隠すことが多いが、導楽では実用性を重視して、あえてボディインナー部に装着するしている。見える部分に装着するということは、その位置関係や並び、仕上げに自信がある証拠でもある。
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