掲載日:2017年10月11日 プロが造るカスタム
取材協力/カスタムガレージインフィネイト(TEL 072-865-2079)
取材・写真・文/ガスグラフィックス
リアカウル横に設けられたダクトはINFINATE製。上部にはエングレービング(彫金)加工が施される。INFINATEは車両製作だけではなく、自らこの施工を行う技術を持っているのがポイント。スクーター界隈だけではなく、ハーレーといった他ジャンルの各ビルダーなどからも支持され、その技術はジャンルを超えて広がっている。
シンプルな表情を見せてくれるマッドスピード製フロントマスクは、スクーターカスタム全盛期の頃からの人気商品。スクリーンレスタイプだが、スクリーン風に見せるために上部がブラック、フェイス部分がブラウンと、さり気なく塗り分けられている。
タンデムバー取り付け部分やテールランプの縦部分にカバーを被せることで、リアカウルまわりのデザインをシンプルに仕上げる。なお、こうすることでノーマルのテールランプが機能しなくなるため、リアウィンカーはこの下部に全て移植済み。こういった細かい部分も"大人なカスタム"に重要な部分となる。
フューエルタンクを底上げ加工するために、フレームを5cmほど上部へ移設している。それに伴い、フューエルタンクもワンオフ加工済み。こうすることで、下回りのロードクリアランスを確保。ただの低さ追求ではなく、車体下面を擦ることなく安全に走れるし、何と言っても、車両を傷つけることなく大切に乗ることができるのも重要。
スーパーラップ製13インチホイールは5.5Jのため、ノーマルホイールと外径は同じながらワイド感を獲得。ミシュランのスクーター対応タイヤ=パワーピュアSCも、文字部分などをホワイトレター化したり、ローターボルトをカラー化するなど、こういった細かい演出はINFINATEが得意とするところだ。
ハリケーン製ハンドルを使用しつつも、ブレンボ製マスターシリンダーやハンドルスイッチ加工など、細かい仕上げにも手を抜かないことで、車両全体のクオリティが上がっているのだ。
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