掲載日:2017年09月20日 プロが造るカスタム
取材協力/バイクショップロータス
取材・写真・文/ガスグラフィックス
埼玉県にあるバイクショップロータスは、関東を代表するハードカスタム、ワンオフカスタムが得意なショップだ。同社の手にかかれば、ロンホイはもちろん、さらに上を行くスタイルを手に入れることができる。それを証明してくれるのが、このMF10フォルツァだろう。
ビッグスクーターのハードカスタムでは定番のエアサス&ロンホイだが、このフォルツァはよく見ると、あるべき場所にサスペンションが見当たらない。そしてエンジンの前方のカウル内をのぞき込むと、そこにサスペンションが設置してある。
リアのスイングアームに取り付けるサスペンションだと、ロンホイの長さも限界値が低いが、これならば理想的なロンホイ量とともにすっきりしたスタイルを魅せることができるのだ。
また、ペイントだけだとすっきり見え過ぎてしまうかもしれないが、ピンストライプで入れたアクセントもスタイルを引き締め、トータルコーディネートに貢献しているひとつの手法としても注目したいところ。
そしてボディワークでもフォルツァを思わせないスタイルに仕上げるなど、同店の贅を尽くしたカスタムの手法は、現在のビッグスクーターカスタムを牽引しているプライドが感じられる。
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