掲載日:2013年04月18日 プロが造るカスタム
カーカスタムからスクーターにフィードバックされることはあっても、アパレルからインスパイアされ、それをスクーターに落とし込むという車両は今まであまり例がなかった。そこに果敢にも挑んだのがコタニモータースのマグザムだ。
全身フルオールペンの強烈なインパクトからすれば、パーツ装着点数はマイルドな傾向。しかしあっと驚かされる赤、そして艶有りと艶消しを巧みに織り込んだ黒の塗り分け、インナーのヒョウ柄仕上げが入ったことで、むしろこれで充分と思える見た目を獲得。何故この色のチョイスなのか?それはコタニモータース代表の小谷さんの好きな服装からヒントを得ているからなのだが、裏テーマには“トレンドに流されない個性の創造”がある。
誰かのマネ事ばかりに目を向けることよりも、自分だけの個性の創造こそが、本当の意味でのカスタムなのだと感じるはず。
グリッター好きで最も人気の“デビル”スタイルを生み出したのがコタニモータース。フェイス単品でも迫力十分な鋭いデザインが人気の秘訣。この車両には最新版のチョップモデルで低さも同時にアピールする。
前からの赤と後ろからのマットブラックのグラデ、そしてヒョウ柄のインナーがクロスする前代未聞のペイント術。イメージは赤いパラオコートに、ヒョウ柄シャツ、ボトムスは皮パンにエンジニアブーツの服装。
デビルのエアロにベストマッチの鋭いブリッツZバーは、ブラックパウダーコートをチョイス。通常のバーハンドルはもちろん、セパレートハンドルとも違った独特の風合いは特徴。変わった感抜群の形状だ。
●エアロ…コタニモータース・デビルマスクSS(チョップタイプ)&デビルサイドカウル&デビルリアアンダーカウル&デビルウイング ●吸排気…コタニモータース・ブリッツマフラーSチタングラデーション ●ハンドルまわり…コタニモータース・ブリッツZバーブラックパウダーコート仕上げ ●足まわり…デイトナ・ローダウンサスペンション前後 ●その他…コタニモータース・オリジナルスタッズシート
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