ヤマハ マジェスティS

MAJESTY S
YAMAHA

ヤマハ マジェスティS – マイナーチェンジを経てさらに魅力がアップ

掲載日:2017年08月24日 試乗インプレ・レビュー    

150ccクラスの人気に火をつけたマジェスティSが
マイナーチェンジを経てさらに魅力がアップ

マジェスティSが日本で発売されたのは2013年。高速道路も走れる利便性、250ccクラスよりもコンパクトで扱いやすいボディサイズなどによって、瞬く間に人気車種となった。現在人気カテゴリーとなっている150~200ccのいわゆる“ミドルスクーター”“軽軽2輪クラス”の先駆者ともいえるこのマジェスティSが、2015年9月発売の2016年モデルでマイナーチェンジを受けた。その変更点や変わらぬ走りの魅力などを、早速チェックしていこう。

ヤマハ マジェスティS 特徴

従来からある利便性をそのままに
装備面をグレードアップ

今回のマイナーチェンジにおける変更点は、欧州仕様車のフロントサスの採用、フロントブレーキのパッドを新たなものに変更、表皮を新たにクッション厚も増した新型シート、LEDを増灯しデザインも新しくなったフロントポジションランプなど、主に装備面でのアップデートとなっている。

ヤマハ マジェスティSの試乗インプレッション

また同時に、新たなカラーリングバリエーションとして、ツートン塗装を施したマジェスティS「SP」がラインナップに加わった。SP独自の追加装備としては、メッキ処理されたグリップエンド、フロント&リアブレーキのレッドキャリパー、テールランプ内部のブラックフィニッシュ、サテンクロームエンブレムの採用などが挙げられる。今回のインプレッションでは、より高級感を増したマジェスティS SPで行っている。

ヤマハ マジェスティSの試乗インプレッション

前モデルのマジェスティSから外観デザインに大きな変更はなく、流れるような曲線で構成された車体は走りの良さを予感させるもの。フロントポジションライトのLEDが6灯から10灯に増えたことで、より被視認性が高まった。マジェスティS SPでは真っ赤なブレーキキャリパーが採用されているため、よりスポーティな雰囲気を醸し出している。

ヤマハ マジェスティSの試乗インプレッション

ユーティリティ面で特筆すべきは、シート下トランクスペースが約32Lと広いことが挙げられる。フルフェイスヘルメットを入れてもまだ余裕があるため、レインウェアなどちょっとした小物を収納することができる。また、折り畳み式のコンビニフックはアルミ製で耐荷重が約3kgと、樹脂製のものよりゆとりがある。細かい点ではあるが、これらの余裕があるとないとでは、使い勝手が大きく違うのだ。

マジェスティSの試乗インプレッションは次ページにて

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