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九州ツーリング5日目 薩摩半島から大隅半島へ

九州エリア(鹿児島県) カテゴリ:自然
2023-10-14 22:11:58 走行日:2023-09-12〜2023-09-12
グー!(22)

9月12日(火)
この日も起きると曇り空。
朝は、昨日干しておいたカッパの片付けなどで時間がかかったので、昨夜寝落ちしたままだったナビを確認せずにセットしてスタートしたら、何やら変な峠道を案内してくれる。

おかしいな。道の駅がこんな辺鄙な所にあるのかな。

気付いた時には遅かった。「雨上がりには走りたくない」とパスするはずの応援スポット『大畑駅給水塔跡』へ向かっていた。車1台分の細道。昨夜の雨で落ち葉が路上にこんもり。駅まで行けばUターン出来ると信じて進み、無事に到着。朝から冷や汗をかいた。

気を取り直して人吉の道の駅へ。ここからは時短のために高速を使った。
行く手に霧島連峰が姿を現した。霧島高原道路を走ろうか迷ったが、この日はあまり時間に余裕がなかった。
諦めて枕崎を目指す。
九州でもダムカードやマンホールカードを貰いたかったが、それを目的にするととても回り切れない。せめて県で1枚手に入れたいと川辺ダムへ寄った。
ついでに道の駅にも立ち寄り、朝ごはんに黒豚のコロッケパンを買って食べた。屋外だと既にかなり暑い。

鹿児島には、15年ほど前だが家族できたことがある。桜島を見て指宿温泉に入り、知覧の特攻記念館を見て鹿児島城を観た。あいにく天気が良くなくて、開聞岳を楽しみにしていたのに雨だった。
今回はそのリベンジもしたかった。
知覧はお茶も有名で、知覧茶の畑が広がる向こうに開聞岳が見える景色は、見ていて気持ち良かった。

鉄道の最南端の発着駅でもある枕崎駅に着くと、併設された観光案内所でマンホールカードを貰う。クーラーが効いていたので、窓口のお姉様とお喋りしてクールダウン。
枕崎市は、オルゴール編曲者の田代和夫さんの故郷であることから駅にはオルゴールが設置され、1曲10円で聴くことが出来るようになっていた。
ホールがいい音響効果になり素敵な演奏を聴けた。

そこ出ると、西から開聞岳をぐるりと回る形で長崎鼻へ向かう。枕崎へ着く手前から、太陽が照りつける南国らしい天気になっていた。
長崎鼻の駐車場へバイクを止めると、「店で買い物をすれば無料だよ」とお時間に言われ、後で買い物をしますと伝えて灯台まで歩く。

9月とは言え、強い日差しが照りつける。汗をかきながら灯台を見て開聞岳を写真に収め、駐車場へ戻った。店内を見渡すとアイスキャンディーを売っていた。
和菓子屋が作っていると聞いて小豆バーを頼んだが、あっさりした感じで美味しかった。

指宿の砂蒸し風呂はパスして、途中の道の駅に寄りながら鹿児島の街へ向かう。フェリー乗り場が幾つかあるので、間違えないように桜島行きの乗り場へ。
てっきり受付をして待つのだと思ったら、直ぐ船に乗るよう案内された。

待ち時間なし?
チケットは?

船内には、通勤通学の人も利用するらしく定期券の案内などがあり、面白いなと眺めているうちに15分で桜島に着いた。支払いは、高速道路の料金所形式だった。しかも面倒な現金のみ。バイクは私のみ。最後で良かった。

ビジターセンターへ行き、応援スポット登録を済ませると湯之平展望所へ向かう。道路の端には火山灰ではなく砂が積もっていた。滑らないよう速度控えめで走り、山を見るとガスがかかってきた。雨雲ではなさそうだ。
そのまま島の南側へ下り、国道を走って大隅半島の西海岸を南下する。

最後の寄り道は、道の駅『根占』。ここからの夕陽が素晴らしいと聞いていた。雲が多いながらも少しだけ夕焼けを楽しめた。
この日は、錦江町のゲストハウスに宿を取っていた。ライダーハウスも勧められたが、蚊が多いと聞いたのでパスしてこちらを選んだ。
関西から移住してきたオーナーが5年ほど前に始めた店で、昼はカフェ、夜は居酒屋をやっているらしいが宿泊もできる。

この日は各地から移住してきた若者たちが、貸し切りで宴会を開いていた。
聞けば、移住者の一人が地元へ帰ることになったので壮行会とのこと。

泊り客は私と長期滞在の人がひとり。パソコンを使った仕事をしているので2週間くらい滞在しているそうだ。
カウンターで夕食をどうぞと言われ、キビナゴのから揚げをつまみに地元の焼酎をいただいた。地魚の茶漬けも美味しかった。

隣りに座った女性に挨拶すると、なんと愛知県出身で愛知県の話に花が咲いた。
別の人は神戸から。関東から来た人もいる。職業は、農業、染め物、アーティストなど様々。
20代から40代くらいまで10数名がワイワイガヤガヤ賑やかだった。10時にはお開きになり、部屋へ戻る。

明日はいよいよ本土最南端。晴れるだろうか。


本日も無事故無違反、無転倒でした。

走行距離 約380Km
本日の給油はデータが行方不明

人吉のゲストハウス

『森のホール』という音楽ホールの隣に女性専用の宿を建てていらっしゃるゲストハウスでした。

グラディウスの後ろに見える2階部分が宿泊部屋です。
1階が駐車場でした。

大畑駅給水塔跡

にっぽん応援ツーリングの応援スポットになっている場所ですが、地図で見たら道が怪しそうなので、雨上がりだし止めておこうと思っていたはずなのに、何故かナビにセットしてしまいました。

もちろん、他には誰もいませんでした。

高速のPAから霧島連峰

この日も、時間が経つにつれ雲が切れて晴れてきたのですが、山の天気は変わりやすいというし、山へ登ると時間が足りなくなると思って、泣く泣く断念。

平日なのでトラックが多くて隠れていますが…

鹿児島県のダムにも寄りました

上)川辺の道の駅

大きくてきれいな道の駅でした。

下)川辺ダム
鹿児島県のダムカードゲットです^^

知覧茶の畑

静岡を連想させる広々とした茶畑が広がる中を走りました。

遠くに薩摩富士と呼ばれる開聞岳が見えます。

日本最南端の駅 枕崎駅

別に鉄道ファンではありませんが、ここへ来てみたかったので、ちょっと大回りなルートになりました。

この碑の左隣に観光案内所があります。



長崎鼻

友人に勧められた長崎鼻。メイン写真もここです。

灯台には上れませんが、景色は良かったです。
浦島神社があり、赤い鳥居が際立っていました。

ソテツの自生地との看板通り、あちこちにソテツが生えていました。さすが南国ですね。

桜島

鹿児島港からフェリーで15分。さすがに、すぐそこという距離に見えます。
湯之平展望所へ登ると、山が近く見えましたが、右手からガスが上ってきました。

展望台から降りると、グラディウスのタンクに白い粒粒が。火山灰ではなく、細かい砂の様でした。他の車にも降っていたようです。

根占から開聞岳

道の駅『根占(ねじめ)』から見た開聞岳。

本当は夕陽が素晴らしいそうですが、残念ながら時間切れでした。
逆光なので、グラディウスは完全にシルエットです。

夕食にいただいた茶漬け

キビナゴのから揚げも美味しかったのですが、写真を撮る前にお腹へ消えました(^^)

茶漬けも美味しかったです。


スポット詳細情報

  • 長崎鼻
  • 住所:長崎鼻
  • 駐車:あり

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