超希少車のZX-130は目立ち度が凄い
2015年05月08日 20:32 グー!(16)|コメント(4)
数が少ないという事は、実は目立ってしまうという話。
以前町中を走っていると、3人乗りの女子高生に指を差され、凝視されました。
音がうるさくて何を言っているのか分からなかったのですが、恐らく、「あのイケメン絶対福山雅治よ!」と勝手に理解していたのですが、その中のひとりが、「そのバイクは何ですか?」と聞いてきたのです。
なんだやっぱりバイクのことかと、タイ語発音で
「カワー、ズィーエック、ロイサムシップ」
と答えると、「聞いたこと無い。」とつれない反応をされました。
もうすでにタイでもZX-130は誰も知らない存在になっているようです。
そんな超マイナーなZX-130ですが、マイナー故にバイク好きのタイ人には非常に珍しがられ、信号待ちで止まると必ず他のバイクのタイ人から見られます。
こんなビジネスバイクを見なくても、他にドゥカティとかいるんだからそっちを見れば良いのに、みんな私のZX-130を見るのです。
見たことのない車種に、ブロックタイヤを履いているので「なんだこりゃ?」と思っているのでしょう。
特にバイクタクシーの運転手には好評で、信号待ちの間に色々質問されるのは他のバイクでは無い経験です。
タイは微笑みの国と自称していますが、実際には非常に態度の悪い店員ばかりで、笑顔のひとつも見せないどころか、返事もしない人が多くいます。
はっきり言って、微笑みの国というキャッチコピーは日本の為にある言葉だとタイに住んで実感している位です。
特にガソリンスタンドに行って、「満タンね。」と言っても、返事もせずに給油を始めるという事は日常茶飯事で、こんな事にいちいち腹を立てていると身がもたないので、必要最低限の事だけを伝えて、そそくさと離れるというのがタイのガソリンスタンドの作法となっていたのですが、ZX-130に乗り換えてからは状況が一変しました。
ZX-130の給油口はフロントカウルにあり、キーを左側に回すと安いCDラジカセの様に「ペコっ」という音を出して給油口が顔を出します。
この動画の様に「ペコっ」と。
そうすると、ガソリンスタンドの店員は、「何これ!?」と興味津々で、「ほんとにここにガソリンを入れていいの?」などと聞いてきます。
給油している最中には、他の店員に、「おい、これ見ろよ!スゲー!」と嬉しそうに話しています。
ある店員は、どこにガソリンタンクがあるのかと、這いつくばってガソリンタンクの場所を覗きこんでいました。
微笑みを忘れた微笑みの国の人達に、微笑みを思い出させるバイク、それがZX-130です。
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