ヘッドライトの殻割り(内側の曇り除去編)
2014年01月08日 23:18 グー!(11)|コメント(4)
スズキ GSX1300R HAYABUSA|隼 ハヤブサ(2004年式)
ヘッドライト殻割り作業のメモ。
レンズ内側の曇りに悩んでいる人の参考に。
詳細な状況はH26.1.8の日記です。
教訓1〜レンズの内側には曇り止めが塗ってあり、中途半端に清掃すると余計に酷くなる。
教訓2〜蒸し焼きにする段ボールをガムテープで密閉すると温風がドライヤーに逆流して加熱し安全装置が働いて停止する。
教訓3〜殻割りは簡単ですが、後のシール剤除去の方が大変。
教訓3〜蒸し焼きはシール剤が完全に柔らかくなるまで加熱するべし。
写真1:2014年01月08日 投稿
電球の穴からクリーナーを染み込ませた布を巻いた箸を突っ込んで、中途半端に清掃したため、レンズ内側の曇り止めがはがれて上半分が白く濁ってます。
写真2:2014年01月08日 投稿
穴から箸を突っ込んでレンズ内側を清掃した部分だけ、曇り止めが剥がれてシマシマになりました。(バカです)
写真では光の反射で分かりずらいですが実際はかなり酷いです。
写真3:2014年01月08日 投稿
レンズに直接温風が当たらないようにしましょう。
レンズを加熱しすぎると変形するそうです。
私は段ボールが少し大きかったので15分加熱で外れました。
写真4:2014年01月08日 投稿
段ボールをガムテープで完全に密閉すると、温風が逆流してドライヤーが加熱し、安全装置が働いて停止します。
蓋は閉めるだけにして隙間から温風を逃がします。
写真5:2014年01月08日 投稿
コツは少し温めて、シール剤が柔らかくなったら、レンズとユニットを止めている爪をドライバーで少し浮かせます。
無理にやると爪が折れるので注意です。
再度加熱して十分にシール剤が柔らかくなったら、ドライバーでこじりながら開けます。
シール剤が十分に温まっていないと、硬くて外れず、無理して破損する羽目になります。
素手で触れるくらいの熱さで十分外れます。
写真6:2014年01月08日 投稿
転倒の影響で矢印の部分に少しひびが入っていて、そこから水分が入ってひどい曇りになっていたようです。
写真7:2014年01月08日 投稿
殻割り作業より、縁に着いているシール剤の除去の方が大変です。
超強力な粘着力でちょっとやそっとで取れません。
マイナスドライバーをヘラ代わりにしてたら自分を突き刺して怪我しました。
7割除去に半日かかりました。
写真8:2014年01月08日 投稿
レンズ内側の白く濁った曇り止めを除去するのにメラミンスポンジを使ったら、磨き傷で全面が白く濁ってしまいました。
レンズ内側はデリケートで傷つきやすいです。
磨き傷だらけになったレンズ内側を、ヘッドライトの曇り復活剤で磨いたら元通りピカピカになりました。
写真9:2014年01月08日 投稿
日用品店でコーキング剤を購入し、純正シール材の代わりに使用しました。400円くらい。
純正シール剤もネットで販売してます。
写真10:2014年01月08日 投稿
作業が終わると、夜中になってしまいました。
曇り止めは塗ってないので、また曇るかもしれません。
ピカピカになったレンズに満足。