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エキパイ再塗装(簡易バージョン)

2013年03月30日 23:02 グー!(7)|コメント(10)

スズキ GSX1300R HAYABUSA|隼 ハヤブサ(2004年式)
隼のエキパイは鉄製らしく、1年前に適当に塗装したエキパイにサビが再発生。

隼のマフラーの中間パイプには2センサーなる迷惑な物が付いていて、フルエキ化には高額なO2センサー対応品か、O2センサーをキャンセル(後々面倒くさい)してCPUで調整する方法もあるようです。

フルエキ買うお金もないし、面倒なので再塗装に決定。

作業開始

なんと前回塗装の時にサビの再発を予想して緩めに締め込んでいたエキパイを止めるスタッドボルトが手で回りました。汗
ガスケットも潰れてないし新品やわ。まいっか。
これでよく排気漏れしなかったなぁと関心。

エキパイの傷防止とラジエターフィンが潰れないように、ラジエターとオイルクーラーには雑巾を巻きつけておきます。

エキパイとラジエターの間に作業空間が必要なのでラジエターステーの上部を緩めて、下にあるオイルクーラーステーは全部外してしまいます。

ラジエターは上部だけ車体に付いている状態、オイルクーラーは宙ぶらりんにします。(繋がっているコネクタ類も外します)
ついでにラジエターファンも取外し。
これで手が入る作業空間が完成。(これに時間がかかる)

サビでボロボロのスタッドボルトをラストリムーバー(強力サビ取り剤)に浸しておくと泡が吹き出して30分で新品状態になってビックリ。

旧型隼のマフラーは左右2本出しです。
マフラー、左中間パイプ、エキパイを取外し、右中間パイプはO2センサーが付いているので、そのままステップの上に置いておきます。

エキパイが外れたらサンドペーパーでサビを落として洗剤で洗い流し、パーツクリーナーで脱脂して耐熱塗料で塗装します。
パーツクリーナーの流れた跡を拭き取らないと塗装後に跡が残ります。(塗装のりがよいように全体も軽くサンドペーパーをかける)

塗装を全部落とすと下地のサビ止めから塗らないといけないので、時間もないし今回はそこまでやりません。

今回は量販店にある「99工房 耐熱ペイント ブラック 600度耐久」1350円スプレー缶を使用しましたが、あまりオススメしません。

前回使用のバイク専門店で購入した「LAVEN 耐熱塗料600度 つや消しブラック 1500円」の方が、乾きも早く、噴出量が少ないので、薄く何度も塗れるし、こちらの方が色が純正色に近いです。
LAVENはつや消しなので灰色に近い黒色ですが、99工房は仕上がりの色が安っぽい黒色です。

それに塗装後、LAVENの方は焼き入れ前でもさほどベタ付きませんが、99工房の方は焼き入れ前に手で触ると指紋が付きます。(恐らく噴出量が多くてベタ塗りになっている)
ドライヤーで乾かしてみましたが駄目でした。

塗装が完成すれば、エキパイを装着してエンジンをかけて焼き入れしましょう。
エキパイから煙が出なくなったら完成!

新品ガスケットとエキパイのスタッドボルトに焼き付き防止グリスを塗るのを忘れずに。
(と書きながらガスケット使いまわし、焼き付き防止グリスも使わず、いつもながら適当)


写真1:2013年03月30日 投稿

ラジエターステーは上部を緩めて下は外す。

オイルクーラーも宙ぶらりんにします。

雑巾をかけておくと傷防止とフィンの潰れ防止になります。

写真2:2013年03月30日 投稿

ラジエターファンも外します。

ネジとコネクタを外せば簡単に外れます。

作業空間が広がります。

本当はラジエター液を抜いて、ラジエターを外せば完璧ですが面倒くさいでしょう。

写真3:2013年03月30日 投稿

中間パイプのO2センサーは固着してナットが硬くて外れないので中間パイプはそのままステップに乗せておきます。

写真4:2013年03月30日 投稿

1年前に塗装したのに再発。

塗装を完全に剥がして下地処理しないと再発すると思いますが、道具も時間もお金もないので今回も簡易的に処理。

サビが進行すると後々厄介なので、とりあえす再塗装します。

写真5:2013年03月30日 投稿

サンドペーパーでサビ取り後、全体にも適当にサンドペーパーをかける。

洗剤で洗ってパーツクリーナーで脱脂。

クリーナーの流れたあとは拭き取らないと、塗装後に跡が残ります。

写真はサビ取り後の状態。

写真6:2013年03月30日 投稿

新品状態になりました。

99工房のブラックは、LAVEN製のように、つや消しブラックではなく、ただの黒色なので安っぽい。

前回使用したLAVEN製の方が乾きも早く、薄く塗れて使い勝手もよかったです。

塗装後は焼き入れしないと塗料が硬化せず、ベタベタして指紋が付きます。

薄く乾かしながら何度も塗るのがベタベタしにくいコツです。

ほぼ1本使い切りますが少し残しておきます。(次の工程で使用)

写真7:2013年03月30日 投稿

新品のようにピカピカです。

焼き入れ前なので塗料は柔らかいです。

装着時に付いた指紋や傷は残しておいた耐熱塗料をハケに取ってタッチアップペンのようにちょこっと塗ります。

写真8:2013年03月30日 投稿

サビが酷かった部分も新品状態ですが、下地まで処理していないので再発は免れません。

写真9:2013年03月30日 投稿

炎上しているみたいです。

エンジンをかけると熱で煙が出て塗装が硬化します。

ちなみにラジエターファンを付け忘れてこの時、オーバーヒートさせてしまいました。

沸騰して噴出すラジエター液は恐怖ですよ。

煙が出なくなったら更に走行してエキパイ温度を上げて焼き入れ完成です。

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