ドゥカティ | DUCATI 848EVO
848エボは、848（2008-2010）の進化版（エボルツィオーネ）モデルとして、2011年から2013年まで販売されたミドルクラスのスーバーバイクだった。これまでの848が848エボへと名称を改めた理由は、エンジンの進化。燃焼室とピストンの形状を変更し、混合気の圧縮率を従来の12：1から13.2：1まで高め、吸気ポートやバルブリフト量の最適化などを行い、出力向上が図られていた。また、ブレーキキャリパーリパーがモノブロックタイプに変更されてもいた。それ以外の要素は、848と同じで、その名の通り、848が熟成される中で進化したモデルだった。後継モデルは、899パニガーレ。スーパーバイクがモノコックフレームのパニガーレ・シリーズになっていく中で、最後のトレリスフレーム採用モデルが、848エボということになった。
満足している点
デザイン
サウンド
Lツインの軽快さ
ミドルクラスのほどよいパワー
峠、ツーリングメインの自分には合ってるバイクだと思います。
不満な点
SS全般ですが、
やっぱり熱い
積載性のなさ
ポジションが長時間はつらい
まあ、そんなこと気にするようなら最初からこのバイクは選んでません。
これから購入する人へのアドバイス
妥協して選んで後悔するぐらいなら自分の好きなバイクに乗りましょう。それが一番です。自分は今、幸せです。
5
満足している点
■デザイン
あらゆる角度でスキが無く美しい。
■サウンド
ドゥカティらしい豪快な咆哮。
■扱いやすさ
かつてのドゥカティSSにあった乗りにくさは皆無。
気軽で誰にでも扱える、そんな一台。
不満な点
■純正ミラー
ボディとは異なる黒の樹脂色のため安っぽい。
本体色と合わせて塗装、もしくはカーボン化を施すべき。
■モノポスト時の挙動
もともとタンデム仕様のため、
デフォルトではリアが非常に硬い。
リンクロッドとサスの調整は必須。
■パーツ調達
なかなかパーツが届かない。
取り寄せの際は数カ月単位の忍耐が必要。
これから購入する人へのアドバイス
■買って後悔のない一台
あらゆる面で過去の扱いにくいとされた部分を克服している。
比較的楽なライディングポジション、
乾式から湿式へ変更されラフになったクラッチ。
排気量を絞ることで微細な操作が可能になったアクセルワーク。
それでいて大排気量ツインの魅力を随所に残しながら、
ひと目で「DUCATI」とわかる個性派デザインとサウンド。
第一印象は文句の付けどころが無い。
私が購入したモデルは「EVO」だが、
上位にはトラクションコントロールとクイックシフター、
リアショックはオーリンズ製、330mmフロントローターを採用する
「EVO CORSE(エヴォ・コルサ)」もラインナップされている。
より上質な「走り」をお求めなら、こちらをオススメする。
価格は車両価格でプラス20万円。
■その真価は…
クラス最上位である1198と比べ、爆発的なパワーや、
溢れだすトルクは期待できない。
しかし一寸考えてほしい。
それほどの圧倒的パワーを生かせる場所はどこか。
おおよその乗車機会は公道である。
ならば公道で気軽に、かつ気持ちよく走れる方はどちらか、
圧倒的に848に分がある。
逆にクローズドで最速を目指すなら、
まったくもって848は選択肢に入らない。
それこそ国産リッタークラスや、1198を買うべきだ。
つまるところ扱いきれるスペックだから、
心からドゥカティSSの良さを感じられることこそ、
この「848EVO」の魅力だろう。
■総評
今までにない、非常にフレンドリーなドゥカティSS。
初心者でも簡単に扱え、乗り出し価格もリーズナブル。
維持費は相変わらずだが、笑って許せてしまえる美しさ。
かつてあった独特のクセが薄いため、
乗り換えの方は、味気なさを感じるかもしれない。
評価:☆☆☆☆
とても良い、だが良すぎるが故、何かが足りない
□番外編・カスタム
ベースが非常にカッコイイので、
自分好みに仕上げる楽しみは格別なものです。
車両価格も上位の1198と比較してもリーズナブル。
ファンライドならば扱い易い848を選び、
カスタマイズに精を出すのも悪くないものですよ^^
私はこんなカスタムを施してみました。
「DUCATI 848EVO -Superleggera-」
https://www.bikebros.co.jp/community/CRP_view.php?id=4444&uid=ULykhAE1
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