ハーレーダビッドソン | Harley-Davidson ブロンクス | BRONX

車輌プロフィール

ブロンクスは、ハーレーダビッドソン初のストリートファイターモデル。2018年7月に発表された新中期経営計画において、アドベンチャーモデルのパン・アメリカとともに、その開発が記されていたが、この時点でモデル名はなく、単に「新しいストリートファイター」だった。翌2019年11月のミラノ国際モーターサイクルショー(EICMA2019)において、プロトタイプが一般公開されるとともに、「ブロンクス」という名称も公表され、2020年後半からの市販予定がアナウンスされた。エンジンは、975ccの水冷V型2気筒で、Vバンク角は60°に設定された「Revolutiuon Max」。45°よりも広げることで、各シリンダーへのダウンドラフトスロットルボディが収められるようになり、バランサーを内蔵してエンジンの振動も軽減されていた。最高出力は115ps。EICMA2019での発表時点では諸元情報は公開されていないが、マフラー形状が当初と異なっていたことや円形単眼のメーターが液晶表示であることなどは見て取れた。※日本への導入の有無は未定(2019年11月現在)

2020年 BRONX (カタログメイン)
2020年 BRONX 2020年 BRONX 2020年 BRONX 2020年 BRONX
2020年モデル
ハーレーダビッドソン BRONX

EICMA2019(ミラノショー)に展示されたプロトタイプ。ストリートファイターとしては珍しい(※)Vツインエンジン搭載モデル。なお、ブレンボ(ブレーキ)やミシュラン(タイヤ)とのパートナーシップも発表された。※もともとストリートファイターというジャンルは、レーサーレプリカのカウルレスカスタムとして始まったため、直列4気筒車が多い。ドゥカティがLツインのスーパーバイク(1098など)をベースにストリートファイターを展開していた時期があった。

基本スペック

タイプグレード名 BRONX
仕向け・仕様 海外メーカーモデル
原動機型式 Revolutiuon Max
原動機種類 4ストローク
気筒数 2
シリンダ配列 V型(L型)
シリンダバンク角(°) 60
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 975
最高出力(PS) 115