カワサキ | KAWASAKI KLX230シェルパS | KLX230 SHERPA S
KLX230シェルパSは、2026年の新型モデルとして、2025年9月に発売された。ベースになったのは、2024年12月に発売されたKLX230シェルパで、空冷4スト単気筒OHC2バルブの232ccエンジンやセミダブルクレードル型のフレームなどの基本的な構成と、ナックルガードなどの外観上の装備類は共有していた。KLX230シェルパSと、KLX230シェルパの差異は、大きく2点。ひとつは、シートの高さが異なること。KLX230シェルパは845mmだったが、KLX230シェルパSは825mmとなっていた。これは、KLX230シェルパS専用のスプリングを前後サスに採用したことによるもの。シート高が低くなることに伴い、最低地上高も低くなり、ホイールトラベルも短くなっていた。もうひとつは、後輪にチューブレスタイヤ対応のホイールを採用したことだった(前輪はチューブタイヤのまま)。パンク修理やタイヤ交換時の利便性を向上させるためのものだった。ベースとなったKLX230シェルパは、未舗装の林道などでのトレッキングユースが想定されていたモデル。そこに追加設定された、低いシート高かつ後輪チューブレスタイヤのKLX230シェルパSは、未舗装路でのトレッキングユースに、より適したモデルであるといえた。
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