









2019年のミラノ国際モーターサイクルショー(EICMA2019)で発表された欧州向けの2020年モデル。ユーロ5規制に適合するとともに、よりコンパクトになったヘッドライトなどの外装デザインも変更された。ここで、トラクションコントロールとともに、ライディングモードの選択機能が追加され、スポーツ/ロード/レイン/ライダー(マニュアル設定)の4種から選ぶことができるようになった。ヘッドライトと前後のウインカーがLED化された(テールライトは既にLEDだった)。TFTカラー液晶のメーターは、背景が白か黒か、反転させることができた。※欧州A2ライセンス所有者向けに、最高出力を70kWに抑えたベースモデルも設定された。A2ライセンスでは、35kWまでの車両を運転することが可能で、そのためのモデルを販売するには、「ベースモデルの出力が70kW以下であること」が必要だったから。
基本スペック
タイプグレード名 | Z900 |
---|---|
仕向け・仕様 | 海外向けモデル |
全長 (mm) | 2070 |
全幅 (mm) | 825 |
全高 (mm) | 1080 |
ホイールベース (mm) | 1455 |
最低地上高(mm) | 145 |
シート高 (mm) | 820 |
車両重量 (kg) | 212 |
乗車定員(名) | 2 |
原動機種類 | 4ストローク |
気筒数 | 4 |
シリンダ配列 | 並列(直列) |
冷却方式 | 水冷 |
排気量 (cc) | 948 |
カム・バルブ駆動方式 | DOHC |
気筒あたりバルブ数 | 4 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 73.4 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 56 |
圧縮比(:1) | 11.8 |
最高出力(kW) | 92.2 |
最高出力(PS) | 125 |
最高出力回転数(rpm) | 9500 |
最大トルク(N・m) | 98.6 |
最大トルク(kgf・m) | 10.1 |
最大トルク回転数(rpm) | 7700 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 17 |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 |
クラッチ形式 | 湿式・多板 |
変速機形式 | リターン式・6段変速 |
変速機・操作方式 | フットシフト |
1次減速比 | 1.627 |
2次減速比 | 2.933 |
変速比 | 1速 2.692/2速 2.058/3速 1.650/4速 1.409/5速 1.222/6速 1.034 |
動力伝達方式 | チェーン |
スプロケット歯数・前 | 15 |
スプロケット歯数・後 | 44 |
フレーム型式 | トレリスフレーム |
キャスター角 | 24.9° |
トレール量 (mm) | 110 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ダブルディスク |
ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク |
ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | 倒立フォーク |
フロントフォーク径(φ) | 41 |
フロントホイールトラベル(mm) | 120 |
懸架方式(後) | スイングアーム式 |
ショックアブソーバ本数(後) | 1 |
リアホイールトラベル(mm) | 140 |
タイヤ(前) | 120/70ZR17 |
タイヤ(前)構造名 | ラジアル |
タイヤ(前)荷重指数 | 58 |
タイヤ(前)速度記号 | (W) |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス |
タイヤ(後) | 180/55ZR17 |
タイヤ(後)構造名 | ラジアル |
タイヤ(後)荷重指数 | 73 |
タイヤ(後)速度記号 | (W) |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス |
ヘッドライトタイプ(Hi) | LED |
テールライトタイプ | LED |
スピードメーター表示形式 | デジタル |
メーター表示:ギアポジション | 有 |
メーター表示:燃料計 | 有 |
メーター表示:エンジン回転計 | 有 |
メーター表示:時計 | 有 |
メーター表示:ツイントリップ | 有 |
車両装備:ハザードランプ | 有 |
車両装備:アンチロックブレーキ(ABS) | 有 |
車両装備:走行モード切り替え | 有 |
車両装備:トラクションコントロール | 有 |
車両装備:スリッパークラッチ | 有 |