スズキ | SUZUKI GSX-S125

新車価格帯(実勢価格)

車輌プロフィール

2016年のミラノショー(EICMA・イタリア)で、欧州向けの2017年モデルとして発表されたGSX-S125は、EU圏内のA1ライセンス所有者向けの入門用スポーツモデルだった。ミラノショー直前のケルンショー(インターモト・ドイツ)で発表されていたGSX-Rシリーズの小排気量車・GSX-R125とプラットフォームを共有するネイキッド仕様車で、ともに124ccの水冷4スト単気筒DOHC4バルブエンジンを搭載していた。2017年10月には、GSX-S125 ABSという名称で、日本での販売も開始された。国内発売時点では、125cc車(原付2種)のABS装備は珍しく(欧州では義務化されていた)、「ABS」の名称が与えられていたが、11kWの最高出力も含め(A1ライセンス用モデルの上限出力値)、欧州向けモデルが国内導入されたものであることを示していた。日本国内向け2019年モデルはカラーリング変更のみだったが、2020年モデルでは小変更を受け、ハザードスイッチが追加され、液晶メーターは、黒地に白抜き文字表示となった。2022年7月には、平成32年(令和2年)国内排出ガス規制に対応し、アンダーカウル形状が少し変わった。

2017年 GSX-S125 (カタログメイン)
2017年 GSX-S125
新登場
2017年モデル
スズキ GSX-S125

2016年秋のEICMA(イタリア・ミラノ)で、2017年夏からの欧州発売とともに発表された。A1ライセンス(125cc以下、11kW以下)モデル。フルカウルスポーツ・GSX-R125とエンジン・シャシーを共有(カウルレス)していた。

基本スペック

タイプグレード名 GSX-S125
モデルチェンジ区分 新登場
仕向け・仕様 海外向けモデル
全長 (mm) 2000
全幅 (mm) 745
全高 (mm) 1035
ホイールベース (mm) 1300
最低地上高(mm) 165
シート高 (mm) 785
車両重量 (kg) 133
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 124.4
カム・バルブ駆動方式 DOHC
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 62
行程(ピストンストローク)(mm) 41.2
圧縮比(:1) 11
最高出力(kW) 11
最高出力(PS) 15
最高出力回転数(rpm) 10000
最大トルク(N・m) 11.5
最大トルク回転数(rpm) 8000
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 11
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 MR8E-9
点火プラグ必要本数・合計 1
搭載バッテリー・型式 FTZ5L-BS
バッテリー容量 12 V 16.2 kC (4.5 Ah)
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 1.5
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 1.3
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) 1.4
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-40
変速機形式 リターン式・6段変速
動力伝達方式 チェーン
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
タイヤ(前) 90/80-17
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 130/70-17
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)タイプ チューブレス
スピードメーター表示形式 デジタル
メーター表示:ギアポジション
メーター表示:燃料計
メーター表示:エンジン回転計
メーター表示:時計
メーター表示:ツイントリップ
車両装備:アンチロックブレーキ(ABS)