スズキ | SUZUKI GS650Gカタナ | GS650G KATANA

車輌プロフィール

1981年登場のGS650Gは、GS550エンジンのボアを拡大して673ccの排気量を得て、シャフトドライブ化したモデル。GS650G(車名末尾のGがシャフトドライブを表していた)は、2バルブGSシリーズにおけるミドルクラスの中核を担ったが、「カタナ」というペットネームが与えられていたとおり、GSX1100Sカタナを生み出した、ターゲットデザイン社の別案を採用した、「もうひとつのカタナ」としても知られるようになった。当初はオーソドックスな丸目ライトスタイルで、サイドカウルやシートに、カタナとの共通点が感じられたぐらい。82年モデルではビキニカウルを装備し、スラントしたカウルデザインにカタナらしさが伺えた。しかし、83年モデルでは、サイドカバーから「刀」のマークが外された。

1982年 GS650G (カタログメイン)
1982年 GS650G
1982年モデル
スズキ GS650G

基本スペック

タイプグレード名 GS650G
型式 GP71B
発売年 1982
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 2175
全幅 (mm) 775
全高 (mm) 1185
ホイールベース (mm) 1480
最低地上高(mm) 155
車両重量 (kg) 237
乗車定員(名) 2
原動機型式 GS650G
原動機種類 4ストローク
気筒数 4
シリンダ配列 並列(直列)
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 673
カム・バルブ駆動方式 DOHC
気筒あたりバルブ数 2
内径(シリンダーボア)(mm) 62
行程(ピストンストローク)(mm) 55.8
圧縮比(:1) 9.4
最高出力(PS) 65
最高出力回転数(rpm) 9500
最大トルク(kgf・m) 5.3
最大トルク回転数(rpm) 8000
燃料供給方式 キャブレター
燃料タンク容量 (L) 23
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 D8EA
搭載バッテリー・型式 YB14L-A2
エンジンオイル容量※全容量 (L) 3.9
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・5段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 1.956
変速比 2速 2.678/3速 1.851/4速 1.438/5速 1.171
動力伝達方式 シャフト
フレーム型式 ダブルクレードル
キャスター角 27°45′
トレール量 (mm) 112
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 2
タイヤ(前) 3.25-19
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)プライレーティング 4PR
タイヤ(後) 4.25-17
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)プライレーティング 4PR
ホイールリム幅(前) 1.85
ホイールリム幅(後) 2.5
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 2.00
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.50
ヘッドライト定格(Hi) 60W/55W
テールライト定格(制動/尾灯) 23W/8W