スズキ | SUZUKI 新聞バーディー50 | 新聞Birdie 50

車輌プロフィール

2005年に発売された新聞バーディー50は、その名称のとおりに「新聞配達のための」バリエーションモデルだった。競合のスーパーカブでいえば、プレスカブにあたるモデルで、伝統的に個別宅配が中心だった日本のスタイルに合わせて、大きなフロントバスケット、サイズアップされたリアキャリアが標準装備されていた。また、チューブレスタイヤとキャストホイールを採用し、パンクのおそれを低くするとともに、パンク修理も容易になった。2005年11月には、グリップヒーター付きモデルも加わった。速熱性が高く、スイッチ操作で5段階に温かさを調節することができた。新聞バーディー50にグリップヒーターが必要だったのは、新聞の個別宅配が、早朝に行われることが多かったため(朝刊配達)。冬季を前に追加設定されたことがわかる。2008年のマイナーチェンジでは、排気量49ccの空冷4スト単気筒OHCエンジンに、フューエルインジェクションが組み合わされることになり、平成18年排出ガス規制に適合した。同時に、燃料計がメーター内に配置されるなどの変更も受けたが、これがバーディー50にとって最後の仕様変更になった。

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