ヤマハ | YAMAHA YZ426F

車輌プロフィール

2000年モデルで登場したモトクロッサーのニューモデル、YZ426F。これまでのYZ400Fがモデルチェンジするかたちでのデビューで、水冷4スト単気筒DOHC5バルブエンジンの排気量は、426ccまで拡大されていた。この排気量アップは、シリンダーボアをこれまでの92ミリから95ミリに拡大されたことで得られたもので、同時に新設計のコネクティングロッド(コンロッド)やクランクシャフトを採用した。また、パワーアップに対応して、湿式多板のクラッチは、フリクションプレート径を7ミリ拡大のφ155ミリとし、枚数も1枚プラスの9枚とした。2003年モデルとして登場したYZ450Fが後継モデルとなったので、わずか3シーズンのモデルライフだった。※競技専用車のため公道走行不可

2002年 YZ426F (カタログメイン)
2002年 YZ426F
マイナーチェンジ
2002年モデル
ヤマハ YZ426F

YZ426Fとしての最終モデル。ブレーキの操作フィーリングやリアサスの性能向上など、細部の熟成をはかった。2002年9月には、2003年新モデルとしてYZ450Fが登場し、YZ426Fは生産を終えた。※競技専用車のため公道走行不可

基本スペック

タイプグレード名 YZ426F
モデルチェンジ区分 マイナーチェンジ
発売年 2001
発売月 10
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 2171
全幅 (mm) 827
全高 (mm) 1303
ホイールベース (mm) 1490
最低地上高(mm) 373
シート高 (mm) 998
乾燥重量 (kg) 105
乗車定員(名) 1
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 426
カム・バルブ駆動方式 DOHC
気筒あたりバルブ数 5
内径(シリンダーボア)(mm) 95
行程(ピストンストローク)(mm) 60.1
圧縮比(:1) 12.5
最高出力(kW) 42.7
最高出力(PS) 58
最高出力回転数(rpm) 9000
最大トルク(N・m) 49
最大トルク(kgf・m) 5
最大トルク回転数(rpm) 7000
燃料供給方式 キャブレター
燃料供給装置形式 FCR39
燃料タンク容量 (L) 8
エンジン始動方式 キックスターター式
点火装置 C.D.I.式
エンジン潤滑方式 ドライサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 1.5
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・5段変速
1次減速比 2.952
2次減速比 3.500
変速比 1速 1.845/2速 1.532/3速 1.277/4速 1.090/5速 0.952
動力伝達方式 チェーン
フレーム型式 鋼管セミダブルクレードル
キャスター角 27°48′
トレール量 (mm) 123
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
タイヤ(前) 80/100-21
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(後) 110/90-19
タイヤ(後)構造名 バイアス