ベスパ | Vespa プリマベーラS 125 /スペシャルエディション | Primavera S 125 / Special Edition

車輌プロフィール

プリマベーラS125は、プリマベーラ125(Sなし)に対し、スポーツマインドを感じさせるディティールを加えたバリエーションモデルだった。1968年に初代モデルが登場して以来、ベスパのスモールボディレンジを象徴する存在となっているのがプリマベーラ・シリーズは、1982年まで生産が続けられたベスパ史に残るヒットモデルだった。その名を継承して、2014年モデルで再登場した新生プリマベーラ・シリーズに設定された「S」は、標準モデルではクロームメッキ処理だったカウル端のモールやフェンダー上のクレスト(飾り)をグレーメタリック塗装に仕上げ、前後のホイールリムにダイヤモンドホワイト加工を施したところがポイントだった。搭載するエンジンは、124cc空冷4スト単気筒3バルブのi-getユニットで、フューエルインジェクションを組み合わせ、クリーンな燃焼を実現していた。前輪にABS(アンチロックブレーキ)を装備。

2019年 Primavera S 125 Special Edition サンセットオレンジ(カタログメイン)サンセットオレンジ
2019年 Primavera S 125 Special Editionサンセットオレンジ 2019年 Primavera S 125 Special Edition(サイドビュー)
特別・限定仕様
2019年モデル
ベスパ Primavera S 125 Special Edition

2019年に発売されたプリマベーラS125スペシャルエディションは、1976年モデルのプリマベーラET3のスタイルを新生プリマベーラに蘇らせた限定モデルだった。スチールモノコックのボディは、専用カラーのサンセットオレンジにペイントされ、プリマベーラET3同様に、ボディサイドにはダークグレーのアクセントラインが入っていた。搭載するエンジンは、124cc空冷4スト単気筒3バルブのi-getユニットで、フューエルインジェクションを組み合わせ、クリーンな燃焼を実現していた。前輪にABS(アンチロックブレーキ)を装備。スマートフォン(当時の携帯型情報端末)を充電可能なUSBポートも備えていた。シートにはオレンジ色のステッチが入っり、ステアリングコラムを覆う通称「ネクタイ」部分は、アクセントカラーのダークグレー。ヘッドライトとテールライトのトリム部分などもダークグレーだった。

基本スペック

タイプグレード名 Primavera S 125 Special Edition
モデルチェンジ区分 特別・限定仕様
発売年 2019
発売月 10
仕向け・仕様 海外メーカーモデル
全長 (mm) 1863
全幅 (mm) 695
ホイールベース (mm) 1334
シート高 (mm) 790
車両重量 (kg) 130
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 124.5
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC)
気筒あたりバルブ数 3
内径(シリンダーボア)(mm) 52
行程(ピストンストローク)(mm) 58.6
最高出力(kW) 7.9
最高出力(HP) 10.7
最高出力回転数(rpm) 7770
最大トルク(N・m) 10.4
最大トルク回転数(rpm) 6000
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 7
エンジン始動方式 セルフスターター式
クラッチ形式 自動遠心
変速機形式 Vベルト式・無段変速
フレーム型式 スチールモノコックボディー
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) リンク式フォーク
懸架方式(後) ユニットスイング式
タイヤ(前) 110/70-12
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 120/70-12
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)タイプ チューブレス
ヘッドライトタイプ(Hi) LED
テールライトタイプ LED
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:燃料計
メーター表示:時計
車両装備:アンチロックブレーキ(ABS)