ホンダ | HONDA CRF1000Lアフリカツイン アドベンチャースポーツ | CRF1000L Africa Twin Adventure Sports

車輌プロフィール

CRF1000Lアフリカツインを、よりタフネスに、もっと遠くまで走るためのモデルへと特化させたCRF1000Lアフリカツイン・アドベンチャースポーツ。たとえるなら、BMW R1200GSに対するR1200GSアドベンチャーのような位置付けだといえば分かりやすい。2017年のミラノショー(EICMA)において、2018年モデルとして発表され、当時のリリースによれば、日本での販売も計画されていた。市販モデルとして日本で発売されたのは、2018年4月から。同時にモデルチェンジされたCRF1000Lアフリカツインをベースに、24リッターの大型燃料タンクへの換装、パイプガード、スキッドプレートの装備などが行われていた。また、専用サスペンションによって悪路走破性も高まったが、シート高も高くなってしまったため、ローダウンタイプ(60ミリダウン)も設定された。CRF1000Lアフリカツイン同様にDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)搭載車も設定されたため、計4タイプでの展開となった。ライディングモードセレクトやリチウムイオンバッテリー、グリップヒーター、充電等に便利なアクセサリーソケットなどの基本仕様は、CRF1000Lアフリカツインに同じ。2019年モデルからは、ETC2.0車載器を標準装備した。※2019年9月23日、欧州にて2020年型のアフリカツインが発表された。エンジン排気量を1,084ccに拡大し、モデル名も「CRF1100Lアフリカツイン」と改められた。アドベンチャースポーツも、同様に「CRF1100Lアフリカツイン アドベンチャースポーツ」となった。名称変更に伴い、別車種扱いとした。[追記]AT限定の大型二輪免許は、2019年12月1日から施行された道路交通法施行令の一部改正に伴い、従来の「総排気量0.650リットル以下」という限定が撤廃され、排気量の上限なく、クラッチ操作を必要としない車両を運転することが可能になった。以降、CRF1000Lアフリカツイン・アドベンチャースポーツのDCT搭載モデルは、AT限定大型二輪免許で運転することが可能になった。

2018年 CRF1000L Africa Twin Adventure Sports TypeLD パールグレアホワイト(カタログメイン)パールグレアホワイト
2018年 CRF1000L Africa Twin Adventure Sports TypeLDパールグレアホワイト
新登場
2018年モデル
ホンダ CRF1000L Africa Twin Adventure Sports TypeLD

CRF1000Lアフリカツインよりも20ミリ車高が上がったアドベンチャースポーツのシート高は890ミリとなり、ライダーの体格を選ぶようになっていた。そこで、専用サスペンションを装備して、シート高を60ミリ下げたローダウンタイプが設定された。CRF1000Lアフリカツインの18リッターに対し、24リッターまで大型化された燃料タンクは、シームレス溶接が採用されていた。これは溶接の継ぎ目がないもので、剛性が均一化されるというメリットがあり、本格アドベンチャーモデルにふさわしいものだった。グリップヒーターやアクセサリーソケットのほか、この年のCRF1000Lアフリカツインシリーズ全車には、ウインカーのオートキャンセル機能も追加されていた。※画像は標準車高のもの

基本スペック

タイプグレード名 CRF1000L Africa Twin Adventure Sports TypeLD
モデルチェンジ区分 新登場
型式 2BL-SD04
発売年 2018
発売月 4
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 2310
全幅 (mm) 930
全高 (mm) 1510
ホイールベース (mm) 1560
最低地上高(mm) 210
シート高 (mm) 830
シート幅補足 ローポジション810
車両重量 (kg) 242
最小回転半径(m) 2.6
乗車定員(名) 2
燃料消費率(1)(km/L) 32.0
測定基準(1) 国交省届出(60km/h走行時)
燃料消費率(2)(km/L) 21.1
測定基準(2) WMTCモード値
原動機型式 SD04E
原動機種類 4ストローク
気筒数 2
シリンダ配列 並列(直列)
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 998
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC)
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 92
行程(ピストンストローク)(mm) 75.1
圧縮比(:1) 10
最高出力(kW) 70
最高出力(PS) 95
最高出力回転数(rpm) 7500
最大トルク(N・m) 99
最大トルク(kgf・m) 10.1
最大トルク回転数(rpm) 6000
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料供給装置形式 PGM-FI
燃料タンク容量 (L) 24
燃料(種類) レギュラーガソリン
満タン時航続距離(概算・参考値) 768.0
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 SILMAR8A9S
点火プラグ必要本数・合計 4
エンジン潤滑方式 ドライサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 4.8
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 3.9
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) 4.0
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-30
ドレンボルト呼び径(mm) 12.0
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 1.733
2次減速比 2.625
変速比 1速 2.866/2速 1.888/3速 1.480/4速 1.230/5速 1.100/6速 0.968
動力伝達方式 チェーン
チェーンサイズ 525
標準チェーンリンク数 124
フレーム型式 セミダブルクレードル
キャスター角 27°30´
トレール量 (mm) 113
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク
フロントサスペンションストローク(mm) 230
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
タイヤ(前) 90/90-21
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)荷重指数 54
タイヤ(前)速度記号 H
タイヤ(前)タイプ チューブタイヤ
タイヤ(後) 150/70R18
タイヤ(後)構造名 ラジアル
タイヤ(後)荷重指数 70
タイヤ(後)速度記号 H
タイヤ(後)タイプ チューブタイヤ
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 2.25
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.80
ヘッドライトタイプ(Hi) LED
テールライトタイプ LED
スピードメーター表示形式 デジタル
メーター表示:ギアポジション
メーター表示:燃料計
メーター表示:エンジン回転計
メーター表示:時計
メーター表示:ツイントリップ
車両装備:ハザードランプ
車両装備:アンチロックブレーキ(ABS)
車両装備:走行モード切り替え
車両装備:トラクションコントロール
車両装備:グリップヒーター
車両装備:DCソケット
車両装備:キャリア
車両装備:緊急制動表示灯