ホンダ | HONDA CRF300ラリー | CRF300RALLY

車輌プロフィール

CRF300ラリーは、2021年のニューモデルとして、海外市場向けに登場したオフロードモデルだった。2017年からラインナップされていたCRF250ラリーがモデルチェンジを受ける形で設定されたもので、基本的な構成は、CRF250ラリーから受け継いだものだったが、「車名の数値」が増えたことからも推測できるように、水冷単気筒DOHCエンジンの排気量は、それまでの249ccから286ccに拡大されていた。この排気量アップは、ピストンストロークを55ミリから63ミリに延長(ロングストローク化)することで得られたもので、欧州での環境規制ユーロ5にも適合していた。フレームやスイングアームなども改められ、ボディワークも変更された。この年には、日本市場向けのCRF250ラリーもフルモデルチェンジを受けており、エンジン以外の要素は基本的に同一だったが(ギアポジションインジケーターを備えた新型メーターなども)、方向指示灯(ウインカー)はLEDではなくバルブ式だった。※日本市場未発売

2021年 CRF300RALLY (カタログメイン)
2021年 CRF300RALLY 2021年 CRF300RALLY 2021年 CRF300RALLY
新登場
2021年モデル
ホンダ CRF300RALLY

※諸元及び画像は欧州向けモデル発表時のもの

基本スペック

タイプグレード名 CRF300RALLY
モデルチェンジ区分 新登場
仕向け・仕様 海外向けモデル
全長 (mm) 2230
全幅 (mm) 920
全高 (mm) 1415
ホイールベース (mm) 1455
最低地上高(mm) 275
シート高 (mm) 885
車両重量 (kg) 153
最小回転半径(m) 2.3
乗車定員(名) 2
燃料消費率(1)(km/L) 32.3
測定基準(1) WMTCモード値
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 286
カム・バルブ駆動方式 DOHC
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 76
行程(ピストンストローク)(mm) 63
圧縮比(:1) 10.7
最高出力(kW) 20.1
最高出力回転数(rpm) 8500
最大トルク(N・m) 26.6
最大トルク回転数(rpm) 6500
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料供給装置形式 PGM-FI
燃料タンク容量 (L) 12.8
満タン時航続距離(概算・参考値) 413.4
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 SIMR8A9
点火プラグ必要本数・合計 1
搭載バッテリー・型式 YTZ8V
バッテリー容量 12V-7Ah
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 1.8
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
動力伝達方式 チェーン
フレーム型式 セミダブルクレードル
キャスター角 27°30'
トレール量 (mm) 109
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク
フロントフォーク径(φ) 43
フロントサスペンションストローク(mm) 260
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
リアサスペンションストローク(mm) 260
タイヤ(前) 80/100-21
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)荷重指数 51
タイヤ(前)速度記号 P
タイヤ(前)タイプ チューブタイヤ
タイヤ(後) 120/80-18
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)荷重指数 62
タイヤ(後)速度記号 P
タイヤ(後)タイプ チューブタイヤ
ヘッドライトタイプ(Hi) LED
テールライト定格(制動/尾灯) 21/5W
スピードメーター表示形式 デジタル
メーター表示:ギアポジション
メーター表示:燃料計
メーター表示:エンジン回転計
メーター表示:時計
メーター表示:ツイントリップ
車両装備:ハザードランプ
車両装備:アンチロックブレーキ(ABS)
車両装備:スリッパークラッチ