ホンダ | HONDA キャビーナスタンドアップ50 | CABINA STAND UP 50

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 キャビーナスタンドアップ50 | CABINA STAND UP 50

車輌プロフィール

屋根なしなのが二輪車の常ながら、ときどき「ではない」モデルが登場することがある。1994年9月に発売された「キャビーナ」もそのひとつ。スクータータイプの車体の上には、ウインドスクリーンから伸びたかたちの屋根(ルーフ)があり、そのウインドスクリーンには、クルマのようなワイパーが取り付けられていた。大雨ならいざ知らず、ちょっとした雨ならレインコートも不要で、ワイパーを動かせば、雨だれで前が見えないこともなかった。屋根とワイパーが付くといえば、ジャイロキャノピー(1990年)が先行していたが、ビジネスユース中心のジャイロキャノピーに対し、キャビーナはパーソナルユースを想定したモデル。それは、新車プレスリリースの説明文において「シート下にはテニスラケットなどが収納できる」とあったことからも明らかだった。キャビーナ・スタンドアップ50は、排気量49ccの空冷2スト単気筒エンジンを搭載した原付1種モデル。電動式のオートスタンド(スタンドアップ機構)を搭載していた。キャビーナには、このほかに同じエンジンを搭載し、オートスタンドを持たないキャビーナ50と、2スト89ccエンジンのキャビーナ90がラインナップされていた。

1994年 CABINA STAND UP 50 ブルー(カタログメイン)ブルー
1994年 CABINA STAND UP 50ブルー
新登場
1994年モデル
ホンダ CABINA STAND UP 50

スタンド掛けを、メインスイッチのキー操作で行える電動式オートスタンド(スタンドアップ機構)を採用。狭い場所での駐車に便利だった。49ccの2スト単気筒エンジンを搭載。Vベルト式無段変速。始動はセル&キック併用式。ブレーキは前後ともドラム式(リーディングトレーリング)で、フロントのホイールサイズは12インチ(リア10インチ)。

基本スペック

タイプグレード名 CABINA STAND UP 50
モデルチェンジ区分 新登場
型式 A-AF33
発売年 1994
発売月 9
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 1845
全幅 (mm) 680
全高 (mm) 1670
ホイールベース (mm) 1280
最低地上高(mm) 100
シート高 (mm) 670
乾燥重量 (kg) 104
車両重量 (kg) 112
最小回転半径(m) 2.0
乗車定員(名) 1
燃料消費率(1)(km/L) 45.4
測定基準(1) 30km/h走行時
原動機型式 AF20E
原動機種類 2ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 49
内径(シリンダーボア)(mm) 39
行程(ピストンストローク)(mm) 41.4
圧縮比(:1) 6.9
最高出力(PS) 5.2
最高出力回転数(rpm) 6250
最大トルク(kgf・m) 0.61
最大トルク回転数(rpm) 6000
燃料供給方式 キャブレター
燃料供給装置形式 PB2D
燃料タンク容量 (L) 7
燃料(種類) レギュラーガソリン
満タン時航続距離(概算・参考値) 317.8
エンジン始動方式 セルフ・キック 併用式
点火装置 C.D.I.式
点火プラグ標準搭載・型式 BR6HSA
点火プラグ必要本数・合計 1
搭載バッテリー・型式 YTX7L-BS
エンジン潤滑方式 分離給油(2スト)
2ストエンジンオイルタンク容量 1.20
クラッチ形式 乾式・多板・遠心
変速機形式 Vベルト式・無段変速
変速機・操作方式 自動変速
フレーム型式 アンダーボーン
キャスター角 27°00′
トレール量 (mm) 67
ブレーキ形式(前) 機械式リーディングトレーリング
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) ユニットスイング式
タイヤ(前) 100/90-12
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)荷重指数 59
タイヤ(前)速度記号 J
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 110/80-10
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)荷重指数 58
タイヤ(後)速度記号 J
タイヤ(後)タイプ チューブレス
ホイールリム形状(前) MT
ホイールリム幅(前) 2.5
ホイールリム形状(後) MT
ホイールリム幅(後) 3.0
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:燃料計
車両装備:ヘルメット収納
車両装備:シート下収納(シート下トランク)
車両装備:センタースタンド