ホンダ | HONDA モンキーR | Monkey R

車輌プロフィール

モンキーRは、1987年3月に発売されたスポーティな50ccレジャーバイク。その名称からも明らかなように、モンキーの派生モデルとして登場した。モンキー・シリーズなので、搭載するエンジンは49ccの空冷4スト単気筒ながら、その出力は、同時期のモンキー(ゴリラ)の3.1psから4.5psにまでアップされており、フレームもスポーツモデルらしいツインチューブ式。フロントブレーキには油圧ディスク式を採用し、ステップはアルミ製など、コンパクトサイズながら本格的なスポーツモデルとしての装備を持つのが特徴だった。ホイールサイズも、モンキー(ゴリラ)の8インチに対し、10インチで、チューブレスタイヤを組みあわせていた。翌88年には、アップハンドルタイプのモンキーRTが登場した。

1987年 Monkey R ブラック(カタログメイン)ブラック
1987年 Monkey Rブラック 1987年 Monkey Rホワイト
新登場
1987年モデル
ホンダ Monkey R

モンキーRは、モンキー派生のスポーツモデル。49cc空冷4スト単気筒OHCエンジンは、4.5psを発生。ミッションは、常時?み合い式の4段リターン。始動はキック式で、点火方式は安定性のあるCDIマグネット。モンキーと違い、10インチホイールを採用し、チューブレスのオンロードタイヤを履いていた。タンク容量は7リッターで、モンキー(5L)より大きく、ゴリラ(9L)よりも小さい。燃費の良さは、カブ・モンキー系の伝統通り。

基本スペック

タイプグレード名 Monkey R
モデルチェンジ区分 新登場
型式 A-AB22
発売年 1987
発売月 3
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 1510
全幅 (mm) 610
全高 (mm) 800
ホイールベース (mm) 1055
シート高 (mm) 650
乾燥重量 (kg) 67
車両重量 (kg) 73
乗車定員(名) 1
燃料消費率(1)(km/L) 100.2
測定基準(1) 30km/h走行時
原動機型式 AB22E
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 49
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC)
内径(シリンダーボア)(mm) 39
行程(ピストンストローク)(mm) 41.4
圧縮比(:1) 9.8
最高出力(PS) 4.5
最高出力回転数(rpm) 8500
最大トルク(kgf・m) 0.42
最大トルク回転数(rpm) 6500
燃料供給方式 キャブレター
燃料供給装置形式 PB92
燃料タンク容量 (L) 7
燃料(種類) レギュラーガソリン
満タン時航続距離(概算・参考値) 701.4
エンジン始動方式 キックスターター式
点火装置 C.D.I.式
点火プラグ標準搭載・型式 C6HSA
点火プラグ必要本数・合計 1
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 0.8
クラッチ形式 湿式・単板
変速機形式 リターン式・4段変速
変速比 1速 3.272/2速 1.937/3速 1.350/4速 1.090
動力伝達方式 チェーン
スプロケット歯数・前 15
スプロケット歯数・後 37
チェーンサイズ 420
標準チェーンリンク数 100
フレーム型式 バックボーン式ツインチューブフレーム
キャスター角 25°00'
トレール量 (mm) 64
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
タイヤ(前) 3.50-10
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)プライレーティング 2PR
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 3.50-10
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)プライレーティング 4PR
タイヤ(後)タイプ チューブレス
スピードメーター表示形式 アナログ