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思い付きで”西”に行く…奈良ららーん♪

近畿エリア(奈良県) カテゴリ:建物・史跡
2015-10-18 15:04:02 走行日:2015-10-16〜2015-10-17
グー!(50)

ある年の11月29日、神戸までセロー225Wで走ったことがある。正直…意識不明寸前のツラさだった。猛烈な寒さと大型車の情け容赦ない右側ギリギリの追い越し。コワイ、”西”はコワイ。すっかりトラウマ。
以来、ずーっと避けていた”西”だったが、CBくんというデカイのを手に入れたからには、きっと”西”だって違う景色に見えるはず。ツーリングマップル関西版を買って、眺めていたら、唐突に行きたくなった。
でも、目的地がないのよね… 京都は?今頃、紅葉だなんだでスゴイ人混み・クルマ混みのはず。関西シロートには厳しいだろう。思い出す、修学旅行で行った奈良。石舞台がカッコよかったのに、ゆっくり見ていない。とりあえず、行ける所まで行ってみようか。イヤになったら引き返そう。
出発の日は小雨、カッパを脱げる地点まで走ったら、引き返すのもモッタイナイ距離になり、関西在住のBROS友に連絡してみると一緒に走ってくれるという。ラッキー☆
奈良は、無造作に遺跡・史跡が町中にあって、不思議な雰囲気を醸し出している。道の左に何気なくある土手みたいなのは古墳、右には円形の柱の跡が並ぶ宮殿の趾、畝傍山は人工の山で日本のピラミッド…走りながら眺めるだけで、奈良ららーん♪ 歴史の中を旅する気分を味わえました。

・走行距離:往復1000kmちょっと(高速道路が90%近いかな)
・燃費:20km/Lくらい(最近、調子がいい)
・コース:東名高速〜伊勢湾岸道路〜東名阪道路 ほか
(日記を先に書いちゃった…
 https://www.bikebros.co.jp/community/DRY_view.php?id=118286&uid=vak2r9uT)

※メインフォトは石舞台古墳 遠景

最初の休憩は富士川SA

なかなか雨が止まず、メゲそうになりながら給油を兼ねて富士川SAにイン。
目の前に富士山が見えるらしいのですが、雲隠れ…
ここで昔、アフリカツインに乗っていたというお父さんに話しかけられて、しばしおしゃべり。お父さんはココから見える富士山を目的に月イチペースで来てるけど、8回連続でフラれているとか…

待ち合わせの御在所SA

富士川SAからは素晴らしい好天。待ち合わせの御在所SA着。
隣に都内ナンバーのBMWが停まっていました。ご夫婦でタンデム旅のようで、ペコリごあいさつ。
まもなくBROS友が現れて、初めましてのごあいさつと雑談。15分ほど休んで出発。

針テラスはバイクに大人気

BROS友がよく行くという道の駅・針テラスへ。
平日の昼間なのに、バイクがいっぱい停まっていました。「土日はもっとスゴイですよ」停めるところがないくらいバイクが集まるという人気スポットです。
売店やレストラン併設で、並みのSAより充実してるかも。

石舞台古墳に大コーフン!!

BROS友の先導で石舞台古墳のある公園へ。
入場料250円也を支払って中に入ると、すぐに見えてきます。
巨大構造物好きとしてはたまらないカッコよさ!人が石を運んで積み上げて、今もその姿が残っている…不思議だなぁ…横から見ると、スフィンクスぽいような??
園内はきれいに整備されて休憩スポットも多くあります。

石舞台のタテ顔

デカイ石、というより岩がしっかり乗っかって石室のフタをしています。
なんとなく、意思めいたモノを感じますが、気のせいでしょうか。

ここから石室に入れます

溝への落下注意をうながすロードコーンが少々ジャマですが、階段を下りると石室に入れると、初めて知りました。
もちろん、中を覗きに行きます。

石室の内部

中は掘り込んだ部分があるので、高さがかなりありました。
巨大な石だけを組み上げているのに、もろい所は一切なく、何かを守ろうとする堅牢さが際立ちます。
もっと奥まで入ろうかと思いましたが、独特な緊張感があって入れませんでした(笑)

亀石は子供の遊び場

日本最古の彫刻、仏像以前のモノとも言われている亀石を見に行きました。
ノンビリした顔の巨石の前で、お父さんと小さな女の子が遊んでいて、やっぱり史跡や遺跡は仰々しく扱われていない、無造作加減がたまらない奈良。
この亀さんが西を向くと、奈良が泥にまみれる、みたいな説明書き。滅ぶんじゃないんですね、優しいんですね。

高松塚古墳はたおやかな姿

石室の壁画ばかりが有名ですが、古墳の姿は柔らかい曲線で構成された円墳で、たおやかな姿が女性的です。
壁画のレプリカを掲示した資料館もあって、石室の一面に空いた穴は、江戸時代に大名が金策に困って掘った盗掘穴だそうで、副葬品などはかなり持ち出されてしまったようです。
ま、エジプトのピラミッドもそうでしたしね…
それでも、こんな豪華な墓に埋葬されていたのは誰なんでしょう?

初めての新世界より

夜はウワサの?新世界に行ってみました。
初めての通天閣!ビリケンさん!づぼらやのフグ!
まばゆい光と深い闇が混然一体となった町。
ここで美味しい串カツなどをいただき、ゴキゲンな夜となりました。
翌日は、東海以東の雨雲にけしかけられて、午前中に大阪を離れ、東京まで約6時間の一気帰りでした。


スポット詳細情報

  • 石舞台古墳
  • 住所:石舞台古墳
  • 駐車:あり

50人がグー!を付けています。

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