甲信越エリア(長野県) カテゴリ:建物・史跡
2015-10-13 00:32:19 走行日:2015-10-12〜2015-10-12
グー!(50)
肘を痛めてから、ダートをまったく走れない。3連休の晴れた1日、CBくんと長野のダムを見に行こうか、なんて思っていた。そのルートを調べるうちに、ちょっと面白そうな砂防施設を見つけた。
「牛伏川階段工(フランス式階段工)」森の中に水が流れ落ちる美しい石組みの階段。これは流域の背景にある多くの谷から流れてきた水勢を抑えながら23mの落差を確保するため、1つ1つの石を人の手だけで組み上げたという。機械や重機のない時代、これを作り上げた人々。これだけでも、ドラマチック土木!
他にも安曇三ダムや少し変わった砂防設備など、見たいものはあるのだけれど、細かくコチャコチャした道はCBくんには向いていないかも。立ちゴケでもしたら起こせないし…
ああ、XRアニキだったらな。乗りたいなぁ。もう4ヵ月近く乗っていない。でも片道200kmオーバーの道のり、逆輸入レーサーにはかなりキビシイ。すると「ヨンヒャク(XR400R)のタイヤを終わらせたい」オフ師匠との利害が一致して、トランポに2台積んで行こうとなった。
そして、走った先の森の中には…今でも変わらぬ姿で清らかな水に洗われる、フランス式階段がありました。
ルート:塩尻市内〜R19〜K26〜R158〜K63ほか バイク走行距離=約120km
※メインフォトは牛伏川フランス式階段流路
お久しぶりのXRアニキ
最後にXRアニキ(XR250R)に乗ったのは5月GWのショートダートツー。実に4ヶ月ぶり。アニキぃ〜〜、お久しぶりです(涙)
今日はXRアニキと一緒に行くのです。先導はアタクシ、オフ師匠はダート道しか知らないので、普通の道は方向オンチですよー(暴露)
木祖村は水の始発駅
国道19号沿いは中山道にあった本山宿や奈良井宿など、宿場の面影を残しています。でも、私の目的は違うので心残りながらスルー。
県道26号に入ってから木祖村の「水の始発駅」で最初の休憩。目の前には清流が流れ、遠くの山はところどころ色づいて秋めいています。
魚伊羅津流路工
県道26号から1本内側に川沿いの道を走ると、石の配置が独特な魚伊羅津(うおいらず)流路工があります。
最近の雨で水量が増えていたのか、その全貌はよく見えませんでしたが、下流に見える魚道がかわいい。
ここへ向かう細道を歩いていたおじいさんにペコリおじぎすると、手をブンブン振ってくれました。嬉しかったです。
奈川渡ダム堤体上は国道
県道26号を北上すると左側にチラチラ梓湖が見えてきます。国道158号のT字を左に進むと、奈川渡ダムの堤体上を走っています。
あっという間に通過してトンネルに吸い込まれてしまったのでUターンして1枚パチリ。
アーチ式の堤体はダンジョン!?
バイクを停めた所から奈川渡ダムを見下ろすと、目もくらむような高さのアーチ式コンクリートダム。階段が複雑にあちこちにクネリ、物々しい発電設備が。
スケールが大きすぎて、スマホカメラでは収まりません。
森の中の牛伏川階段工
松本駅前から県道63号をしばらく走ると、牛伏寺の案内板があります。細くて心細くなりそうな道を上っていき、駐車場にバイクを停めて遊歩道を上ると…わぁ…
階段状の石積みとその上を流れる清流、額縁になる緑。牛伏川階段工、フランス式階段流路です。
XRアニキと400アニキ
今回は舗装路ばかりで申し訳なかったけど、おかげでいろいろなトコロでいろいろなモノを見て満足。
軽い車重、遅くも速くも走れるフトコロ深さ、やっぱりアニキたち、サイコーです。
あ、メインキーがなかったりハンドルロックがなかったりするので、ツーリングの際は、ワイヤーロックなどは必携なのはご愛敬…(笑)
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