バイクSNS バイクブロス・コミュニティ-ツーリングやカスタムレポート

紅葉+雲=雨 ツーリングはいつも気まぐれ <2終>

東海エリア(静岡県) カテゴリ:アウトドア・スポーツ
2019-11-15 23:15:53 走行日:2019-11-12〜2019-11-13
グー!(13)

21:00 ほうとうにお米を入れて雑炊にします。このとき汁を薄めにしましょう。空を見てまだ回復しません。というか回復の兆しがありません。
22:00 ゆっくりと雑炊をいただきます。残った刻み葱でいただきましたが薄めでちょうど良かったかな。けど肉塊とほうとう1人前、けっこういただいていますので雑炊はかなり残ってしまいました。次回は量少な目で作りたいと思います。
22:30 撮影を諦め就寝。

03:00 尿意で目覚めます。トイレが遠いので移動時間を考慮しなければ。
深夜ですが前回とは様相が異なります、曇っているのですが明るいのです、前回は快晴で完全な闇でした。それほどに月明かりの影響は夜大きいということなのでしょうか。再び就寝します。

06:45 起床。
相変わらず雲多めですが切れ間から陽がさします。今回も夜露でテント内は濡れませんでした。フライは内側がわずかに濡れていますが湿り気程度です。
テント上部の三角小窓を全開放してたからか、それとも結露するほどではなかったかわかりませんがテント泊2回とも結露から救われました。
朝食とともに撤収準備開始です。
各装備をまるめてテント内に集めます、朝食後もうゴミは発生しないことを確認しバイクにゴミ乗せてゴミステーションへ。
サイドケースに機材を入れ、バイクに装着。テーブルとシートバッグを荷台につけシュラフ・エアマット・テント本体と細かい備品を乾かしながら収納。それでも湿気を含んだ分、5%増量といった感じです。バッグが膨らみ乗車位置に制限を受けるほどです。困りました。

10:00 撤収完了。今にも雨が降ってきそうな天気になり甲府・野辺山方面の天気を確認していると雨が降り出しました。雨雲レーダーにない雨です、見通しがたちません。

10:20 天気予報と実情の違いに戸惑いながらも出発です、まずは雲の切れ間を探します。甲府方面が明るいため本栖みちで降りて国道52号で先ずは甲府まで出ることにします。
本栖湖も曇天を写し映えません、そのまま下り始めます。本栖みちはつづら折りの峠道ですが整備が進みコーナーが緩くなりつつあります。国道52号に合流、雨からは脱しましたが南を見ると雨必至の天気です。気づきました、天気予報が半日ずれていることに。北に行ってもそこから先も天気が良くなさそうです。
このため、シートバッグごと宅急便で自宅に送りサイドケースのみでツーリングを続けることにしました。シートバッグはヤマト運輸で扱う140サイズにぴったりなので簡単に送れるのです。
最寄りの宅急便センターをネットで調べナビさせます。
そして雨が再び。停まっていることを許してくれません。市川三郷の宅急便センターに向かいます。

12:20 宅急便センター到着。段ボールを購入しテントと自炊道具いっさいを段ボールに詰めて送りました、これでサイドケースのみで雨に降られても荷物は心配ありません。心配なのはKSRのバッテリーケースです。
本降りの中走り続けるとバッテリーケース内部に水が入り込みます。これにより分電された配線が濡れ焼けてしまうのです、先月エアフェスタツーリングで配線が水でショートし配線が溶解、ケースの一部が溶けました。まだ安心できる配線になっていないので雨=走行不可と考えています。
さて、荷物の心配はなくなりました。遅くなってしまいましたが「滝沢牧場」に宿泊申し込みの電話を掛けました、ところが!
自動メッセージで「本日は不定休」とのこと。
「あれぇ?」、せっかく荷物を送ってまで行こうとしたのに…
「このまま帰るか…」と遠く埼玉の地を望むと、そこに見えたのは「虹」でした。
立派な虹、それは行く手に雨が降っていることを表しています。南をみると雨雲が近寄ってきています。
こういうのを「前門の狼 後門の虎」っていうんだっけ? あれ?どっちが虎でしょうか。
ほかのルートは野辺山方面ですが、雲がかかっています。天気は観て取れません…
「帰ろう! ただし雨をやり過ごして雲取山の雨雲がきれたら」、それまでは「ほったらかし温泉」で食事&温泉しようと。
甲府市街を土手や川の横を走り渋滞を避けて進みます、甲府はさすが信玄公を悩ますだけあって河川が多い土地です。とにかく橋で土地が分けられ橋のたもとで渋滞が発生しますから。
そしてやっと青梅街道に入りフルーツラインに入ります。フルーツラインは広域農道です、なぜかサーキットみたいな道多いですよね。浜松の「オレンジロード」も有名ですが。
フルーツラインを走っていくと「フルーツ公園」にたどり着きます。ほったらかし温泉は公園内道路の先にあります。とにかく傾斜がきつく、満載のまま訪れたら大変なことになっていたかも。
14:20 ほったらかし温泉到着。
先ずは食事、そして温泉につかります。甲府市街だけ晴れているんですね。少なくとも三方は雨です。
「あっちの湯」につかりながら文字通り雲行きをみます。その点では見晴らしいいし、ぬる湯で長湯にはもってこい。そして1時間もつかっていましたね。
風呂上り名物「温玉あげ」を食べ出発準備です。
16:00出発、長湯していたのでほかほかです。山影に入り一段と暗くなります。日没も近いのでできるだけ早く山岳地帯を抜けたいのですが道の駅みとみに着いた時には真っ暗です。
16:55道の駅を出発。この時すでに防寒装備は最大です、これ以上寒くなっても対処しようがありません。
70円を払い雁坂トンネルを通過。トンネル出たころには、トンネルの境目が分からないほどに暗くなっています。交通もほとんどないので時速30キロ程度で走ります。
センターラインとガードレールや反射鏡が照らし出されるだけ、そこに対向車が数コーナー先にあるのがライトによってわかります。次のコーナーで対向車で出くわすためヘッドライトを下向きにした瞬間対向車のハイビームに照らされます、ちょっと幻惑したなかに大きな影が。
シカです、大きなシカが対向車に照らされました。急ブレーキでコーナーの動揺が収まっていないKSRはテールが右に流れます。正直右に流れると苦手なんです、わたし。
シカと対向車の横を滑り気味に通過。サイドケースもあったしぶつかる可能性は高かったのに…幸運だっただけでしょう。
対向車も無事なようです。ライトを切り替え、さらに対向車の幻惑の中でシカに遭遇は正直最悪のタイミングでした。コーナーの先に鹿がいる、シートバックを外しておいてよかったとつくづく実感します。
その後も山岳エリアを抜けるまで40キロで走りました。
両サイドに民家が並ぶようになり一安心、途端に寒く感じるようになりました。気温は11℃ですし背中の「マグマカイロ」は冷えてきたようです。
18:00 セブンイレブン秩父影森で珈琲休憩。集中力が切れてきているので少し長めの休憩です。
「まだ18時」ですが、深夜のような印象です。車なら仮眠もありでしょうが、バイクではそれもできず半覚醒のジュ応対でただ時間を費やしました。
18:30 出発です。帰宅は21時でしょう。国道299号の単調な道は眠気を誘いますからラジオを聴きながら走ることに。
19:00 正丸トンネル通過します、速度は50キロくらいにセーブしています。道には雨の痕跡があります、やはり天気予報は外れていましたね。日高、川越を順調に通過。ここまで250キロ走ります、行きもそうですが重量増しの山間部ツーリングですが7.5リットルで300キロ近く走りますねKSRは。

荒川を越えます、遠くにさいたま新都心の「docomoタワー」が見えると帰ってきたと感じます。
20:30 無事帰着。
装備の片付けは明日にして今日は休むとしましょう。

<装備データ>
使用マシン :Kawasaki KSRpro 110cc
装備(バイク):シートバッグ
      :サイドケース(GIVI E21)
      :軌跡データロガー(GARMIN eTraxTouch35J)
      :RAMマウント Xグリップ。
装備(ライダ) :ジェットヘルメットにウェアラブルカメラ(GoPro7)をちょんまげマウント、Bluetoothヘッドセット(B-COM6x)
      :タッチパネル対応グローブ
      :ウェア(アウター:オールシーズン・オールウェザージャケット、ミドル:ジャケットライナー、インナー:ひ・み・つ)
      :ボトム(アウター:モンベルオーバーパンツ、デニム、インナー、ひ・み・つ)
      :シューズ(安全靴)
情報ツール :スマートフォン 2台(主:通話/メール・音楽再生用、 副:バイクにマウントしナビゲーション・カメラ操作・スナップ撮影用)

<走行データ>
全行程
走行時間:505キロ
走行距離:12時間43分(信号待ちなど停止時間を除く)
移動速度:平均時速40キロ

キャンプ場の夜明け

雲の切れ間からでも夜明けはきれいですね。

垣間見えた富士山

雨雲迫るなかで富士山が見えました

ほったらかし温泉に到着です

見晴らしいいい温泉です

ほったらかし温泉

食事施設、休憩施設を完備しています。ほったらかしてはいません。

名物 温玉あげ

ちょっとお塩をふって、美味しいのなんの。
アニメから知った食べ物ですが、これはあたりです。


スポット詳細情報

  • ふもとっぱらキャンプ場

13人がグー!を付けています。

ログイン

会員登録する

注目のタグ

あなたのバイク今いくら?

バイク買取無料一括査定

メーカー:
郵便番号:
郵便番号を検索

PAGE TOP