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富士山麓ツーリング <2話>

東海エリア(静岡県) カテゴリ:アウトドア・スポーツ
2019-11-05 12:48:47 走行日:2019-11-01〜2019-11-02
グー!(10)

沸騰してから20分、レトルト食材も程よく温まりキャンプの定番カレーライスをいただきます。
その後は焚火のぬくもりと天体ショーを堪能。流れ星は目を凝らさなくても数分おきに観れたし時折大きな流れ星もありました。そして北天には北斗七星、尾っぽを7倍して北極星までわかりました。北斗七星を肉眼では久方ぶりです。それにしても以前は星座の線が見えたもの(脳は現実と記憶を照らし合わせて見ているので、星座を深層に記憶すると夜空の星を見ると線まで呼び起こすものらしい)ですが、線が見えなかった。もう記憶から抜けてしまっているのでしょう。ちょっと寂しい気がします。
流れ星を10個数えたところで食事再開、朝霧高原ベーコンとソーセージをフライパンで焼きます。適度な塩気があり、ベーコンは油がいっぱいでるので油も調味料も要りません手間いらずの食材です。焼けた肉をナイフで切り分けそのまま食べます、焦げがビターにしてくれていました。

食後のコーヒー、ヘッドライトに湯気が大きな白煙として照らされるのでかなり冷え込んできています。
薪も焚き付け用は使い切り、廃材薪は3本使っただけ。廃材は長持ちするので詰めすぎでしたね。
炭と灰を壺へいれ、メッシュと耐火シートを軽く叩いて灰を落とし収納。寝る準備に入ります。
ランタンは電撃殺虫器の青色を除いて消しました、煌々と照らすと星空観賞の邪魔になるので。虫は少なからずいるので点けたわけですが、自分のテントのマーキングとしてこの上ない効果がありました。

テント内では、インフレータブルマット、ブランケットを敷きシュラフ(コンフォートマイナス10℃)、湯たんぽを足元に入れ、インフレータブルまくらで自分なりに快適仕様。今回使ったムーンライト3型は外観通り細長く、荷物の整理に折り畳みテーブルを使いテント内の整理棚としました。そして室内灯に2つ、88円の豆灯と扇風機つきライト。ベンチレーターがないので暖かい空気を下に吹きおろし循環させ結露を防止させようと思います。
持ってきたモバイルルーターをチェック、WiMAXですがふもとっぱらキャンプ場では使えることが判明。今後の利用に幅が持てます。明日の日の出を見るためアラームをセット。天気は良好なようです。

シュラフに包まると疲れもあっただろう、すぐに寝てしまった。多分22時にはなっていないと思う。

朝3時、尿意で目を覚ます。5時間くらい熟睡。こんなに長く寝れたのは数年ぶりです。トイレの帰りほかのキャンパーから声をかけられました。
「テントこの辺なんですけど、わからなくなって…」
声からして若いキャンパーだが、ライトの類を持っていない。テントは真っ暗だけど、大きなトイレ施設だから建物の角度と見かけでわかると思っていたらしい。要はライトを貸してほしい、といこと。
自分のテントはマーカーがあるからわかるので「ヘッドライトを貸します、明るくなったらテント前の三脚にでもかけておいてください」と貸した。

再びテントで寝る。暖かいと何度でも寝れるもんだなと痛感。

5:30アラーム音で起床。体が重い…
でも、夜明けを観るため起きる、起きます。殺虫器を吊るしていた三脚にGoProをセットし富士山に向け再びテントに潜り込む、寒いのですよ結構…だからテント内から遠隔操作で日の出を撮影するのです。
日の出、空が白み始め昇るのはゆっくりとしています。なのでタイムラプス機能で自動とさせてもらった。
平地ならとっくに夜明けを迎えていますが、富士山の陰にあって日の出は遅い。結局起きて撮影してました。
その甲斐があって太陽が富士山の中腹から扉を開けて出てくるように光の筋が広がっていく。光のカーテンを鑑賞できた。

太陽が富士山を離れるころ再びテントに入り、テント内装備の片付けに入る。幸いなのか効果なのかテント内は結露していないのでチェックアウトは10時を予定。
スマホで帰り道を考えていると、なにやら外が騒がしくなりました。7時を過ぎたあたりから撤収や外出する人が出始め8時を過ぎると今日の利用者が入場し始めて、私の周囲もテントに囲まれていました。
さらに周りでも設営が進み、バイクで出られるか心配になってくる。
聞けば未明から外に並んで開場と同時に入ったとのこと。さすが超人気キャンプ場、朝のゆっくりとしたひと時は無理な様です。

朝食はパン缶とコーヒーで簡単に済まし、撤収作業開始。ただしテントとバイクカバーが乾くまでゆっくりと収容していたが子供たちが遊びだしバイクにフリスビーやらボールやら当たりだしたので収容を早めるもあせって、テント内のポケットにバイクのキーを入れたまま…
車載完了したのちの発覚だけに脱力感がたまらなかった…

開梱し再度完了したのは30分後。いやいや、うっかり八兵衛ですな。

キャンプ場内から富士山を望む

開放感がいいですね。
水場が等間隔に設置しており、利便性もかなりよいです。

設営場所を探す私

平坦であること、バイク設置場所は固くそしてちょっと傾斜していることが望ましく早めに来たことで場所探しに時間を費やせました。

設営しちゃいました

風は富士宮(海)方向から緩やかに来ているため、風に対して斜めに設置です。

赤富士

赤紫の富士が観れました。

やっと焚火

風が止まなければ諦めたところでした。
耐火シートの上に台を設置、こぼれた灰で地面を汚すことがないし、耐火シートからの輻射熱でさらに暖かいです。

最先端の超効率炊事

お湯沸かして20分で調理完了。
これにベーコンがあれば私には十分なディナーです。
ⅭB缶コンロは幅をとりますね。テーブルサイズぎりぎりでした。

夜明け直前

富士山の真後ろに太陽があるのでしょうね、均等な光の拡散に見惚れてしまいました。

そして寒かった。

ご来光

予想外の光景に驚きました。
この時期、このような日の出が観られるんですね。

キャンプ場の夜明け

テントに陽が当たり草原にいびつなキノコがいっぱいです。

朝から殺到しています

慌ただしく、騒がしく新しいキャンパーがどんどん入ってきて隙間を埋めるように設営始めています。

夜明けの余韻を感じている暇は在りませんね。


スポット詳細情報

  • ふもとっぱらキャンプ場

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