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まるせい果樹園と 強風と

東北エリア(福島県) カテゴリ:自然
2015-09-20 22:19:41 走行日:2015-04-18〜2015-04-18
グー!(3)

11:13 果樹園を出発、すぐにライダーズピットの看板が右手に見えた

おっとっと・・・
100mほど離れているが、ここもまるせい果樹園の敷地内らしい。
立ち寄ってみると、ピンク色の人影が。

入ってみるとノートPCを操る男性、まるせい果樹園のつなぎを着ている。
どうやら果樹園従業員さんらしい

従業員さんはライダーズピットは近くカフェに改装されるという、ブルーシートが床にかかりいかにも工事中という感じだ。
来訪ノートに好き勝手書いて、ステッカーをもらい 吾妻スカイラインのこともちょっと聞いた、昨日は吹雪いて大変だったらしい・・・おいおいこれから行って大丈夫か?
陽ざしもあるし時間も経っているので大丈夫だと太鼓判を押してもらって一安心。やはり地元の言葉は重みがある。
雑談していると、急に風が鳴きはじめた。麓で風が鳴くのだ、スカイラインの風当たりは相当なものだろう・・・
12:20 勇気ある撤退をと、アドバイスを頂いて出発。

あっ、そうそう。
従業員と思っていたつなぎの男性は、ポルコ氏。ブログのレギュラーで従業員ではありませんでした。
生ポルコさんに別れを告げて、緊張しながらも出発です。
バイクに乗り続けていれば、またお会いできる日もくるでしょう

さて、まるせい果樹園から吾妻スカイラインへのつながりはすごくいい、ほとんど道なり。
15分ほどでスカイラインに突入。
標高800m付近から残雪が目立ち始め、路肩にも積もっていた。
そして風も強くなり、つづら折りの曲がり角では強風が待ち構えていてバランスを崩しそうになる。
つばくろ谷で休憩、絶景なのだが展望場所が写真のとおり雪に覆われていた。
ちょっとトイレ休憩のとき、ジャケットのインナーを冬用の防寒タイプに着替える、けっこう雪があり空気がひんやりしている、そして強風・・・体感温度は真冬みたいなのだ。

13:05 出発、次の停車は浄土平〜。
つづら折りを数回上ると吾妻小富士が見えてくる、どんどん大きく見えてくる。
しかし風もより強くなり、すでに景色を楽しむ余裕はない。
風がとても危ないのだ、ずっと一定方向に強風が吹いているのでバイクを傾けて直進できているが強風が途切れたり風向きが変わったら危険この上ない。
浄土平に着くことだけを考えて走る。
13:20 浄土平駐車場に到着、どうやらこの時期は無料らしい。
それにしても駐車場のバイクは少ない、強風で上まで上がってこないのかな・・・青空で眺めは良いのに。
風に立ててバイクを停める、ヘルメット脱ごうとしたが絶え間ない強風と寒さでそのまま建物のなかへ。
そこで、10年味噌団子を頂いた。入口で団子焼いているお兄さんは、「ものすごい強風が絶え間なく吹いて、呼吸するのもしんどいよ、昨日は一時的に吹雪いて午後2時に売りをやめて帰ったよ」と厳しい気象状況を教えてくれた。
<磐梯吾妻スカイライン走行映像>
https://youtu.be/rRHSNkJwBNk

さて、これからさいたままで帰るとなると気が重い・・・

浄土平から福島方向を観る

雪交じりの景色をバイクツーリングで観れるなんて感激です。この暴風がなければなお最高

浄土平駐車場

噴気孔からはこの暴風にも関わらずまっすぐに噴いている。噴気の勢いが感じられます

浄土平 えごま豚丼

大変おいしゅうございました

つばくろ谷の雪景色

展望台はごらんのとおり雪です

吾妻小富士

写真を見れば、登りたくなりますが当時の暴風では一刻も早く下山したいと感じていました

10年団子

写真撮る前に思わず食べちゃった、おいし。


スポット詳細情報

  • 吾妻スカイライン

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