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九州ツーリング6日目 遂に本土(九州)最南端へ

九州エリア(宮崎県) カテゴリ:自然
2023-10-14 22:51:06 走行日:2023-09-13〜2023-09-13
グー!(22)

9月13日(水)
今年の九州は雨が多い。ここまでは何とかカッパは最小限で済んでいたが、この日は終日雨予報。と言うか、夜中にも降っていた。それでも雲の切れ間もありそうだ。

昨日宿に着いた時、納屋に入れますかと聞かれたが、雨は降らないだろうと外に出したままだったので、先ずはバイクの水滴をざっと拭く。
オーナーはここにお住まいではなく通いのため、宿の鍵をかけてボックスに戻して出発。

目指すは本土最南端、佐多岬。
予想通り雨雲は抜け、晴れ間も覗いてきた。途端に蒸し暑くなる。

キャンプ場を過ぎると、ガジュマルの根が垂れ下がる南国情緒ある道を通り、最南端の碑に着いた。

先客のバイクが1台。ステッカーは貼っていなかったが、なんと名古屋ナンバー。
最南端で同県の人に会えるなんてちょっとうれしい。

挨拶をしようと近づくと、
「尾張小牧ナンバーですよね。先程お見掛けしましたよ」
え?どこで?
「僕の数台前にいたんですが、コンビニへ寄られたでしょう? でも、多分ここへ来ると思っていました」

そういえば、宿を出て間もなくお茶を買うためにコンビニへ寄ったっけ。

お互いに写真を撮って、その先の駐車場へ移動する。大きなガジュマルの木が迎えてくれた。
灯台への遊歩道は今も通行止めなので諦める。すると、ちょうど9時になったので観光案内所が開いた。コレ幸いと最南端踏破証明書をいただきに行く。これで日本の4極が揃った。

そのライダーは鹿島へ向かうと言っていたので、お互い気を付けて走りましょうと挨拶して先に出た。

さて、ここでは奇跡的に晴れていたが、これから行く宮崎県には雨雲がかかっている。出来るだけカッパを着ずに走りたいと空を睨んでいたが、牧草ロールが転がる北海道のような風景の中を走っていた時、遂にポツリと雨が落ちてきた。諦めて着用する。

濡れたカッパスタイルでは寄り道もままならない。本当は志布志城見学も考えていたがパス。でも、都井岬だけは行きたい。すると、岬方面は明るく雲も切れている。

半島の入口に料金所。ここも現金のみなので、バイクを止めてお金を払う。
路面は乾いていた。30数年ぶりに来たが、当時は賑わっていたであろうホテルなどは廃墟と化し、なんとも淋しい雰囲気。
逢いたかった野生馬はカーブの途中で急に現れた。場所が場所だけにバイクを止めて下りるわけにも行かず、馬の写真だけ撮って灯台へ。

駐車場には4輪がポツン、ポツン。バイクはいない。
雨は止んでいたが蒸し暑い。灯台の入口でスタンプゲット。九州の登れる灯台はここ1箇所だけ。来れて良かった。

灯台に登ると汗が流れる。曇り空ながら雨は降っていないので、景色を眺めて駐車場へ戻る。

いつの間にか車が増えていた。
隣の車のご夫婦に声を掛けられた。「これで来たの?愛知から?」「遠くから来られたのね。これ食べて」と奥様にみかんをいただいだ。
なんでも、みかんを収穫するバイトをしたら、傷モノはどうぞともらったらしい。遠慮なくいただく。疲れた体に嬉しい。緑色の極早生だが甘くて美味しかった。

半島から北へ向かうと、またどんよりとした雲が空を覆ってきた。都井岬ではカッパを脱いだが、諦めてまた羽織る。

宮崎へ来たらチキン南蛮を食べたいと思っていた。先程の奥様おすすめの『おぐら』に着いたのは、15時を回っていた。

入店した時は止んでいたので、カッパの上だけ脱いでバイクに掛けておいたが、食べている間にまた降り出してしまった。ボリューミーなチキン南蛮は完食するのが大変だったが、美味しかった。

食事を終えて店を出ると店員が来て、私が支度をするまで話をしながら傘をさしていて下さった。こういう親切は身に染みる。

そこから宿のある延岡まで、思ったよりも距離があるので高速を使った。ところがこの区間、全くPAが無い。実は、雨天走行をしたこともあり、昨日からどこかでレッドバロンに寄ってチェーン注油をしたいと思っていた。

ところが、鹿児島市内にはあったものの、フェリー乗り場がああいうシステムになっているとは知らず、予約して戻って寄ろうという方法は無理だった。

その先には、店がない。

愛知県は、本社の地元ということもあり、これでもかというくらい店が多いので、他でもそれなりにあるのだろうと思っていたのが大きな間違い。

PAがあったら止まって店の場所を確認して寄ろうと思っていたのだが、そのチャンスがないままホテルについてしまった。ホテルの駐輪場が地下にあり、チェックインをしてからもう一度出るのが面倒な場所だったので諦めた。
遅い昼ごはんが響いて、夕食は食べる気になれず、近くのコンビニでデザートを買ってきて終了。

明日は大分のブロス友に案内していただく予定だ。でも天気は微妙そう。降られませんように。

本日も無事故無違反、無転倒でした。

走行距離 約365km
本日のレギュラーガソリン 183円/L(串間市)

錦江町のゲストハウス『よろっで』

この辺りにはほとんど宿がなく、近くではここがヒットしました。

移住者の皆さんが集まる場所として、長く続いてほしいお店です。

日本本土最南端の佐多岬灯台

ようやく佐多岬へ到着しました。
雨が上がって、南国情緒あふれる道をほぼ貸し切りで走って気持ち良かったです。

灯台へ行けなかったのは残念ですが、晴れていたのでヨシとしましょう(^^)

ガジュマルの木

木の根が特徴的な木ですね。
シンボルツリーとして広場の真ん中に鎮座していました。

最南端で出会ったバイク

最南端で出会った名古屋ナンバーのバイク。

記念撮影と言うわけじゃなかったので、お互いのバイクの向きが逆になっているのはご愛敬です(^^;

牧草ロール

北海道ではよく見かけた牧草ロール。

九州でも、阿蘇などを中心に結構見かけました。

ここでカッパマンに変身。直ぐに本降りになりました。

都井岬の野生馬

カーブを曲がった向こうに馬がいたので、近づくと写真を撮りづらいと思い遠目にパチリ。

写真には写っていませんが、仔馬もいました。
さすがに人に慣れていて、横を走っても全然驚きませんね。

都井岬灯台

30数年ぶりに来た都井岬灯台。

小ぢんまりとした灯台ですが、ちゃんと登れます。

都井岬灯台の駐車場にて

上)到着した時は、ご覧の通り駐車場はガラガラ。

あの雲の下がこれから向かう方向です。

下)灯台を見て戻ると、隣に車が止まっていました。
最初におじ様に声をかけられ、話しているうちに奥様が戻ってきて一緒にお話ししました。もう一人は、遊びに来たご友人だそうです。

『おぐら』のチキン南蛮

お昼ごはんには遅い時間だったので、まずは食事をと店の写真を撮らずに店内へ。

その後雨が降ったため、結局撮れませんでした。

チキン南蛮は、間違いない美味しさでした。ちょっとソースが多すぎて残しましたが。
昭和レトロな雰囲気の店内も良かったです。

いただいたミカン

おまけの写真です。

もう少しいただいたのですが、既にお腹の中へ。
酸味も少なく、甘くて美味しかったです。


スポット詳細情報

  • 佐多岬
  • 住所:佐多岬
  • 駐車:あり

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