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國田家の芝桜と残雪の北アルプスを見に

東海エリア(岐阜県) カテゴリ:自然
2023-05-01 00:52:27 走行日:2023-04-23〜2023-04-23
グー!(22)

4月23日の日曜日。
前日に続いて天気が良いとの予報。ただ、今日も風は強い。行き先は、昨日考えた通り郡上八幡にある國田家の芝桜。
昨日よりも深い山へ行くので、冬ジャケットの下にはウルトラライトダウンも着込んでしっかり冬装備だ。

美濃加茂までは昨日と同じルートで、そこから左に折れて美濃市へ向かう。7時すぎに出たのに、今日の方が車が多い。美濃でR156に合流すると、川沿いを郡上八幡へと北上した。ここで、前を走っていた2台のバイクに追いつき、なんちゃってマスツー気分で走る。

今回はナビを使ってみたが、なにぶん一本道なので、「この先24km道なりです」と言ったきり黙っている。画面を表示していてもバッテリーの無駄かなと感じて消したら、信号もない山道では、スイッチを入れるためにいちいち止まらなければならず、不便だということがわかった。

ただ、前回のお試しで気になっていた北を上に固定したまま地図表示するのは出来たので、ナビゲーション無しでも地図を参考にできて助かる。

國田家の芝桜は、カフェアグスタを過ぎた少し先だった。曲がる場所がわかるか不安だったが、しっかり手書きの看板が立っていた。ちなみに、ナビの教えてくれた手前の道は通行止めだった。

国道からも花は見えていたが、近づくと芝桜と花桃の共演がちょうど見頃だった。
個人の庭だが、無料で開放してくれているそうだ。整備にはお金もかかるだろうと協力金を募金箱に入れて見学開始。

望遠レンズのカメラを持ったおじさんやご夫婦連れ、若いカップルなどが思い思いに景色を楽しんでいた。風がなければ、下の田んぼの水面に写ってなお見事だろうと想像できたが、贅沢を言ってはバチが当たる。

ひと通り堪能すると、バイクを入れたショットを撮りたくなるのは、ライダーあるあるだろう。邪魔にならないよう、短時間でとパチリ。すると近くにいた見知らぬおじ様が「ライダーも入れて撮ってやるよ」と声をかけてくださったので、お言葉に甘えることにした。

さて、まだ時間は早い。ここは混むだろうと先に来てしまったが、友人が載せていた花桃は少し戻った山の中にある。そちらへ行こうかと思ったその時、あまりの天気の良さにいつもの悪い癖が出た。

「残雪の北アルプスを見てみたい」

ナビで調べると、約110kmで2時間あまり。

よし、行ける!

でも、高山を抜けるから混むのではと思ったが、ナビを信じて進むことに。すると、R158ではなく市街地をぐるりと北から回る道を案内してくれたようで、全く渋滞に遭うことなく丹生川へ抜けれた。R158に合流すればあとは一本道だ。

ところがここで別の落とし穴。
少し考えればわかりそうなものだが、目的地手前の平湯峠は1400m超え。気温は一桁でタイミング悪く曇り空。少し視線をずらせば山合に残雪が見える。もう寒いのなんの。早く止まりたかったがその場所も無し。おまけに、何やら軽四が下り左カーブの手前で壁側に突っ込んで事故を起こしている。気を付けなくちゃ。
ようやく奥飛騨温泉郷への分岐に出た頃には冷え切っていたが、幸い陽が差してきた。太陽のありがたさを感じる。

7年ぶりに走る道なのでほとんど覚えていない。さらにその先は初めてだ。前を走る車について、穂高へのロープウェイ乗り場手前の観光案内所へ着いた。
走っている途中にも、残雪の乗鞍岳や穂高連峰が見えていたが、ここからの景色は素晴らしい。今年は雪解けが早く、斑になっているのだけが少し残念だったが、青空をバックにそびえ立つ山々を見れた嬉しさの方が勝っていた。

バスの停車場のようだが、ここに止めて大丈夫だろうかと見回すと、隅にバイクが2台止まっていた。ライダーも2人。その近くに止めると、こんにちはと挨拶をする。

お2人は、今ここで出会っただけで、それぞれソロで来たらしい。BMWのGS1250のライダーは71歳の男性で、日本全国走り回られたとか。今日もこのあと安房トンネルを通ってペレファカフェまで行かれると言う。

もう一人は姫路ナンバーのCB1100だが、それにしては荷物が無い。宿にでも置いてきているのかと思ったら、今は富山に住んでいて、この場所には2週間に1度の頻度で来ているとか。途中の神通狭がお気に入りだそうだ。

先を急ぐBMWを見送ったあともCBのライダーと少し話をした。

北アルプスが綺麗に見えますね。
「こんなに綺麗に見えたのは久しぶりです。前回も雲がかかっていたし」
そうなんですか? この分だと北アルプス大橋からも綺麗に見えそうですね。
「それ、どこですか?」
え? ご存知ないんですか? ここに何度も来ていらっしゃるのに。
「本当にここにしか来ないんです」

場所を教えると、そんなに近くなんだと驚いていた。
「でも、今日はそろそろ帰らないといけないので、これで失礼します」と言って帰っていった。

ここへ来た目的の1つ、マンホールカードを観光案内所でもらうと、私も北アルプス大橋へ向かった。

橋からも雪山がバッチリ見えた。写真を撮ってそのまま進むと、この辺りではまだ桜が咲いていた。北アルプスと桜とバイクを写真に収め、先程の寒さを思い出して帰りは神岡へ向かおうと進路を取った。

昼を回りお腹が空いた。道の駅でお昼にしよう。上宝に入り、食堂で奥飛騨ラーメンを注文する。あっさりとした醤油味が細麺と合う。これといった特徴がある訳では無いが、美味しくいただいた。

お腹も膨れたしそろそろ行こうとナビで検索すると、神岡ルートはかなり大回りになることがわかった。清見から高速に乗れば時短できるが、それもつまらない。
やはり来た道を戻るか。どうせなら寄りたい所もあるし。

帰りは、陽が射していて快適に走れた。高山の市街地に入る手前でR361へ曲がる。この辺りまで来ると、何度か走っているので見当がつく。時間を見て道の駅『朝日村』へ立ち寄り、マンホールカードゲット。
ここで、しばらく通行止めになっていたR361で開田高原へ抜けれるかを尋ね、野麦峠ともども通れるようになったという情報をいただく。良かった。
最後は、久々野支所でマンホールカードを貰い本日のミッション終了。

そこからはR41をひたすら南下する。車はいるが、ペースは速くスムーズだ。信号も殆どないので淡々と走っていると眠くなる。コンビニでコーヒーでもと思ったが『美濃白川』で定番の抹茶ソフトで休憩タイム。

帰宅してから一緒に投票へ行こうと娘と約束していたので、流石にこの時間に市街地を走ると間に合わない。美濃加茂から東海環状自動車道に乗った。ここも車も少なく流れはスムーズ。すると、また眠気を感じた。ぼーっとしてきて、マズイと思った時はすでに遅し。勘違いして、いつもより1つ手前のインターで下りてしまった。

結果的に、下道の方が眠気を感じないので良かったのだが、まさかインターを間違えるとは。今後は、早めの休憩を取るようにしよう。気を引き締めて走り、給油してジャストオンタイムで帰宅した。


本日も無事故無違反、無転倒でした。ちょっと危なかったけど。

走行距離 約465km
燃費 27.5km/L
本日のレギュラーガソリン
177円/L(高山)、153円/L(地元)

新緑が綺麗でした

道の駅 美並にて

とても気持ちの良い天気ですが、気温は一桁です。

國田家の芝桜

ちょうど見ごろで、花桃も綺麗に咲いていて素晴らしい景色を堪能できました。

朝早めに行ったので、人もさほど多くなくて良かったです。

國田家の芝桜 その2

風が無ければ田んぼに写ってより綺麗な景色を見れるそうですが、この日は風が強く残念でした。

下の写真は、近くにいたおじ様が撮ってくれたものです。

春の花々

上)藤の花があちこちに咲いていました。
これは藤棚です。

下)花桃もまだ盛りでした。

奥飛騨温泉郷にて

マンホールカードをいただいた場所が、右手にちらりと映っている観光案内所です。

バイクの写真を撮っていたら、案内所のお姉さまがでてきて写真を撮ってくださいました。

北アルプス大橋から

7年ぶりに来ました。

残雪の北アルプスがばっちり見えてテンションアップ。

この時は、他にバイクも車もいなかったので、ゆっくり撮影できました。

ランチは奥飛騨ラーメンを

道の駅 上宝で奥飛騨ラーメンをいただきました。

オーソドックスなしょうゆ味ですが、優しめの味付けで美味しかったです。

美女街道から乗鞍岳

R361を走ると、この場所で写真を撮るのも定番です。

道の駅 朝日村にて

広〜い駐車場はご覧の通り。

ちょっと寂しい気もしますね。

本日のソフトとマンホールカード

道の駅 美濃白川の抹茶ソフト。これも定番の美味しさです。
薄めのコーンがパリッとして美味。

高山市には9種類マンホールデザインがあるそうですが、カードがあるのは7種類。今回で全て揃いました。


スポット詳細情報

  • 奥飛騨温泉郷
  • 住所:奥飛騨温泉郷
  • 駐車:あり

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