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赤そばの里からtino、そしてビーナスラインへ

甲信越エリア(長野県) カテゴリ:自然
2022-10-05 00:42:44 走行日:2022-10-02〜2022-10-02
グー!(36)

10月初めの日曜日は全国的に晴れる予報。行きたい場所はいくつかあったが、前日の気温を考えると涼しい方面へ行きたくなった。

ちょうど箕輪村の赤そばの花が見頃を迎えていると伊那の友人から情報をもらったので、季節限定の景色を見に行くことにした。

観光地へ行くなら早い方がいい。今回もツーリングプランを申し込んだので、いつもの場所にも寄り道しよう。
出発は6時。朝早く出るので防寒に防風ジャケット、レイングローブ、カッパのズボンを装着。これでも恵那山トンネルを抜けて伊那谷へ出たらヒンヤリした。

トンネルの手前では、御岳山や中央アルプス、恵那山がくっきり綺麗に見えてテンションアップ。ところが、トンネルを抜けると南アルプスは霞んでいる。いつもの霧とも違う。でも、左手の中央アルプスは綺麗に見える。
駒ヶ根ICで下りると大沼湖へ。釣り人が数人いたが、湖畔を歩いて写真スポットへ行くとパチリ。少し風があり鏡のようにとはいかなかったが、湖面にも山が写り綺麗だ。せっかくなので、先日ブロスメンバーが撮っていた駒ケ根橋にも寄ってパチリ。

さて、時短も含めて再び高速へ。伊那ICで下り赤そばの里をめざす。
この道は、発電所カードをもらいに来た時に南アルプスを眺めながら走ったっけと思い出しつつ駐車場へ。まだ9時前だったがかなりの車が止まっている。

バイクはあちらへと言われた方に向かうと砂利の坂道。どうしようと止めるのを躊躇していたら、舗装部分に止めていたCB1300のオーナーが戻ってきて「ここへどうぞ」と場所を空けてくださった。これ幸いと止めさせていただく。

そこから少し歩いて、出店の並ぶ小道を通り坂を下って上ると、突然目の前に赤い花の絨毯が広がっていた。
確かにこれは絵になる。緑の山をバックにコントラストも見事だ。望遠レンズのカメラを持った人が多いのも頷ける。
広いので、人がいてもさほど気にならない。のんびり眺めてそこを後にした。

バイクへ戻る途中、先程は準備中だった露天が開いていたので覗いてみる。せっかくなので蕎麦まんじゅうを1パック。その先にお婆さんが手作りしているというドライフルーツの店があった。桃があったので、珍しいと思い声をかけると、原料は中野市の物だとか。

「北信の桃は美味しいよ。山梨とか有名なところのは、川中島から広がったんだ」
そうなんですね。このさるなしというのは?
「梨じゃなくてキウイの原種みたいなもので、猿が好むからこの名がついたらしい」

せっかくなので、さるなしのを1つ買った。
バイクへ戻ると隣にタンデムのご夫婦がいて、さらにシートにつけたケースから黒柴が出てきた。こうしてあちこち一緒に出掛けているそうだ。もふもふさせてもらい、お礼を言ってそば畑へ向かうのを見送った。

さて、tinoへ行く前に少し寄り道しよう。ビーナスラインは、この時間だと既に車が多いだろうと思い麦草峠を抜けるR299をチョイス。茅野まで高速でワープする途中、諏訪湖SAで快晴の山々と湖を眺め、少し渋滞したが市内を抜け大半の車が白樺湖へと曲がっていくのを眺めながら麦草峠へと向かう。

国道最高地点は渋峠だが、ここも2番目に高い。GWに走った時は路肩に雪があった。防風ジャケットを脱いでしまったのを後悔しつつ、せっかく道を譲ってくれた4輪の手前、止まるわけにもいかずそのまま走っていくと、白樺やカラマツが紅葉していた。寒いが、クネクネ道のお陰で速度は出ないので何とか大丈夫だった。

あとから調べたら、この日の朝は氷点下2度まで冷え込んだようだ。そろそろ山は凍結に注意が必要そうだ。

レストハウスふるさとでバイクを止めて浅間山を眺めると、八ヶ岳ビューロードを下った。さらに途中から広域農道へ。この道がとても気持ちよかった。キャベツ畑の中を緩やかに走る道は、なんとなく北海道を連想させた。

R141へ出るとすぐに右折し、廃校になった小学校を図書館に活用している施設へ。ここで小海トンネルのカードをいただくと、今日の予定は終了。あとはtinoへ向かうだけ。国道からK2へ曲がり、色づいた田んぼを眺めながら走る。

tinoには12時過ぎに到着した。
すると、駐車場にいた先客のライダーから「これって、朝日と夕日を見るヤツですか?」と、グラディウスのゼッケンを見て声をかけられた。
それはこっち(トップケースのステッカー)で、これはにっぽん応援ツーリングといって、北海道、本州、四国、九州それぞれの最北南西東端を巡るヤツです。
「すごいですね」
まだ全然回っていませんが3年かけて回るので。
「それなら納得です」

そんな会話を交わし、ふと見ると長岡ナンバーのVストが。あれ?もしかして…

店内へ入ると、やっぱり元ブロス友の姿が。「天気が良かったから、今日なら行けるなと思って来ました」
みんな同じようなことを考えるようだ。

程なく神奈川の鉄人さんから「13時半ごろ行くね〜」とメールが。ビーナスを回ってから来るそうなので、来たら挨拶しようと思っていたら、魔女さんから「あちらにブロスメンバーが来ていますよ」
え? 誰だろうと行ってみると、初めてお目にかかるメンバーだった。もちろん日記やレポで存じ上げてはいたのでご挨拶。

席へ戻りライダーズカレーセットを食べながら話していると、鉄人さんが現れて声をかけてくださった。
もう1人、会いたいという方が来ていますよと顔繋ぎして、お2人が盛り上がってるのを聞きながらこちらも近況報告。

店内には、他にもライダーのグループがいて賑やかだった。魔女さんは忙しそうであまりお話出来なかったが、顔を見れて良かった。手土産を渡して、先に帰られるブロメンをお見送りに。綺麗なCBに乗っていらっしゃった。

さて、私もそろそろ帰らないと。皆で記念写真を撮ると、帰りはいつもの白樺湖経由でとR142へ向かった。3時半を回っていたが浅間山はくっきり見えていた。女神湖へ抜ける道の途中、蓼科第二牧場から浅間山と蓼科山を眺め、だんだん寒くなってきた高原を走りながら、白樺湖から下りると茅野で混むなと思いビーナスラインを走ろうと予定変更。

車山高原へ向かうと直ぐに、目の前いっぱいにススキ原が広がっていた。陽の光を浴びて光ってキラキラ。ビーナスラインでススキを見たのは初めてだったが、その見事な光景に圧倒された。
眺めながらのんびり走る。左手にはくっきりと八ヶ岳と南アルプス。その間にはうっすら富士山も。テンションが上がり、展望台がある度に止まって写真撮影していたら遅くなった。
K40で一気に諏訪まで下りると、帰りも高速へ。SAで3リットルだけ給油すると、防寒にカッパを履いて出発した。

ところが、ここで痛恨のミス。中央自動車道は恵那山トンネル付近で工事をしているが、この時間は帰る車のピーク。電光掲示板に『渋滞16km、150分』の表示が見えた。

どうしよう。
飯田山本インターで下りて下道で帰るか?

しばし迷ったが、真っ暗になった峠道を走る気分ではなかったので、高速で帰ることにした。

しかし現実は厳しく、阿智SAの手前から既に渋滞は始まり、魔のカーブもほぼ停止状態。アップダウンのあるトンネル付近とあり、このままでは左手がもたない。心の中ですみませんと謝りながら、車の列の間を抜けることにした。
とはいえ、2時間を越す渋滞に他のドライバーも疲れて気が立っているかもしれないので、スピードは抑えて、いつでも止まれる体制ですり抜けしたが、トンネルの中は空気がこもり頭がクラクラする。

ようやく1つ目のトンネルを抜けると、追い越し車線がなくなり、さらに園原ICからの合流もあり、こりゃ混むはずだというシチュエーション。
恵那山トンネル入口で、ようやく20km/hほどにスピードが上がり、全長8kmを越えるトンネル内はほぼ30km/hペース。
抜けた頃には左手がジンジンと痺れていた。

恵那峡SAへ入ると、同様にトンネルを抜けて疲弊したライダーが思い思いに休んでいた。
そこからはいつも通りのペースで流れ、渋滞もなく21時過ぎに無事に帰宅した。


本日も無事故無違反、無転倒でした。

走行距離 約540km
燃費 25.2/L
本日のレギュラーガソリン
171円/L(諏訪)、183円/L(諏訪湖SA)、152円/L(地元)

いつもの大沼湖から

今回も中央アルプスが綺麗に見えました。

駒ケ根橋から中央アルプス

グラディウスと写真を撮れる場所はここしかなさそうだったので、周りに車がいないことを確認してパチリ。

道沿いにも赤そばの花が

大田切川沿いにも赤そばの畑がありました。

もう少し離れて撮りたかったけど、車道なので…

箕輪村の赤そばの里

メイン写真と少し角度を変えて。

アップにすると、確かにソバの花ですね。

浅間山と諏訪湖

上)メルヘン街道ことR299のレストハウスふるさとから眺めた浅間山。

下)諏訪湖SAから諏訪湖。その向こうはビーナスラインの山並み。

tinoにて

ブロスメンバーと記念撮影。

定番のライダーズカレーセットをいただきました。辛口で、安定の美味しさです。

蓼科第二牧場から蓼科山

牛乳専科モウモウの駐車場に止めると、その隣が蓼科第二牧場です。

北を見れば浅間山、南東を見ると蓼科山が見えます。

もう少し歩くと牛さんもいたのですが、時間の関係で走りながら眺めました。

ビーナスラインから

上)白樺湖展望台からの眺め。
こんなにススキがたくさんあるのを知らなかったので、とても新鮮な景色でした。

下)霧ヶ峰富士見台にて。グラディウスも一緒に撮れるのはここくらいでしょうか。
八ヶ岳も南アルプスもくっきり。その間に、肉眼では富士山もうっすら見えていました。

ビーナスラインのススキ

見渡す限り、という表現が大げさではないくらいススキ野原が広がっていました。

写真では表現できませんが、傾きかけた陽の光を浴びて、キラキラ輝いて綺麗でした。

さるなしと本日のカード

よく見ると、確かにキウイフルーツのような種も見えます。ずっと小粒ですが。酸味も少なく食べやすい味でした。

小海トンネルのカードで、南東のカードコンプリート! 
でも、残念ながらレアカードは品切れで手に入らずでした(TT)


スポット詳細情報

  • 赤そばの里
  • 住所:信州 赤そばの里
  • 駐車:あり

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