バイクブロスコミュニティ

北海道ツーリング５日目～美瑛から富良野、そして道南へ

北海道エリア（北海道）　カテゴリ：自然
2022-08-07 23:40:04　走行日：2022-07-28～2022-07-28
グー！（33）

はじめに
各地で続く大雨の被害を受けた皆さまにお見舞い申し上げると共に、早期の復興をお祈りいたします。

さて、ツーリングも残り２日。少し疲れも溜まって来たので、今日はのんびり観光メインだ。宿泊したペンションの朝ごはんは遅めで８時からだった。その前に少し周辺を散歩する。

この日も曇り空。ひんやり気持ちの良い朝の空気を予想したが、思ったよりムシッとした感じで爽やかさがない。これだけが残念だった。

朝食はスープにトースト、デザートにコーヒーとちょっとしたコースのようになっていて、美味しかったが時間が圧した。

先ずは近くの四季彩の丘へ。バイクは無料駐車場へ止めれる。入園料は500円。農耕車に牽引されて園内を走るカートなどもあったが、時間の関係で早足で回る。
９時オープンというのに人が多い。観光バスも来ている。
これ以上混む前にと、早々に退散した。

お次は白金温泉にある青い池。
オンネトーで少し残念な気持ちになったので、あまり期待せずに行ったら、こちらはしっかり青かった。ただ、ここもすごい人。駐車場はほぼ満車。バイクも多かった。朝早く来るのが正解だろう。

そこから美瑛の町を抜け、パッチワークの丘へと向かった。元々が農場の広がる丘なので、道も狭く路駐があると邪魔になるためだろう。ケンとメリーの木、セブンスターの木などの横には駐車場が整備されていたが、どこも満車だ。

バイクを止めるのも億劫になり、のんびり走りながら景色を楽しみ、牧草ロールだけ写真に撮る。この分だとジェットコースターの道も混雑しているのは容易に想像できる。今回はあきらめて美瑛を後にした。

そのまま富良野へ向かうと、丘がなくなり平坦になった。車も多く、だらだらと流れている。お陰で、今回のツーリングで初めて眠気を感じた。

有名な冨田ファームへ入った。駐車場は満車で、整理係のおじさんが一生懸命誘導している。バイクはまだ少なく、大型車用のスペースへ案内された。

さすがに暑くなりジャケットを脱ぐ。今が盛りのメロン売り場は人だかりが出来ていた。歩いていると、茹でトウモロコシが目に入った。

あった！

初のトウモロコシに思わずにんまり。聞けば、今日から売り出したという。実が白く、その名もホワイトショコラというチョコのような名前。ぷっくりとした実がプチプチして、甘くて美味しい。あっという間に平らげた。

しかし、暑いのに茹でトウモロコシを食べたので余計に暑くなった。今度はメロンソフトでクールダウン。

ようやく一息ついてラベンダー畑を見に行った。ところが、ここも人だかり。写真を撮ろうにも他の人が写りこんでしまう。ぐるりと見て回れば良い場所もあるだろうけれど、人混みに疲れてさわりだけ見てそこを出ることにした。
やはり私は、観光地を回るには向いてないようだ。

まだ回りたい場所もあるので、先を急ぐ。旭川十勝道路の無料区間を走りＲ237へ。地図で見ると近く見えるが走ると距離がある。それもそのはず、普段目にするゼンリンなどの地図帳は10万分の１の縮尺だが、北海道だけ20万分の１になっている。つまり、地図を見て感覚で走る私にとっては、距離が倍だという認識が必要になる訳だ。

国道沿いにはトウモロコシを売る露店も幾つかあった。この辺りは暖かいのだろう。

時短のために、占冠ICから夕張ICまで今回初めて高速道路を利用する。その前に、かなやま湖へ。湖畔にある金山ダム管理支所でダムカードをもらうとインターへ向かった。
夕張山脈を越える高速はトンネルが多い。

夕張ICを下りて直ぐの道の駅で地図を確認し、夕張シューパロ湖を目指す。Ｒ452から右折してダムへ。国内２位の貯水面積を誇るダム湖沿いに走る夕張国道も走りたかったが、時間切れ。ダムカードをもらい、Ｒ452へ合流する手前にあるスタンドで給油する。

実はこのスタンドで給油すると、ダムを模した手作りステッカーがもらえる。何か人を呼ぶ目玉になるものはないかと考え、ステッカーを手作りすることを思い付いたとか。
角の店では８月からダムカレーも始めるらしい。
いろいろ話をしてしまうのは私の癖だが、宿のチェックインの時間があるのであまり長居は出来ない。しかも、この先は私の苦手な市街地も走る。

Ｋ38からＫ３へ。標識の地名を見てもピンと来ないので、２度ほど止まって地図を確認した。『きらら街道』と『江別東IC』を通るということだけ頭に入れ、何となく前を走る５台の車が同じ方向へ行く気がしてついていくと、見事に『きらら街道』へ入った。

Ｒ337に入れば、初日にブロスメンバーと走った当別から石狩へ抜けれる。ホッとして当別の道の駅でメットについた虫を拭いた。
「北海道は虫が多いよね」と何人かから聞いたが、牧場や農場の中を走るのだから仕方ないと思う。わかっていても、時おりチョウのような大きな虫が当たると、コーンと大きな音と衝撃を受けた。

再び走り出し、あとは曲がる交差点さえ間違えなければ楽勝だろうと思ったのが間違いのもと。閑静な住宅街にあるゲストハウスとあったが、周辺はスーパーなどが立ち並ぶ賑やかな街だった。

ようやく到着すると、ここでもバイクをガレージに止めさせていただけた。２段ベッドの部屋もあったが、最後の夜はゆっくりしたかったのでツインの部屋を予約していた。

ひと息つくと夕食を取りに外へ出た。お酒を飲むわけではないが、焼き鳥やの看板に惹かれて入る。定食をいただいたが、焼き立てで美味しかった。

明日はフェリーに乗るので、荷物を整理すると、楽しかったツーリング道内最後の夜をゆったり過ごした。

本日も無事故無違反、無転倒でした。

走行距離約330Km
この日のレギュラーガソリン
164円/L(美瑛)、149円/L(夕張)

※この日は観光地メインで、バイクの写真をほとんど撮りませんでした。
メイン写真は、四季彩の丘の風景です。