東海エリア（岐阜県） カテゴリ：自然
2021-04-26 02:03:40 走行日：2021-04-24〜2021-04-24
グー！（37）
KCBM(クシタニコーヒーブレイクミーティング)とは、名の通りクシタニが開催するイベントで、朝７時から昼までの間、ツーリング途中にでも立ち寄りコーヒーをいただきながらライダー同士交流してもらえれば、という緩いミーティング。
もちろん、ここをメインにしてもいいし、グループで来ても、ソロでもOK。クシタニ製品を持っていなくても誰でも参加できる。
会場は、SAや道の駅などバイクで集まりやすい場所が多く、４月〜10月末頃まで全国各地で開催されている。会場によって試乗会やバイク・ツールの展示など様々なようだ。
声をかけてもらい、2017年に初めて加子母の会場に参加した。雨が落ちてきそうな天気に、参加者はそれほど多くなく、のんびりコーヒーを飲みながら会場に来るバイクを眺めてまったり出来た。
2018年以降はソロで。琵琶湖の会場に行ってみた。BMWのオーナーやSSTR参加者と話ができて楽しかった。2019年の加子母はピーカンの青空。今度はバイクの多さにビックリ。ここではピンクナンバーで来ていた関西の女性ライダーと出会った。初めて会う名前も知らないライダーと気楽に話ができるのが、こうしたイベントの良さでもあると感じる。
2020年は、残念ながらコロナの影響で秋からの開催となり、日程合わずで参加できなかった。
前置きが長くなったが、24日の土曜日、加子母の会場に行くことにした。午後から用事があったので早めの出発。この時期は朝が冷えるので、電源オフのヒーテックベストも着込んだ。
Ｒ41で白川、そこから県道でＲ257が定番のルートだが、この日は、前に１台のモタードのようなピンクナンバーがいた。車種はわからないが２ストの臭いがする。ずっと嗅いでいると頭が痛くなる。しかしこのバイクがなかなかに速い。ちょっと頑張って追い越させてもらったが、ずっと後ろをついてきた。
思った通り行き先は同じ。加子母の道の駅へ着くと、そのバイクも入ってきた。でも、メットを取っても知らん顔をして行ってしまったのでそれきり。
KCBMの楽しみのひとつにスタンプがあるが、昨年よりカードからスマホアプリに変更されていた。これまで貯めたスタンプはカウントしてもらえるが、６個でコンプのはずが９個にハードルが上がった。リーチだったのに残念。ちなみに、コンプするとマグカップかキーホルダーと交換できる。
コーヒーをもらって会場を見回す。座って休憩するのは気が引けたので、適当な場所を見つけて立ったまま飲んだ。今回はバイクの展示もほとんどなく寂しい感じだ。
国道を挟んだ向かいにある道の駅の建物へ行き、名物の朴葉寿司とわらび餅を購入し、戻りがてら参加者のバイクを眺める。
すると、SSTRステッカーを貼ったXR100を見つけた。オーナーは友人らしき人達と話をしていたが、タイミングを見て声をかけた。
このバイクで千里浜へ行かれたんですか？
「いえいえ、これじゃなくガンマ500で行きました」
さすがにこれは給油が大変ですか？
「それよりお尻が死にます」
ガンマでも砂浜は大変だったのでは…
「そうなんですよ。砂を吸い込んじゃって」
と、SSTRあるあるで話が盛り上がる。
「このステッカー１枚で話が盛り上がるって、ある意味凄いイベントですよね」
言われてみれば確かにそうだ。これまでも何人もの人に声をかけ、何人もの人に声をかけられた。
「今年も開催されるといいですね。今度は千里浜で会いましょう」
そう言って彼は友人たちの所へ戻っていった。
時計を見るとちょうどいい時間だ。帰ろう。
Ｒ257を中津川へと向かう。車列に交じって付知峡を過ぎのんびり走っていると、このまま帰るのでは面白くないという悪い癖が出た。
ちょっと違う道を走ろう。福岡から蛭川方面へ向かう広域農道を見つけたので、そちらへ曲がる。この辺りなら、およその地理は頭にあるので見当違いの方向へ行くことは無い。
時おり車やバイクに出会う。もちろん、バイクとはヤエーのあいさつ。
回り道の看板があったので地図を確認すると、中野方へ向かうようだ。それならあそこへ寄ろう。
笠置山の麓をぐるりと回りこむ形で、知った道へ出た。そのまま中野方へ向かうと、左手に坂折の棚田が見たので左折する。
昨年ランチをいただいたなごみの家はお休みのようで、カーテンが閉まっていた。
誰もいなかったので、棚田の横の駐車場までバイクで下りる。トイレへ向かうと、ちょうど男性トイレを掃除しているおじさんに会った。
断って中へ入る。出てくると、おじさんに声をかけられた。
「大きなのに乗っとるね」そんなに大きくもないんですよ。
「どこから来たね」お隣の愛知県です。
「少し早かったな。まだ田起こしの最中だ」
確かに、水を張った棚田だったら綺麗だろう。でも写る空が灰色では景色も今一つ。そう、この時は曇り空だった。
それでも、笠置山をバックに広がる棚田はいつ見ても飽きない。
そこから八百津へと向かい、途中の新旅足橋(しんたびそこばし)で少し渓谷を眺め、街へ出ずに丸山ダムへと曲がってＲ21へ下りた。この後も走ったことのない道を通ろうと狭い街道のような道を走ったりしながら、予定通り昼過ぎに無事に帰宅した。
本日も無事故無違反、無転倒でした。
走行距離 約220Km
燃費 25.6Km/Ｌ
本日のレギュラーガソリン 134円/Ｌ(週明け上がりました)
KCBMですから…
コーヒーをいただきました。
テントの下に少しだけ椅子が用意してありましたが、多くの人は立ったまま飲んでいました。
会場のバイクたち
私が来た時は周りにバイクがたくさんいたのに、なぜかすっきりいなくなっていました。
毎年思いますが、この会場は逆光になり写真には不向きです(--;
SSTRのステッカーは
このバイクで参加していたら凄いですよね。シートが狭く、お尻が痛くなるそうです。
なぜステッカーを貼っているのか尋ねると「ステッカーを見て話しかけてもらえるから」・・・うまく引っかかりました(^^;
「ある意味、小型バイクで参加する人の方がつわものだよね」と意見が一致しました^^
笠置山をバックに
棚田の展望駐車場
田植え、稲刈り、いろいろな季節に来ていますが、今回はちょっと早かったかな。
お天気も今一つでパッとしませんね…
坂折の棚田
角度を変えて。
天気がよければとてもきれいに見えるのですが・・・
八重桜が綺麗に咲いていました
山の中の道沿いにポツンと一本。
メイン写真と同じ桜の木です。
新旅足橋
渓谷の高さは200ｍあるそうです。
橋脚の所に見える箱？のようなものは、日本一のバンジージャンプ。
さすがに高さがあるためか、ムササビのようなマントを付けて飛び降りたそうです。(昨年友人がトライしました）
橋の説明看板
お土産〜
スポット詳細情報
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