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初めての山陰へ〜鳥取城址と隼駅、そして…2日目

中国エリア(鳥取県) カテゴリ:自然
2020-10-15 01:14:28 走行日:2020-10-11〜2020-10-11
グー!(35)

目覚めると、願いもむなしく外は雨が降っていた。でも、間もなく止む様子。ただ、山の方は低い雲がかかっている。どうも日本海側からの風で次々と雲が湧くらしい。小雨くらいで済めばいいなと思いながら、朝食のため1階へ下りる。

朝ごはんを食べている間に雨は止んだようだ。念のためカッパを着て出発。海沿いの方が天気が良さそうだったので、山陰自動車道ではなくR9を走る。時々海岸が見える。砂丘じゃなくても砂浜が見えるんだと思いながら海を眺めるが、かなり波が高かった。
そう言えば、昨日は見事に1台もツーリングライダーを見掛けなかった。天気のためだろうか。今日はチラホラ見掛けた。

天気が良くないので砂丘には寄らず、道の駅『きなんせ岩美』へ。ここで岩美のマンホールカードと横尾の棚田カードをもらう。自宅への土産も調達し、今度は少し海から離れてK43で鳥取市内へ戻る。途中で百谷ダムへ寄り訪問記念写真をパチリ。
実は、2月下旬から配布見合わせになっていたダムカードが、鳥取県の6ダムのみ配布再開されていたので、これ幸いとルートに組み込んだのだ。友人には付き合わせて申し訳なかったが、これは外せない。

ここまで来ると、急に暑くなった。カッパを脱ぎネックウォーマーを外し、インナーウェアも脱いだ。グローブもスリーシーズンに交換。

市内へ戻ると鳥取城へ。ここは城跡のみだが、珍しい天球型の石垣がある。駐車場へ止め歩いて散策したが、何かの救助訓練かヘリがホバリングしていて音が凄い。そのうちに去っていったので静かになった。

この鳥取城址は、天守閣のあった山頂まで登山できるが、山を見て一瞬で「やめましょう」。
石垣が幾つもあり、かつての壮大さを物語っている。補強のために付け足されたという天球丸跡の石垣は綺麗な半球形で、どうやって作ったのか不思議だった。

市内の向こうの山並みには、相変わらず雲がかかっているものの、空は明るくなってきた。石垣を下り、入口にあった洋館『仁風閣』へ入る。遠目に見ると綺麗だが、近づくと年月による風化があちこちに見てとれた。ここで名城スタンプゲット。ここは、大正天皇が皇太子の頃に泊まられた館だと説明にあった。

時間は既にお昼だったが、朝ごはんをしっかり食べたのでお腹が空かず、次の目的地へと向かった。思えばこれが間違いの元だったが、その時は知る由もない。

八頭町の街を抜けさらに南下していくと、前方に2台のバイクが見えた。白いバイクと黒いバイク。行き先は同じかなと眺めていると、やはりそのようで、あっちへ曲がり、こっちへ曲がりと走った後、目的地『隼駅』へ到着。
思った通り白いバイクは隼だった。黒はV-MAXでどちらも地元ナンバーだった。駅の前で記念写真を撮り、駐輪場へバイクを止めると駅舎へと向かった。

電車に乗るためか幼子を連れた私お母さんたちが数組ホームにいたが、駅舎は閉まっていた。貼り紙があり、昼食のため留守にしてるとある。ローカルでいいなぁ、と眺めていたら、すぐにおじさんが戻ってきた。

「隼で来られたんですか?」と1人のお母さんに声を掛けられた。
いえ、違います。「どちらから?」私は愛知県です。熊本です。

それぞれ答えると「まぁ、遠くから来られたんですね〜!」「愛知県だって」「熊本だって」と賑やかになる。
皆さんは駅舎へ来られたんですか?「いいえ、電車に乗って出掛けるところです」

そんな話をしているうちにおじさんが駅舎を開けてくれた。
中へ入ると、サイトなどで見た通り隼グッズが並んでいる。それだけじゃなく、鉄道マニアが喜びそうな行き先プレートから車掌さんの制服のボタンまで色々なものが売られていた。
壁には、隼の日の写真や、スズキの社長が来られた時の写真も飾られている。

「そういえば、隼のラッピング列車もあるんだよね」と友人が言ったその時、まさかのラッピング列車がホームに入ってきた。何という偶然。すかさず写真を撮りに行く。
幾つか土産を買い、先程のお母さんたちが列車に乗ったのを見送って駅を後にした。

最後は佐治川ダムだ。13時半近くなっていたので、途中でお昼をと思ったが、探したお店はまさかの貸切りで入れず、その後はR482で山の中へ。鳥取自動車道があるためか、ほとんど車が通らない。貸切りロードをクネクネと登るが、またポツポツと雨が落ちてきた。

ダムの管理事務所でカードをもらうと、友人はこのあと津山城へ向かうという。来た道を引き返すのもつまらないし、どうせどこかで高速に乗るんだからと、私も城へ行くことにした。
辰巳峠を越えると雲が切れて青空も見えてきた。R179で津山へ向かう途中にあった道の駅『奥津温泉』で休憩。車も多く賑わっていた。

さすがにお腹が空いたので、何か食べるものはないかと探したが、食堂は終了して、うどん屋も売り切れ。諦めて、ケータリングで『すうめサイダーとヒラメ焼きのセット』を注文。初めて見る名前にどんなものかと思ったら、魚の形を模したパイだった。

一息ついたので出発。さすがにこの辺りまで来るとバイクも見かけたが、数は少ない。
給油をして津山城跡のある鶴山公園に着いたのが16時過ぎ。受付で「名城スタンプのある備中櫓は16時半に閉館ですよ」と教えてもらい、急いで登った。

何とか間に合い名城スタンプゲット。今回は、島根、鳥取、岡山と3県の城を巡ったことになる。

後はのんびり天守閣跡まで登り、四方を見渡した。「最後に青空の下を走れましたね」と、この2日間の天気を思い出して笑ったが、北を見ると、山にはまだ雲が厚くかかっていた。

さて、そろそろお別れの時間だ。地図を見ると、川沿いに走れば直ぐに津山インターに行けるようだ。友人は三次へ向かうというのでここでお別れ。お天気に振り回されたが、会えて良かった。またいつか、一緒に走ろうねと約束してそれぞれの帰路へついた。

中国自動車道に乗れば、後はひたすら高速を走るだけ。雨の心配もなく、道も空いている。広域情報では、宝塚辺りが混んでいるとか一宮が渋滞していると掲示板に出ていたものの、私が走る頃には解消していて問題なし。
ただ、眠気が少し出てきたので大津PAで休憩。ついでに夕食もとり、後は淡々と名神を走って、最後に給油して帰宅した。

走行距離 約530Km(2日間で1,150kmと、高知より短かった)
燃費 27,1km/L
本日のレギュラーガソリン
127円/L(津山)、151円/L(宝塚SA)、118円/L(地元)

朝ごはん^^

コロナ対策で、それぞれの皿や小鉢に1つずつラップがしてあり、ご飯とみそ汁は係の方がよそってくださいました。

しっかり食べておいて良かった〜

百谷ダム

山の大きさからみれば無理もありませんが、想像よりかなり可愛らしいダムでした。

ここのダムカードは、後で寄った佐治川ダムの管理事務所でもらえます。

鳥取城址

右上の丸くに見えるのが天球丸跡です。説明書きがあったので撮ってみましたが読めますか?

石垣からの眺めは、御覧の通り雲だらけ〜

仁風閣

名城スタンプはここに設置してあります。

中にある、支柱の無い螺旋階段が有名だそうです。

隼駅にて

メイン写真は駅舎です。

これは店内と壁に貼ってあったものを。

隼のラッピング列車を見れました!

ホームに入ってきた列車を見てびっくり。

角度が悪くて見づらいですが、他の人がいたのでこの位置でしか撮影できず…
ラッピング列車は鳥取方面から来ました。

下は普通の列車です。この鳥取行きにお母さん達はみんな乗っていかれました^^

佐治川ダム

峠に近いので、この辺りだけ雨模様でしたが、カッパを着るほどは降っていなくて助かりました。

ダム湖には水が少なかったです。

なお、R179で津山へ向かう途中に恩原ダムがありますが、岡山県のためダムカードは配布見合わせ中なので寄りませんでした(^^;

すうめサイダーとヒラメ焼き

コップの下にたまっているのはシロップで、混ぜて飲みます。すうめは、名前とは逆に甘い梅で美味しかったです。

ヒラメ焼きって何かと思ったら、パイでした。

昼食難民になったので、これがお昼代わりになりました。

津山城址

名城スタンプが設置されている備中櫓

石垣が高くて、時間が迫る中を登るのが大変でした(^^;

下は天守閣跡からの眺めです。

左は西向き。右は北向き。御覧の通り山に雲がかかっています。

今回ゲットしたもの

左)名城スタンプは、松江城(島根県)、鳥取城(鳥取県)、津山城(岡山県)と3県回れました^^

右上)隼駅訪問の記念に〜

右中)マンホールカード3枚

右下)鳥取のダムカード2枚

他に棚田カードもいただきました(^^)v


スポット詳細情報

  • 鳥取城跡
  • 住所:鳥取城
  • 駐車:あり

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