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寒い時期の風物詩〜山岡の寒天干しを見に。ついでに岩村城下町散策も

東海エリア(岐阜県) カテゴリ:その他
2019-01-27 12:36:49 走行日:2019-01-26〜2019-01-26
グー!(46)

1月最期の週末は、全国的に荒れるとの予報。では、おとなしく家にいようかと思っていたら、起きると青空が広がっていた。
こうなるとじっとしていられないのはいつものこと。

少し前に、ブロス友の日本三大山城のツーレポを見たので、久しぶりに岐阜県の岩村城跡を見たくなった。せっかくなので城下町も散策しよう。ついでに、途中にある山岡の寒天干しも見れたらいいな。大雑把にルートを決め、ヒーテックベストにオーバーパンツで10時半に出発。

シールドを開けると切るような冷たい風が入り込むが、ネックガードのお陰ですきま風も無く快適だ。ナックルガードも効果を発し、指先も大丈夫。

ところが、走るうちに路肩に白いものが現れ始めた。気温は2℃。山間に入ると、完全に凍結した路面もチラホラ。速度を落とし、急のつく動作を避け慎重に走る。
それでも陽の当たる部分は、塩カルは散布してあるものの凍結の心配は無さそうだ。

山岡へ入ると、辺りをキョロキョロ見回し寒天干しを探す。そのうちに田んぼの中に青い風除けネットと白い寒天が見え始めた。止めやすい場所を探して近くへ行く。作業をしていたおじさんに断り、写真をパチパチ。奥から順に干していくので、かなり乾燥したものと、まだ水が滴っているものを見ることができた。
寒天は、テングサという海草を煮詰めて作るので、山の中なのに磯の香りがするのが面白い。

心配していた天気も、まだ青空が広がっている。山岡を後にして岩村へ向かう。日陰のカーブ以外は普通に走れたが、岩村へ近づくと明らかに路肩の雪が多くなった。試しに雪に乗ってみたら、発進する時にタイヤが滑った。下手なことはしないに限る。

駐車場を探すのも面倒だったので、コミセンに止めて歩くことにし、駅に近い方からゆっくり散策する。
山栗を売っていたおばさんに呼び止められ、試食する。素朴な味が美味しい
「バイクで来たの? 寒いでしょう。気を付けてね」
そんな言葉を聞きながら1袋買う。今朝まで降っていたという雪があちこちに残っていたが、観光客の姿もある。

街並みには、商家や染め物屋など昔の建物が資料館として残っているものと、普通に営みをしている店が混在していたが、資料館はほとんど無料で見ることができた。ゆっくり見物したことがなかったので、1軒ずつ中へ入ってみた。
雛人形や甲冑が飾ってあったり、染め物屋の甕が残っていたり、なかなか興味深い。

お昼になりお腹が空いたので、『五平餅』の看板がある1軒のお店に入った。
小さなお店だったが、中はほぼ満席。ゴマだれの五平餅は焼きたてで美味しかった。モヤシとニンジン、キュウリの和え物もついていて200円はリーズナブルだ。

ふと窓の外を見ると、いつの間にか外は曇って雪が舞っていた。城跡まで歩くつもりだったが、バイクで行こう。
最後に、某テレビ番組で紹介されていた『かんから餅』を土産に買い、駐車場へ戻った。

歩いている間に雪が止んで青空になっていた。駐車場にいたおじさんに、城跡まで行けますかと尋ねると、国道は大丈夫だけど山道はわからないとのこと。とりあえず見てから考えよう。
R257を走り、分岐点から左へ曲がって先を見たとたん、路肩に雪が残る細い山道が目に入った。しかも日陰。迷わずUターンした。

そこから稲武までは、おじさんの言う通り凍結もなく、ほとんど車もいなくて快走できたが、R153へ曲がった途端ヤバイ感じに。いつもはバイクが溢れている道の駅も、1台止まっているだけだった。

伊勢神トンネル付近では−0℃の表示。その少し手前では0℃だった。どんな違いがあるのかななどと考えつつトンネルを抜けると、今回もまた変な車に遭遇した。
何もない所でいきなり40キロまで速度を落としたり、かと思うと60キロになったりと意味不明な運転をする。

更に、左カーブの三差路信号交差点で、青信号にも関わらず右折レーンと直線レーンの真ん中にいきなり止まった。これにはさすがに驚いてクラクションを鳴らしたが、全く何を考えているのか。
直進か右折か迷うようなら、もう少し手前で止まって確認すればいいだけのことではないだろうか。
その後いきなりスピードをあげ、1kmほど走ったと思ったら、少し広くなっている場所へ避けた。追い抜き様に見た運転手は、中年のおじさんだった。

足助の町に入る頃には、気温も5℃になっていた。これを暖かいと感じる自分に笑いながら、さすがに1時間も走っていると手が冷たくなったので、コンビニで休憩してから15時に帰宅した。


本日も無事故無違反、無転倒でした。
帰ってから塩カルも落としました(*^^*)

走行距離 約150km
燃費 25.5/L
本日のレギュラーガソリン 124円/L

※メイン写真は、寒天干しをバックに。

凍結路

日陰はご覧の通りで、なかなかスリルありました(^^;


左上)このくらいなら行けるかな〜

左下)ヤバいよね

右)カーブと下りは怖い(@@;

知っている道だからこの先の想像がつきましたが、初めての道なら引き返します。

寒天干しの様子 その1

上)こんな感じで、稲刈りが終わった田んぼに、寒天を乗せた板(すだれのようなもの)がずらりと並んでいます。


下)アップすると、寒天がまだ膨らんでいるのがご覧いただけると思います。もっとよく見ると、凍っているのもわかるかも(^^)

凍る→溶ける を繰り返して乾燥させていきます。

寒天干しの様子 その2

左)向かって左手から順に干していきます。写真に写っているのは、まだ干して間もない辺り。

中)真ん中あたり。かなり水分が抜けてきてます。凍っているのが見えますね(*^^*)

右)一番左の方。ほぼ糸寒天の状態に仕上がっています。

ちょっとお遊び^^

路肩に雪があったので、ちょっと乗せてみました。

発進する時に、少し滑ってドキッ。

下手なことはしないに限りますね(^^;

岩村城下町の古い町並み

左)通りの様子です。今も普通に営業している店が見えます。

右上)観光案内所になっていますが、もとは銀行支店の建物です。

右下)下で紹介しますが、藍染め屋の外観です。ここは資料館になっていました。

いわむら美術の館(旧柴田家)

ここには案内人がいたので、しばしお話ししました。

寒天問屋を営んでいたお宅のようです。

左は跳ね上げの扉。大きな物を出し入れするのに便利です。
座敷には、端午の節句用の甲冑が飾られていました。

似顔絵もずらり。ご存知のお顔もあるかも…

江戸城下町の館(勝川家)

写真で紹介しきれませんが、靴を脱げば座敷に上がったり、この階段を上って使用人部屋(屋根裏)も登れます。

ブーツが面倒でパスしましたが、お子さんがいたら喜びそう。あいにく、この時に来られていたのは大人ばかりでしたが。

中庭を抜け、蔵が並んでいるところなど、歴史好きの方なら堪能できそうです。

土佐屋(工芸の館)

染物屋ですが、建物の中を抜け、風情のある中庭を抜けると、機織りや生糸を作る機械の展示もありました。

一番奥に、染物に使った甕が埋めてある建物があります。

ヤバい気温

0℃と−0℃の違いは何でしょうね。
追記)−1℃まで行かない気温が−0℃なのだそうです。

息子曰く、−5℃にならないと、自然には路面凍結しないそうですが、パラパラ降った雪でぬれている所もあったので、慎重に走りました。


街に近づくとだんだん上がって5℃に。とても暖かく感じられました(^0^)

今回食べたものなど

左上)かんから餅です。お持ち帰りして食べましたが、店内でも食べられます。
ゴマとあんこ、どちらも優しい味わいでした。

左下)山栗の焼き栗。これも素朴な味わい。

右上)五平餅はゴマダレです。うまし!

右下)観光案内所でアンケートに答えてもらった粗品と、ラリーをやっていたので。楽しみが増えました(^^)


スポット詳細情報

  • 岩村の古い町並み
  • 住所:岩村城下町
  • 駐車:あり

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