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道南 男爵イモの里を行く

北海道エリア(北海道) カテゴリ:自然
2011-07-24 18:39:18 走行日:2011-07-21〜2011-07-21
グー!(2)

数日前から、天気が気になっていつも天気予報ばかりインターネットでチェックをしていた。北海道はここ数日、蝦夷梅雨とも思えるくらい雨模様の天気が続き、しばらくバイクから離れていたからだ。
ウィークデーが休日の職場へ配置換えになり、今度の休みには少し遠くまで足を伸ばそうと考えていた。
朝、4時30分に起床し、身支度を整えて5時15分に883をガレージから出して、一路中山峠を目指した。国道の表示板には「中山峠濃霧注意」の文字があり、山頂には雲がかかっていた。やはり今日も羊蹄山は見えないようだ。この時季の北海道は、朝夕と日中の気温差が大きく、ウェアの選定には非常に苦労をするのだが、今回もロングスリーブTシャツに革の上下にしたことは、正解だったようで、峠を降りたときの気温は10度、革でもかなり厳しい寒さだ。
留寿都から「細川たかし」の故郷である真狩村を抜け、黒松内町に向けて883を駆る。黒松内からは道々523号線を通るルートを選んだ。この道はツーリングマップル北海道でもお奨めの道で、交通量が少なく、高低差が少ないワインディングロードは、走っていてとても気持ちが良いばかりでなく、途中に風力発電所があり間近で見る大きな風車はとても迫力がある。
日本海側の国道229号線を南下し、島牧から寿都、瀬棚から北桧山、江差を通り、上ノ国町に入ったが、右手に日本海を眺めながら、平日の交通量が少ない道で、行き交うライダーと笑顔で交わすピースサインは心を和ませてくれる。
上ノ国町からは、道々5号線を通り木古内町に向ったが、道路と平行するJR江差線は、何度も踏み切りで交差するので、注意が必要だ。
木古内町からは国道228号線を函館に向うのだが、その途中にある渡島当別に立ち寄り、トラピスト男子修道院を見学した。並木の奥にひっそりと佇む修道院は、厳粛な雰囲気が漂っている。
修道院に隣接しているのが、今回のツーリングのメインである「男爵資料館」で、その名のとおり男爵イモ発祥の地である。
三菱重工の創始者である岩崎弥太郎の右腕であった川田男爵が、イギリスに留学していた際に出会ったイモを日本に持ち帰り、栽培したことがその名の由来のようである。
蒸気自動車「ロコモービル」を日本で初めて個人で購入した”オーナードライバー”でもあり、資料館にはその車両も展示してあった。
その後、函館に立ち寄り、国道5号線を札幌方面に向けて走り、途中、室蘭から高速道央自動車道を走って、札幌に到着したのは午後8時を過ぎていた。走行距離800辧延べ15時間のツーリングで、とても満足した休日だった。

道々523号線

風力発電所は迫力

トラピスト男子修道院

タイムスリップしたような気分になります。


スポット詳細情報

  • 男爵資料館
  • 駐車:あり

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