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岬めぐり 道東編

北海道エリア(北海道) カテゴリ:自然
2017-09-13 22:47:37 走行日:2017-09-09〜2017-09-11
グー!(23)

♪あなたがいつか、話してくれた 岬を僕は訪ねてみた(^^♪ なんて唄が昔ありましたが…
最近、道東方面といえば知床半島から阿寒や紋別などに行っていましたが、久しく根室には行っていなかったことから、今回は納沙布岬を目指して、岬めぐりのロングツーリングを計画していました。
ただ、以前に納沙布岬に行ったときは、帯広・釧路から、かなり濃い霧に包まれ、北方四島どころか、目の前の海さえ見えないほどでしたので、がっかりした印象ばかりが強く残っていましたが、以前に根室に勤めていた方が、しきりに根室を褒めるものだから、何となく行ってみたい気持ちになり、計画の実行を9月9日に決定しました。
根室にツーリングに行くことを、北見にいる友人にメールしたところ、「俺も行く!」と言うことで2人旅となりました。当日は午前4時半に起床し、5時にはFXSTをガレージから出してR275を旭川を目指しましたが、当別あたりから雲行きが怪しくなり、滝川の直前で遂に雨が降りだし、旭川を過ぎて層雲峡に入っても雨は止みません。
石北峠の頂上に到着し、そこから北見の友人にメールを入れたところ、「北見は快晴」との返信。家内にも無事を知らせるメールをしましたが「札幌は快晴」…( ;∀;) どうも、自分の走っているところだけ雨が降っているようで、雨雲と一緒に東に走ってきたようでした。
北見の手前の温根湯の道の駅に到着したときには雨も止み、午前10時半過ぎには北見の友人宅に到着、友人の奥さんとも30年ぶりに再会することが出来て感激でした。
友人宅からは道々556?道々104を通って網走湖畔を走り、網走市内を抜けオホーツク海岸線のR244を走るルートで斜里を目指しましたが、網走からは再び雨が降りだし、途中のバス停でカッパを着こみ、少しの間雨宿りをした後、R334を斜里?ウトロ?知床峠に向かいます。
ウトロからは急に晴れ間が広がり、峠の頂上に着いたときには、早い雲の流れを受ける雄大な羅臼岳を見ることができました。あいにく頂上は、雲を受けて見えませんでしたが、雲の動きで瞬く間に周囲の雰囲気が変わる自然の雄大さを感じることができました。
羅臼からはR335を尾岱沼に向けて走り、午後6時ころに今日の宿泊場所である「尾岱沼ふれあいキャンプ場」に到着。予めバンガローを予約していたので、バイクを2台バンガローの横に停め、焚火を囲みながら、近くのセコマで買った焼肉を食べ、ビール(私はノンアル)を酌み交わしながら、家族の事や仕事の事など、久しぶりにあれやこれやと話して、9時過ぎには眠りに付きました。
午前5時…歳を取ると朝が早くなると言いますが、尿意で目覚めそのまま起床。昨日の天気予報から変わって、今日は根室地方は午前中雨…( ;∀;)
簡単な朝食を済ませ、午前7時前に尾岱沼を出発しましたが、最初からカッパを着用してのスタート、案の定、途中でドシャ降りの雨、8時を過ぎるとすれ違うライダーも多くなりますが、条件が厳しければ厳しいほど、ピースサインが一段と嬉しく感じます。みんな強い雨と強烈な風を受けハンドルを必死に掴んで身をかがめ、シールドを容赦なく叩きつける雨が視界を遮り、険しい表情で前を見つめながら走って来て、すれ違う瞬間のピースサインは互いの心に温かさを与えてくれます。
根室市内に入り、道々35を南側(下側)から周り、午前9時に納沙布岬に到着しましたが、雨は小降りになっていて、遠く水晶島のロシア軍の施設や貝殻島の灯台がハッキリと見えました。
納沙布岬を出発し、今度は道々35を北側(上側)から周り、根室市内に入り、北見の友人とは根室の駅で別れ、そこから私は別の知り合いのところで用事を済ませ、お昼過ぎに再出発しました。
根室からは、半島の南側を通る道々142の海岸線を走り、昆布盛の海岸からユルリ島を望みながら、落石岬を目指しましたが、岬に行く途中で一部舗装が無なっていて、さらに進むとゲートが閉められており、岬の先端までは行けませんでしたので、引き返して次の目的地である「霧多布岬」を目指します。
根室ではまだ燃料が半分以上あったので、安心していたのですが、行く先々の漁港にあるガソリンスタンドは定休日になっていて、次第に心細くなってきました。
浜中町なら大きな町なのでガソリンスタンドも営業していると思いましたが、ここもすべてお休みでした。霧多布岬に到着した時には、すっかり雨も上がり、流れる雲から強い日差しが差し込んで、とてもきれいな景色で、ある意味、雨の日にしか見れないすばらしい景色を見ることが出来た気がします。(負け惜しみではありませんヨ。)
浜中町から厚岸に向かう道々123は、林を抜けては途中で海が見え隠れするとてもきれいな道でしたが、だんだんと少なくなる燃料計にハラハラしながら厚岸町に入りました。
しかし、町内にはスタンドはあるものの、やはり休業… 国道に出て釧路方面に少し走ったところで、ようやく1軒のガソリンスタンドを発見し無事に給油完了し、釧路から今宵の宿のある帯広を目指します。
釧路市内に入ると、晴れて気温も高くなりましたが、R235を白糠あたりまで来ると、次第に日が傾きかけ、少しひんやりとして来ました。豊頃に到着するころには日が日高山脈に沈みかけて、とてもきれいな夕日を見て、明日はきっと晴れると確信しました。
翌朝、4時半に目が覚めると外は晴れていて、絶好のツーリング日和。早めに朝食を済ませてから8時にはホテルを出発し、計画では十勝清水から高速道路を走ってまっすぐ札幌に帰るコースを予定していましたが、今回は雨に当たったことから、せっかくの晴天を満喫するために、広尾から襟裳岬を経由して帰ることにしました。
帯広・広尾自動車道を走り、終点の忠類大樹ICで降りてR236?R336を広尾に向かい、午前11時前に襟裳岬に到着。襟裳岬からは海岸線を通り札幌には午後4時に到着しました。今回のツーリングでの走行距離は1300辧知床岬のある知床半島を横断し、納沙布岬、落石岬、霧多布岬、襟裳岬と道東の岬を巡る久しぶりにハードなロングツーリングでしたが、旧友と共にとても充実した楽しい時を過ごすことができて満足しました。

石北峠

北見方面は晴れていました。

知床に向かう途中

バス停の小屋で雨宿り

ウトロの手前

ウトロあたりから、晴れてきました。写っているのは友人です。

尾岱沼のキャンプ場

朝日がきれいです。写っているのは友人です。

納沙布岬

雨が降っていましたが、貝殻島や水晶島ははっきり見えます。

霧多布岬

段々と晴れて来て、気温も上がってきました。

日高山脈に沈む夕日

広尾の草原に丹頂鶴

もう少しで襟裳岬

襟裳岬

快晴で気持ちがイイです。


スポット詳細情報

  • 納沙布岬

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